今日は、どんよりとした小雨模様の朝を迎えています。
昨日は、先輩より美味しいお酒を飲ませていただき、まだ少しその余韻が残っております。そんなわけで、朝からですが、ジャージーなこの曲を選んでみました。
昔、マリア・マルダーが歌っていたのを聞いて、好きな歌でした。しかし、ジャズ・ヴォーカル史上の不滅と言われるビリー・ホリディですが、Wikipedia で彼女のことを読むとすさまじいばかりの過酷な人生を生きた不幸な女性だったということを初めて知りました。
そういう人生があるからこそ、人を引きつける歌が歌えたのかもしれません。ジャズというと今では、何か洗練された音楽のような印象も持ったりしますが、黒人が抱えた悲惨なアメリカの過去時代もあったということを彼女の歌が素晴らしいだけに、一方では複雑な気持ちでそういうこともまた考えさせられてしまいました。
昔の大恐慌の時代にも活躍した彼女ですが、それからすると今はまだまだ恵まれていると思わざるを得ません。