Gram Parsons - In My Hour Of Darkness
今日は、麻薬の過剰摂取で残念ながら享年26歳という若さでこの世を去った元バーズ、元フライング・ブリトー・ブラザーズのグラム・パーソンズの41回目の命日です。
彼が亡くなってしまった頃に、小生は彼のことを知ったので、衝撃でした。41年前、小生はバーズのアルバム「ロデオの恋人」をよく聴いていて、カントリー・ロックが好きになりました。
それで彼のソロ・アルバムの「G.P」や「Grievous Angel」も買ってよく聴きました。
この曲は、「Grievous Angel」のラストの曲でした。また、一緒に歌っている無名だったエミルー・ハリスを見出したのも彼の功績でありましょう。
大学に入ったばかりの頃は、まだタイトなロックも聴いていて、ローリング・ストーンズが初めて来日するということで、新宿のピアだったかに徹夜で並んでチケットをやっと確保したものの、これもまた麻薬のせいで、来日公演はキャンセルとなり、彼等を観ることは叶いませんでしたが、当時好きだった彼等のアルバム「スティッキー・フィンガーズ」で歌われた「ワイルド・ホーセズ」がグラム・パーソンズのことを歌ったものだったということ知ったのは、それから少し先のことでした。
傷心に打ちひしがれたエミルー・ハリスは、その後ソロとなり、スターの道を歩んでいくことになったのが救いでした。
歴史に「もしも」はありませんが、彼が未だ存命であればと、その後のことなどに想いを馳せたりしてしまいます。
小生の中では、未だに彼がカントリー・ロックの星であって、その星は未だ輝いています。
Old & in the Way / Wild Horses
最後に「ワイルド・ホーセズ」の話を出しましたので、ローリング・ストーンズのバージョンではありませんが、ブルーグラス界のスーパー・セッション・アルバム「Old & In The Way」からのヴァージョンを追加します。