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Eight-Door Memories

~ 〃歌探し人〃 takaboh のブログ ~         ※コメントは、管理者の承認後に表示されます。

イアン・マシューズ

2009-03-02 10:53:28 | 音楽

  Matthews Southern Comfort - Woodstock (1970)

 今日は、昨日とは一転して、寒い日になりました。

 さて、GAROがCSN&Yの影響を受けていたという一方、伝統の国、英国にもアメリカへの憧れを持っていた人と思われる人達がおりました。その代表的な人、イアン・マシューズを取り上げてみます。

 この方、フェアポート・コンベンション、マシューズ・サザン・コンフォート、プレイン・ソングなどを経て、ソロになった人と、知っているのは、このくらいですが、You-Tubeを見ると現在も頑張っているようです。

 本日の曲、「 woodstock 」は、ジョニ・ミッチェルがあの伝説のコンサート、ウッドストックを見て作った曲だそうですが、この名曲は、CSN&Yの名演でよく知られています。

 英国では、このマシューズ・サザン・コンフォートが取り上げ、叙情的に歌い上げ、英国でヒットしました。イアン・マシューズは、ジョニ・ミッチェル、CSN&Y、ニール・ヤング、またソロになってからも、ジャクソン・ブラウンとかアメリカに対する憧れを持っていたようです。

 自分も学生時代、この曲を音楽喫茶に行って、リクエストし、初めて聞いた時には、ずいぶん感動したことを今でもよく覚えています。


ノーマン・ブレイク

2009-02-24 21:50:44 | 音楽

  Norman Blake, Flatpicker

 またまた、ノーマン・ブレイクという自分のフェイバリット・アーティストのご紹介になります。彼は、トラディショナル・ミュージックの研究家、演奏家で、学生時代、「 Home in Sulphur Springs 」というアルバムを聞いて、好きになりました。

 この曲は、そのアルバムにも入っている「 Randall Collins 」と「 Done Gone 」です。奥さんとよく一緒に演奏しているようです。彼のフラット・ピッキングは見事ですし、ナイーブな声も大好きです。

 しかし、いつもながら、こうして昔は考えられなかった映像を見られるYouTubeには感謝していますが、いつかお届けしたいとためていた映像のリストのうちの多くが削除されていました。著作権のからみがあるので、仕方がないですね。また、見つけたいと思います。

 


デビッド・リンドレー

2009-02-20 09:10:28 | 音楽

  Jackson Browne & David Lindley - Call It A Loan 2006

 今日も、ジャクソン・ブラウンの映像ですが、この曲も大好きな曲で、第6作目の「ホールド・アウト」のB面に入っていました。昨日も書きましたが、ジャクソン・ブラウンは、「プリテンダー」くらいまでは、まぁ良かったのですが、「孤独のランナー」あたりから「アレっ」と思うようになり、「ホールド・アウト」を最後にあまり聞かなくなっていました。決して悪いというのではありませんが、当時の自分にとっては、〃特別の存在〃ではなく、普通のシンガーソングライターになってしまったという感じでした。

 彼のファーストは、好きな曲がたくさんあり、素晴らしいアルバムでしたが、たくさんのアーティストに取り上げられ、すでにそちらで聞いていた「These Days 」やイーグルスのヒット曲「 Take It Easy 」は入っておらず、待ち焦がれていた二作目に入っていて、これがジャクソン・ブラウンのオリジナルなんだと感慨深いものでしたし、第三作目の「レイト・フォー・ザ・スカイ」は、最初から最後まで素晴らしい曲と構成の名盤で、すり切れるくらい聞きました。ですから、一枚目と三枚目はCDになってから、また買い直し、たまに聞いていました。

 それで、その後は、ベスト盤などを買って聞いていましたが、やはり彼をまた見直したのは、ソロ・ライブでした。ロック・サウンドではなく、やはり歌中心の彼に戻ってきたと感じたからです。それに、見直したのは、ジャクソン・ブラウンの演奏者としての資質でした。ギターもピアノも悪くありませんでした。(失礼)

 今日の曲も「ホールド・アウト」では、エレクトリック・ギターのアレンジでしたが、やはり、このアコースティック・ヴァージョンのほうが好きです。しかし、今日の主人公は、デビッド・リンドレー。彼は、ギターも素晴らしいですが、昔からラップ・スティール・ギターの名手という形容詞がつけられていましたが、フィドルやマンドリンも弾きますし、昨日の映像では、リュート、そして、今日は、アイリッシュ・ブズーキでしょうか。

 彼は、「怪物」というソロ・アルバムも出していますが、残念ながら持っていません。顔も(失礼)ですが、演奏者としてもまた怪物ということなんでしょうね。「レイト・フォー・ザ・スカイ」が衝撃的だった自分には、ジャクソン・ブラウン・サウンドというと、どうしてもデビッド・リンドレーのラップ・スティール・ギターというのが耳に染みついていて、彼なくしてジャクソン・ブラウンは語れません。

 


ジャクソン・ブラウン

2009-02-19 11:24:59 | 音楽

  Jackson Browne & David Lindley - Too Many Angels Acoustic 2006

 ジャクソン・ブラウン、彼は学生時代、takabohのヒーローでしたので、こうして最近の映像が頻繁にアップされ、見ることができるのは、嬉しい限りです。

 しかし、昔、彼がだんだん売れ始めてきて、好きだったシンガーソングライターのスタイルから、イーグルスがそうだったようにメジャーになって、多くの人に知られるようになり、それゆえにサウンドがタイトになってくると自分的には、嫉妬なのか、ひねくれているのか、誰でも知っているようになると、サウンドもメジャーになるにつれて、どこかつまらないものに思えるようになり、彼から離れてしまっていましたが、最近、ソロのCDを聞き、弾き語りのスタイルをやっていたので、また聞くようになりました。

 ところで、この曲もソロ・アルバムを聞いて、好きになった曲です。曲調は、初期の頃を思わせるような感じがしますし、昔からのパートナー、デビッド・リンドレーがここではなんと、リュートを弾いています。こういうポピュラーな曲で、リュートを見るのは、初めてです。ほんとに彼は、音の職人なんですね。後で、詩の意味も少し調べてみようと思います。

 話は変わりますが、元はっぴえんどのギタリスト、鈴木茂が大麻所持で逮捕されました。はっぴいえんども昔、聞いていたので、ショックです。このところ、相撲をはじめ、有名大学の学生まで大麻の汚染が広がっています。本当に困ったものです。たぶん、他人事ではなくもう相当なところまで、広がってしまっているのかもしれません。どうしてそうなるのか分かりませんが、国が滅びる時は、必ず内部の崩壊から自滅するという名言がありますが、日本もそういう段階に入りつつあるのでしょうか?!

 「 Yes We Can 」ではありませんが、もっともっと日本も元気を出して、いきたいものです。「Wakeup Japan !!」 


エルモア・ジェームス

2009-02-17 19:14:34 | 音楽

  Elmore James - It hurts me too

今日も寒い一日でした。風邪などひいていませんか?

 さて、コアラ座(takaboh用語)の私は、こう寒いと活動が極めて少なくなり、ほとんど暖かい部屋でじっとしているというような状態になっています。早く春が来てくれればと祈るばかりです。今は、何かしらの力を蓄えて、春になったら少し活動的に動けるようになりたいものです。

 ところで、今日の曲は、そんな心境からかブルースで行って見たいと思います。エルモア・ジェームス、この人も学生時代から好きでした。ブルースは、吉祥寺の成蹊大の近くにあった名前は忘れましたがブルースのお店とか中野にあった「キング・ビスケット」とかにたまに聞きに行っていました。当時は、レコードはあまり買えないので、本をブックバンドで締めて持参し、何時間もコーヒーと少しの食事をしながら、音楽を聴いたりしていたことを懐かしく思い出します。

 この曲は、よくカヴァーされています。クラプトンもエルモア・ジェームスは好きらしく、いろいろ取り上げています。たぶん、クラプトンの影響で、エルモア・ジェームスが好きになったのだと思います。独特のノリのあるスライド・ギターは、やはり魅力的です。

 ブルースはあまり聞かなくなりました。でも、最近ふと聞きたくなる時があります。ブルースというと昔の大恐慌の時代を連想したりしますが、この不況の時代、だんだんブルースを聞きたくなることも多くなってくるのかもしれません。