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Eight-Door Memories

~ 〃歌探し人〃 takaboh のブログ ~         ※コメントは、管理者の承認後に表示されます。

サラ・ワトキンス、サラ・ジャロス、アオイフェ・オドノヴァン

2015-04-28 19:42:25 | カントリー・ブルーグラス


  Sara Watkins, Sarah Jarosz, Aoife O'Donovan - Crossing Muddy Waters

 このユニットは凄い! このブログでも個々に取り上げたことのある米国の若手有望女性ミュージシャン、サラ・ワトキンス、サラ・ジャロス、アオイフェ・オドノヴァン。それぞれに好きなミュージシャンです。

 サラ・ワトキンスは、クリス・シーリーや兄のシーンとのニッケル・クリークやジャクソン・ブラウンのバックで活躍していた。サラ・ジャロスは、幼い頃からマルチ・ミュージシャンで活躍してきたし、アオイフェ・オドノヴァンは、クルキッド・スティルで活躍してきました。

 新しいスタイルのブルーグラスやフォークを追求してきた人達なので、このユニットも非常に楽しみです。

 三人のそれぞれの歌とハーモニーも聴けるし、演奏もスリリングです。タイトルにマディ・ウォータースの名前が入っていますが、歌詞が知りたいところです。

 一時的なユニットなんでしょうが、3人とも大好きなミュージシャンなので、非常に嬉しいです!!



  The Bluegrass Situation // Sarah Jarosz & Aoife O'Donovan, 'Some Tyrant'

 サラ・ワトキンスはおりませんが、二人の素晴らしいハーモニーとギター、ロケーションも良く、心が洗われるようです。


ランジェラス

2015-03-07 11:05:14 | カントリー・ブルーグラス


  L'Angelus "Wait a Minute" live in Ireland

 大好きなハーブ・ペダーセンの「Wait a Minute」を若い兄弟バンドがしっとりと素敵なハーモニーで聴かせてくれたので、取り上げてみました。

 このバンドは、ルイジアナの兄弟バンドだそうですが、最初の映像やどこかアイリッシュ・ミュージックを想わせるような出だしを感じたのですが、ライブ会場がアイルランドだったですね。

 他の歌を聴いてみるとフランス語の歌やケイジャン・ミュージックなどを演奏していますので、やはりルイジアナのバンドだなと思いました。

 兄弟ならではの素晴らしいハーモニーですが、アメリカは、素敵な家族バンドが多いですね!

 ケイジャンというと古い記憶では、後にフライング・ブリトー・バンドにも加入したスワンプ・ウォーターのギブ・ギルボウとかを思い出します。

 この歌は、ハープ・ペダーセンの「SOUTHWEST」に入っておりました。デザート・ローズ・バンドでもよく歌っていましたね。



  Chris Hillman & Herb Pedersen - Wait a Minute [Live at WAMU's Bluegrass Country]

 最後は、クリス・ヒルマン&ハーブ・ペダーセンで締めたいと思います。


J,D.クロウ&ザ・ニュー・サウス

2014-09-22 17:49:16 | カントリー・ブルーグラス

  J.D. Crowe & The New South: When the Leaves that are Green Turn to Brown | Jubilee | KET


 この曲は、サイモン&ガーファンクルの歌ですが、それもバンジョーの名手、J.D.クロウにかかるとこのようなブルーグラスになってしまいます。


 このJ.D.クロウ&ニューサウスと言えば、小生が若かりし頃は、後のスーパー・スター、トニー・ライス(guitar)、リッキー・スキャッグス(mandolin)、ジェリー・ダグラス(dobro)などを輩出し、リーダーのJ.D.クロウは、アール スクラッグスやドク・ワトソン亡き今、大御所とも言える存在です。


 小生がカントリー・ロックやブルーグラスに興味を持ったのは、前回も書きましたが、もともとはザ・バーズが最初でした。

 それで、ブルーグラスが凄いと思うようになった決定打は、なんと言っても、当時のニューグラスのスーパー・セッション、ミュール・スキナー・ライブやオールド・アンド・イン・ザ・ウェイのアルバムでした。


 それらのスリリングな演奏と歌を聴いたこと、そして、ボブ・ディランのバック・ミュージシャンとして売り出し中だったノーマン・ブレイクのソロ・アルバムを聴いたことで、ブルーグラスを好きになってしまいました。


 ブルーグラスは、その当時、伝統とともにカントリー・ロックやS&Wの歌などとの融合が図られつつあり、サウンド的にも進化してきておりました。

 小生が当時、聴いたのは、今思うと純粋なグルーグラスではなく、ニューグラスと言われた新しいブルーグラスだったと思います。


 当時のアルバムでは、カントリー・ガゼット、ローワン・ブラザーズ、ニューグラス・リバイバルなどでした。

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 ところで、昨日は先日のライブの打ち上げに友人のPinebridgeさんと一緒に行って、先日のライブでは、楽屋にいて聴けなかった他のバンドの演奏を最高のロケーションの中で楽しませてもらいました。


 その詳細は、Pinebridgeさんが彼のブログ「Pinebridge-Guitar-Memo」で書いてくれておりますので、宜しければ、ご覧下さい。


 ちなみに昨日、この曲もステージ上でぶっつけで演奏することになり、S&Gヴァージョンでやらせてもらったのでした。



グラム・パーソンズ

2014-09-19 15:23:33 | カントリー・ブルーグラス

  Gram Parsons - In My Hour Of Darkness


 今日は、麻薬の過剰摂取で残念ながら享年26歳という若さでこの世を去った元バーズ、元フライング・ブリトー・ブラザーズのグラム・パーソンズの41回目の命日です。


 彼が亡くなってしまった頃に、小生は彼のことを知ったので、衝撃でした。41年前、小生はバーズのアルバム「ロデオの恋人」をよく聴いていて、カントリー・ロックが好きになりました。


 それで彼のソロ・アルバムの「G.P」や「Grievous Angel」も買ってよく聴きました。


 この曲は、「Grievous Angel」のラストの曲でした。また、一緒に歌っている無名だったエミルー・ハリスを見出したのも彼の功績でありましょう。


 大学に入ったばかりの頃は、まだタイトなロックも聴いていて、ローリング・ストーンズが初めて来日するということで、新宿のピアだったかに徹夜で並んでチケットをやっと確保したものの、これもまた麻薬のせいで、来日公演はキャンセルとなり、彼等を観ることは叶いませんでしたが、当時好きだった彼等のアルバム「スティッキー・フィンガーズ」で歌われた「ワイルド・ホーセズ」がグラム・パーソンズのことを歌ったものだったということ知ったのは、それから少し先のことでした。


 傷心に打ちひしがれたエミルー・ハリスは、その後ソロとなり、スターの道を歩んでいくことになったのが救いでした。


 歴史に「もしも」はありませんが、彼が未だ存命であればと、その後のことなどに想いを馳せたりしてしまいます。


 小生の中では、未だに彼がカントリー・ロックの星であって、その星は未だ輝いています。


  Old & in the Way / Wild Horses


 最後に「ワイルド・ホーセズ」の話を出しましたので、ローリング・ストーンズのバージョンではありませんが、ブルーグラス界のスーパー・セッション・アルバム「Old & In The Way」からのヴァージョンを追加します。



シエラ・ハル

2014-09-09 16:03:42 | カントリー・ブルーグラス

リクエストによる埋込無効

 

  Sierra Hull - River Of Jordan

 

 先日のアコースティック・ライブ後、家にいながらもいろいろバタバタしておりました。

 

 先日のライブでは、ブルーグラスを生で聴いたりしてものですから、家でもブルーグラスの歌など聴いたりしておりました。

 

 小生にとっては、やはりアメリカ音楽と言えば、やはりカントリーやこのブルーグラスというのが一番に頭に浮かんできます。

 

 米国の伝統を感じ、庶民に根付いた音楽という気がするからです。また、ハーモニーと高いテクニックに裏付けられた各パートのアドリブが魅力です。

 

 ところで、このシエラ・ハルですが、以前も有望な若手として取り上げたことがありましたが、居並ぶベテラン方を前にしても、彼等を唸らせるような演奏は、あらためてそのポテンシャルの高さを感じました。

 

 ちなみにこの歌も好きな歌です。彼女の透明感のある歌声もマンドリンも最高ですね。

 

 益々の活躍を期待しております。