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Eight-Door Memories

~ 〃歌探し人〃 takaboh のブログ ~         ※コメントは、管理者の承認後に表示されます。

バッド・フィンガー

2011-09-10 09:32:07 | ロック

  Badfinger - Without You - Pete Ham

 今回のtakaboh が好きだったオールディーズも、とりあえず今日で最後にしたいと思います。

 今日は、1972年、ハリー・ニルソンが歌い、大ヒットした「ウィズアウト・ユー」です。マライヤ・キャリーなど180のアーティストにカヴァーされたほどの名曲です。

 しかし、この曲のオリジナルは、あまり知られていません。オリジナルは、本日取り上げましたバッドフィンガーです。1970年にリリースされたセカンド・アルバム「No Dice 」に収められています。

 バッドフィンガーは、アップル・レーベルからビートルズの弟分として売り出されましたが、名前が悪かったのか、運悪く悪徳マネージャーを雇い入れたため、極貧生活と訴訟に疲れ、この曲の作者であるピート・ハムとトム・エヴァンズが次々に自殺するなど、才能がありながらも悲運のグループでした。

 「Maybe Tomorrow 」、「Day After Day」などは、青春時代の思い出の時間を綴ってくれた好きな曲でしたし、好きなグループでもありました。

 作者のピート・ハムと言えば、思い出深いのは、バングラディッシュ・コンサートで、ジョージ・ハリスンと二人で「Here Comes The Sun」を奏でた姿でした。

 バッドフィンガー。「ウィズアウト・ユー」を聴いたら、せめて彼等のことを思い出して下さい。安らかなれ、ピート・ハム。あらためて、ご冥福をお祈りします。

 


ダイアー・ストレイツ

2010-04-27 21:34:10 | ロック

  Dire Straits - Why Worry

 この曲を初めて知ったのは、アート・ガーファンクルのヴァージョンでした。彼のヴォーカルとバッキングのギターのフレーズに参ってしまいましたが、曲を書いたのは、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーだと知り、また驚きました。

 というのは、自分が知っているダイアー・ストレイツは、デビュー当時の「Sultuns of Swing」のようなイメージがあったからで、このような美しい曲を書いているとは知らなかったからです。

 マーク・ノップラーは、ディランをはじめ、いろいろな人と共演を果たしているようで、やはり才能がある人は違います。私のブランクの間に大きく飛躍していたようです。

 今後益々の活躍を期待しています。


ルシンダ・ウィリアムス

2009-09-29 22:31:45 | ロック

  Lucinda Willims - Austin City Limits

 外人の女性だからこそのボーイッシュで、投げやりで、悪女っぽくって、・・・、そんな格好良さというか、これまでCDしか聴いたことがなく、イメージの中の人でしたが、実際もやはりイメージどおりという感じの人でした。

 曲は、アルバム「CAR WHEELS ON A GRAVEL ROAD」から「Drunken Angel」です。  

 


リトル・フィート

2009-03-27 17:01:43 | ロック

  Little Feat - Willin'

 今日は、天気は晴れましたが、外はやはりまだ寒いです。

 さて、今日は、数多くのアーティストにカヴァーされているリトル・フィートの名曲「Willin'」を取り上げてみました。歌っているローエル・ジョージは、味のあるヴォーカルとスライド・ギターの名手でしたが、1979年に薬物の過剰摂取により残念ながら亡くなっていますが、リトル・フィートは、残ったメンバーで今も活動しているようです。

 この曲は、歌がメインのナンバーで、ファースト・アルバムに入っています。このアルバムは二枚目の「セイリン・シューズ」や三枚目の「ディキシー・キチン」に比べるとあまり取り上げられませんが、自分的にはシンプルなファースト・アルバムが好きでした。残念ながら、LPを手放してしまい、手元にありません。こうして書いていると、また聞いて見たい気がします。

 このグループも、スターはいないのですが、素晴らしい演奏者が集まっているグループで、バンドとしてのレベルが高いということで、東のザ・バンド、西のリトル・フィートと評されたりしていた記憶があります。

 最近の彼らの新しいサウンドは、聞いていませんが、自分が昔知っている彼らは、ザ・バンドのように独特のノリがあって、演奏にグルーヴ感があり、やはり実力派バンドという感じでした。