【相対性ゴルフ論】目指せ@月一ゴルフでシングル(級)

毎週行けば誰だってシングル。月一だから苦労する。心構えと頭の使いようで今日から貴方が別人になる【相対性ゴルフ論】。

距離感て何?

2005年12月07日 | 実戦ラウンド
■ゴルフは距離感のスポーツです
 空間認知のスポーツといいかえてもOKです。

 見た目には平らでも、屋外の芝は決して平らではありません。
 ティーグランドもフェアウェーも、そしてグルーンも。

 3次元の世界にどう対応するかを推測するスポーツです。
アンジュレーション、傾斜、うねり、凸凹・・・
 その中をボールが進みます。
 
 空間には何もない、と思うかもしれません。
しかし、風、空気の重さ、気温、湿度。
空間にも、ボールの動きを妨げるさまざまな要素があります。


■その中で方向を決めます。ボールを打ち出す方向です。
 
 方向は努力である程度極めることができます。
 しかし、距離感は持って生まれたもの、と言われてきました。
 本当でしょうか?

■ 日本語では「距離感」です。
 自分とある物までの長さ、それが距離です。
 「距離感」というと何か絶対的な気がします。
10mには10mの、18mには18mの距離差といという絶対的な相違がありそうな気がします。
だから、持って生まれた「才能」が決め手だと思われがちです。

 ところが、英語では「スピード」と言います。
 ボールを打ち出すクラブ(=腕の振り)のスピードなのです。
 遠い近いという物理的な距離の差ではありません。
 腕の振り方の速い遅いの差なのです。
 10mのスピードと18mのスピード。ただ、腕の振り方による違いでしかない。
つまり相対的な距離の差なのです。

プレーヤー自身で違いをつけられる差です。
「才能」も必要でしょうが、スキルアップによって解決する問題なのです。

■100号記念品の募集で多くのご意見が集まりました。
 その中で多かったのは「距離感」を身につける方法でした。
 かなり困難な問題ですが(言葉で表現しづらいと言う意味で)、
 今日から何回かにわけてトライしてみます。よろしくお願いします。