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「マウナラニ・サウス」の有名な「海越え」のパー3。
距離はレギュラーティーからで150y強(チュンピオンからは230y)。
プレッシャーをかけたわけではないが、しかも現地の支配人の方で毎週プレーしているようですが、彼はこのあと見事に海ポチャ。察するところ現地でのハンディ12くらい(ということは国内では8、9)の上手な方でしたが、カメラのプレッシャーに負けたのだと思います。
僕は大切な「ゴルフのお弟子さん」と思い込んでいますが、支配人はどう思われているか分かりませんね。
■本題は遅いグリーンへの対応です
ハワイで多いのがバミューダ芝。日本の高麗芝に似ています。
沖縄やグアムも目が強いですね。(本来は“芽”ですが、ゴルフでは“目”のほうが通りやすいようです)
現在、日本のグリーンはほとんどベントなどの洋芝になっています。
目の影響があまりないゴルフ場での直前練習と、いわゆる遅いグリーンの練習法は違ってきます。
■高麗芝といえば東では「川奈」が、西では「鳴尾」が有名です。
どちらも伝統がある名門コースです。「鳴尾」は1920年オープンの老舗。開業当時から、グリーンやコースはほとんどいじっていないそうです。
名門コースだからプレーフィーが高い。「高いゼニ出して高麗かよ」とあたり散らすようなスコアにならないためには、朝の練習グリーンで遅いグリーンの打ち方をマスターしておきましょう。
■朝のパター練習では、理想としては2つの距離を練習します。
1)短=1m(絶対に外したくない距離。人によっては2mもあるし、75cmの人もいるでしょう)
2)近=5m(できれば入れたい、絶対に2パットでいきたい距離。同様に3mの人も7mの人もいます)
この2つを、4方から練習するのが理想的です。
4方とは、上り(逆目)、下り(順目)、フック(左に切れるライン)、スライス(右に切れるライン)。
これは基本です。時間の許す限りやってください。とはいってもコレでパターが上手くなることはありません。この練習は上手くなるためのドリル(反復練習)ではありません。あくまでその日のコンディションを確かめるためのものです。
つまり朝のパット練習はトレーニング(実戦想定練習)です。
だから、朝の練習グリーンで「わかッた」なんて思っていると、大抵は碌な結果になりません。「わかる」のは自分がどんなにノーカンだったかが分かるくらいですね。
★基本の想定練習が済んだら、5mのミドルパットを練習します。
3球のうち3球全部が30cm以内に入るようにします。
できれは4方から。
できなければ上下の2方向から。
それもできなければ上りの1方向から。
★ショートパットの練習は意識してしません。
★何故か?
遅いグリーンは強くヒットしようとします。短い距離を強くヒットしようとすると、「引っ掛け」のミスが多くなります。
「強いヒット」を安定させるためには、フェースが「正しく」「安定して」いなければなりません。しかも正しいスピード(振幅)で。
ロングパットの基本練習と同じです。
高麗やバミューダ芝こそ、基本の打ち方ができているかどうかが試されるのです。
「遅いグリーンの直前練習はミドルレンジを重点的にする」です。
○-----------------コレを読まずにゴルフは語れない--------------○
『読むゴルフ』(平日毎日発行)
あとがきブログ「日々是口実さがし」もよろしくね
○------行けなくてウズウズしている人はコレを読んで不満解消だ------○
「マウナラニ・サウス」の有名な「海越え」のパー3。
距離はレギュラーティーからで150y強(チュンピオンからは230y)。
プレッシャーをかけたわけではないが、しかも現地の支配人の方で毎週プレーしているようですが、彼はこのあと見事に海ポチャ。察するところ現地でのハンディ12くらい(ということは国内では8、9)の上手な方でしたが、カメラのプレッシャーに負けたのだと思います。
僕は大切な「ゴルフのお弟子さん」と思い込んでいますが、支配人はどう思われているか分かりませんね。
■本題は遅いグリーンへの対応です
ハワイで多いのがバミューダ芝。日本の高麗芝に似ています。
沖縄やグアムも目が強いですね。(本来は“芽”ですが、ゴルフでは“目”のほうが通りやすいようです)
現在、日本のグリーンはほとんどベントなどの洋芝になっています。
目の影響があまりないゴルフ場での直前練習と、いわゆる遅いグリーンの練習法は違ってきます。
■高麗芝といえば東では「川奈」が、西では「鳴尾」が有名です。
どちらも伝統がある名門コースです。「鳴尾」は1920年オープンの老舗。開業当時から、グリーンやコースはほとんどいじっていないそうです。
名門コースだからプレーフィーが高い。「高いゼニ出して高麗かよ」とあたり散らすようなスコアにならないためには、朝の練習グリーンで遅いグリーンの打ち方をマスターしておきましょう。
■朝のパター練習では、理想としては2つの距離を練習します。
1)短=1m(絶対に外したくない距離。人によっては2mもあるし、75cmの人もいるでしょう)
2)近=5m(できれば入れたい、絶対に2パットでいきたい距離。同様に3mの人も7mの人もいます)
この2つを、4方から練習するのが理想的です。
4方とは、上り(逆目)、下り(順目)、フック(左に切れるライン)、スライス(右に切れるライン)。
これは基本です。時間の許す限りやってください。とはいってもコレでパターが上手くなることはありません。この練習は上手くなるためのドリル(反復練習)ではありません。あくまでその日のコンディションを確かめるためのものです。
つまり朝のパット練習はトレーニング(実戦想定練習)です。
だから、朝の練習グリーンで「わかッた」なんて思っていると、大抵は碌な結果になりません。「わかる」のは自分がどんなにノーカンだったかが分かるくらいですね。
★基本の想定練習が済んだら、5mのミドルパットを練習します。
3球のうち3球全部が30cm以内に入るようにします。
できれは4方から。
できなければ上下の2方向から。
それもできなければ上りの1方向から。
★ショートパットの練習は意識してしません。
★何故か?
遅いグリーンは強くヒットしようとします。短い距離を強くヒットしようとすると、「引っ掛け」のミスが多くなります。
「強いヒット」を安定させるためには、フェースが「正しく」「安定して」いなければなりません。しかも正しいスピード(振幅)で。
ロングパットの基本練習と同じです。
高麗やバミューダ芝こそ、基本の打ち方ができているかどうかが試されるのです。
「遅いグリーンの直前練習はミドルレンジを重点的にする」です。
○-----------------コレを読まずにゴルフは語れない--------------○
『読むゴルフ』(平日毎日発行)
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