【相対性ゴルフ論】目指せ@月一ゴルフでシングル(級)

毎週行けば誰だってシングル。月一だから苦労する。心構えと頭の使いようで今日から貴方が別人になる【相対性ゴルフ論】。

競技用スコアカード

2005年10月24日 | 実戦ラウンド
■これは前回の「パインハースト」の全米オープンで優勝したペイン・スチュワートの最終日のスコアカードでs。米国でバツグンの人気を誇った彼は、この年に飛行機事故で死亡しました。
「パインハースト」のキャロラインホテルの廊下の一部は、彼のミュージアムになっていました。

■競技用のスコアカードには、この上に自分のスコアをつける部分があります。ミシン目がついていて切れるようになっています。

貴方のマーカーがサインしてスコアカードを貴方に手渡してくれます。貴方は相手のスコアーカードにスコアを正しく記入されているかチェックしてサインし、自分のスコアを記入した上の部分を切りはずして、相手に渡します。

スコアカードの交換が終わったら、自分のスコアをチェックします。
そのとき、切り離した上の部分のスコアカード(自分が記入)と提出用のスコアガード(マーカーが記入)をつけ合せます。

これで「OK」だったらサインして提出します。

スコアの提出は最後の「仕事」ですから、かなり慎重にとり行われます。


■プロの場合、これで失格になるとかわいそうなので(というか試合数が多いのとゲームへの集中の度合いが大きいために間違いが意外と多い)、スコア提出の期限はスコアリングエリアから両足が出た瞬間となっています。


アマチュアはスコア提出ボックスに投げ込んだ瞬間に「スコア提出」になり、それ以降の訂正は認められない試合が多いようです。

しかし、プロの試合では、スコアを競技委員に提出し、競技委員がチェック、「ご苦労さん」なんて声をかけられ、スコアリングエリアから両足が出たときが「スコア提出」になります。つまり、競技委員のチェックを受けたあともまだ訂正の余地が残されているのです。


■誤記を防ぐには
18H目をホールアウトすると「ありがとうございました」なとど同伴競技者と挨拶しますね。あれでほとんどのゴルファーはほっとします。飛んでしまいます。
集中すればするほど、この瞬間の落差が大きくなります。
よいスコアの日は集中しているので(大叩きの日はなおさら)、18Hの細部を思い出せなくなります。「あれ、3番は何でボギーだったっけ?」。いくら思い出しても思い出せないときがあります(風呂に入ると思い出したりします)。

●17H目終了でスコアチェックしましょう。

17H終了時点ではまだゲームが続いています。大叩きしてもゴルフモードです。
17H(もしくは16H)で「間違いがあるといけないので読み合わせしておきましょう」と言って、マーカーとスコアチェックしておきます。

ただし、15Hでやると(つまり早めにスコアを計算したり、意識すると)、トタンにゴルフが乱れてきます。特に上がり3Hは難しくなっています。相手にプレッシャーを与えるのでやめておきましょう(握っている場合は、逆にこれを使うズルイ人もいますね)。

できるだけ17Hがよいと思います。
18H終了してグリーンからクラブハウスまで歩くときに、読み合わせをやっておくのも「効果あり」です。

■「これが出来ないのでミスが多い」と言っていたプロがいました。

スコアチャックはできるだけ、ゴルフコースと同じ空気のところで読み合わせをやるようにしましょう。