平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ミカエル 華 完成

2014-01-23 23:42:02 | スピーカー工作
 名古屋に行く前に華を完成させました。さすがにしんどい。

 ハンズの板が木口の直角が取れておらず、パーツを組み立てる段階で角度修正の連続。幸い、側板に使った桐の集成材に反りが少なく、最後の組み立ては楽でした。四日間で完成です。


ドライフラワーになったバラと試みのミカエルの金箔ユニットと



 スタイルは見るからに細く、シナ合板の反りが底板に出ているので安定が悪く、やはり倒れないように台座を設けるか、本棚の間などの隙間に押し込むほうが良いです。でもルックスは良いですね。

 音ですが、音出しの瞬間から全く癖がなく、管楽器のボン付きも見られない、ちょっと信じられない素性の良さです。やはり、幅が狭いので強度が大きく、余計な共振が少ないためだと思います。

 フェドセーエフ指揮の、チャイコフスキーの大序曲1812年を聴いていますが、十分に楽しめますね。圧倒的なパワーとか空恐ろしい低音とかは最初から期待していない設計ですが、楽器の分離が良くて見通しの良い、空間がパーと広がる感じはなかなかです。絶対にお薦め。

 ユニットのFE83Enはラファエルで確認済みでしたが、ラファエルとはまた違った音で、こちらの方がスピーカーの存在を感じさせない自然さがあると思います。ユニットがユニットだけに見た目はひ弱そうですが、アパートで隣から苦情が来る程度の大音量は出ます。

 意外なことに、サイモンとガーファンクルのサウンド・オブ・サイレンスがマッチします。小さいとは言え流石にバックロードホーンですから、本当はガンガン鳴らしたほうが良いのかもしれませんね。

 明日はコスモスの絵の台紙を製作予定です。ちょっと時間が足りなさそうで、ぎりぎりになるかもしれません。それから、リンゴの水彩も追加でジークレーにするかもしれません。写真撮影をプロに頼むのでそれ次第です。

    エフライム工房 平御幸
コメント (8)
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