僕は今、弟子(伊勢にいる)のスピーカーを作っています。一年前に廃材を利用してパソコン用のスピーカーを作ってやったのですが、今回はちゃんとしたオーディオ用のユニットFE-83Eを用いました。弟子も成長しているので、そのご褒美です。設計図や板取りは後で公開します。1万円ちょっとでステレオの二本が作れるのでお薦めです。
それで一応完成したのですが、バックロード・ホーンというのは作りたては音が良くありません。基本的に管楽器なので、木材や接着剤のストレスでボーボー・ワーンワーンという共鳴音が出ます。これをエージングで取り除くのですが、音楽を再生しているうちに変なことに気が付きました。というのも、今回のバックロードホーンは、僕にとって7番めのバックロードホーンだったのです。最初に20センチユニットのキット(完成品)を購入。次に、片チャンネル分だけ作った10センチユニット。次に弟に作った16センチユニットのステレオ。次に段ボールで作った10センチ。次に、古代史でも紹介している3.5センチユニットで作ったパソコン用。それから一年前に弟子に作ったパソコン用で6番目。そして今回で7番目となります。自作だけで数えれば6度で、個数でいえば11個。『ヨハネの黙示録』第11章に一致します。
僕がスピーカー工作に目覚めたのは、芸大の寮で同室となったホルンのK君のお陰です。彼が長岡鉄男氏の設計した20センチフルレンジ(FP-203)のバックロードホーンを作り、その圧倒的な金管楽器の音色にショックを受けたからです。僕のダイヤトーンの密閉型スピーカーは弦楽器以外負けていたのです。それで僕も自作にのめり込むことになったのですが、長岡鉄男氏がオーディオ評論のモニターとしていたのが自作のダイナロード7です。略してD-7。そう、名前が「第7のラッパ」だったのです。
長岡鉄男氏は数学好きで、宗教には否定的な理論家でした。しかし、音の良さで集めているレコードなどは宗教音楽なども多く、『ヨハネの黙示録』も当然知っていたようです。僕は、『ステレオ誌』主催の長岡氏の新作発表に行ったことがあるのですが、再生音量の大きさには驚きました。僕たちが普段聴いている音量は蚊の鳴くような音だったのです。『日本の自衛隊』というレコードは、頭の上にヘリコプターがホバリングしているような迫力でした。でも、バックロードホーンの本質は、氏が強調するように繊細さなのです。だからこそ、アンプなどのモニター用に使用できるのです。
当時の僕は古代史とは無縁で、聖書とも無縁に近い生活をしていました。ですから、『ヨハネの黙示録』第11章15に記される「第7のラッパ」も、フランシス・コッポラの『地獄の黙示録』という映画に連想する程度だったのです。しかし、自分が古代や聖書の奥義を語る立場に立つ今、何をもって「第7のラッパ」を定義するのかという根本的な問題に答えを出さざるを得ません。そしてその答えとは、カッバーラの奥義は簡潔にして明瞭という事から、「第7のラッパ」は象徴などでは断じて無く、実際に吹かれる、あるいは吹かれたものだというものです。
僕が今回作ったバックロードホーンは釘を一本も使っておらず、伊勢神宮の内宮にかなうものです。一年前のものは外宮にかなうもの。この二つの角笛は、第三の角笛によって伊雑宮(いさわのみや)が目覚める時を待っているのです。それは来年かもっと後か。今はまだ分かりませんが、僕が次に作るバックロードホーンは、第7番目となるのは間違いありません。個数で言えば13個目ですから、第13章の獣の数字666の章となります。いよいよ、本当の末日が近付いてきたようですね。
エフライム工房 平御幸
それで一応完成したのですが、バックロード・ホーンというのは作りたては音が良くありません。基本的に管楽器なので、木材や接着剤のストレスでボーボー・ワーンワーンという共鳴音が出ます。これをエージングで取り除くのですが、音楽を再生しているうちに変なことに気が付きました。というのも、今回のバックロードホーンは、僕にとって7番めのバックロードホーンだったのです。最初に20センチユニットのキット(完成品)を購入。次に、片チャンネル分だけ作った10センチユニット。次に弟に作った16センチユニットのステレオ。次に段ボールで作った10センチ。次に、古代史でも紹介している3.5センチユニットで作ったパソコン用。それから一年前に弟子に作ったパソコン用で6番目。そして今回で7番目となります。自作だけで数えれば6度で、個数でいえば11個。『ヨハネの黙示録』第11章に一致します。
僕がスピーカー工作に目覚めたのは、芸大の寮で同室となったホルンのK君のお陰です。彼が長岡鉄男氏の設計した20センチフルレンジ(FP-203)のバックロードホーンを作り、その圧倒的な金管楽器の音色にショックを受けたからです。僕のダイヤトーンの密閉型スピーカーは弦楽器以外負けていたのです。それで僕も自作にのめり込むことになったのですが、長岡鉄男氏がオーディオ評論のモニターとしていたのが自作のダイナロード7です。略してD-7。そう、名前が「第7のラッパ」だったのです。
長岡鉄男氏は数学好きで、宗教には否定的な理論家でした。しかし、音の良さで集めているレコードなどは宗教音楽なども多く、『ヨハネの黙示録』も当然知っていたようです。僕は、『ステレオ誌』主催の長岡氏の新作発表に行ったことがあるのですが、再生音量の大きさには驚きました。僕たちが普段聴いている音量は蚊の鳴くような音だったのです。『日本の自衛隊』というレコードは、頭の上にヘリコプターがホバリングしているような迫力でした。でも、バックロードホーンの本質は、氏が強調するように繊細さなのです。だからこそ、アンプなどのモニター用に使用できるのです。
当時の僕は古代史とは無縁で、聖書とも無縁に近い生活をしていました。ですから、『ヨハネの黙示録』第11章15に記される「第7のラッパ」も、フランシス・コッポラの『地獄の黙示録』という映画に連想する程度だったのです。しかし、自分が古代や聖書の奥義を語る立場に立つ今、何をもって「第7のラッパ」を定義するのかという根本的な問題に答えを出さざるを得ません。そしてその答えとは、カッバーラの奥義は簡潔にして明瞭という事から、「第7のラッパ」は象徴などでは断じて無く、実際に吹かれる、あるいは吹かれたものだというものです。
僕が今回作ったバックロードホーンは釘を一本も使っておらず、伊勢神宮の内宮にかなうものです。一年前のものは外宮にかなうもの。この二つの角笛は、第三の角笛によって伊雑宮(いさわのみや)が目覚める時を待っているのです。それは来年かもっと後か。今はまだ分かりませんが、僕が次に作るバックロードホーンは、第7番目となるのは間違いありません。個数で言えば13個目ですから、第13章の獣の数字666の章となります。いよいよ、本当の末日が近付いてきたようですね。
エフライム工房 平御幸
先日コメントいただいたスピーカーが完成したのですね。おめでとうございます。青く塗装されているのは何か意味を込められたものなのでしょうか?どんなポストホルンが響くのかとても興味深いです。
わたしも、このblogに刺激をうけてスピーカー作成に挑戦しようと思い、リサイクルショップに出かけてみました。すると、sharpのSD-XS503というコンポが、2000円で売られていたので、即購入してしまいました。以前から、このコンポに搭載されている1bit量子化アンプに興味があったので、うれしい出会いでした。
アンプを楽しみつつ、付属のスピーカーを分解してバックロードホーンに挑戦したいと思います。まずは、はじめの一歩です。
SD-XS503のスピーカーは高さが20センチくらいらしいので、ウーファー口径が8センチくらいですかね。バックロードに使えると思いますが、ホーン効果で中低域の能率が上がるので、付属のトゥイーターでは相対的に高域が低下すると思います。ソフトになりますね。
このような2ウェイシステムは、コイルとコンデンサーと抵抗によるネットワークで、ウーファーの中高音をカットし、トゥイーターの低域成分(とは言っても中高域)をカットしています。
自作の場合、そのままネットワークも使用する方法と、ウーファーはネットワークを通さずにスルーで使用し、コンデンサー一個でトゥイーターを繋ぐ方法とがあります。ネットワークは必要悪なので、僕は基本的にコンデンサー一個で使用します。これで音に鮮度が出ます。
長く使用を考えるのなら、トゥイーターやウーファーは交換できるように設計するのがベターです。ウーファーは市販のフルレンジに換装、トゥイーターも将来的にはホーン型が欲しくなると思います。トゥイーターはスピーカーの上に乗せる形が便利です。交換が容易となります。
ウーファーの取り付け穴径を測り、フォステクスや台湾のタンバンなどのユニットを取り付けられる互換性があれば15年は使えると思います。長岡鉄男氏の名言に「考える前に跳べ」というような言葉がありました。とにかく作ってみるという経験が大事です。失敗は貴重な経験値となります。
トゥイーターの回路については、私もコンデンサーのみを選択すると思います。シンプルイズベストの考え方に私も賛成です。
また、スピーカー交換の拡張性までは頭に入れていませんでした。
せっかくつくるのだから長くつきあえるものにしたいです。ご指摘ありがとうございました。
先ほど、音を出しながらスピーカーを分解していて気づいたのですが、スピーカーの筐体からユニットが離れた瞬間、音がガクっとやせるんですね。筐体による共鳴の重要さがわかった気がします。
スピーカーのネットワークについても、知識はほとんどありませんが、「考える前に跳べ!」ですね。やりながら、勉強することにします。
http://www2.tokai.or.jp/livesteamloco/fe83e-plan.htm
とか
http://www.h2.dion.ne.jp/~hinso/bhfe83esekkei.htm
ユニットの口径が8センチなら設計そのまま、10センチなら口径に比例した幅に変更するだけで奥行きと高さは変わりません。僕の設計は12ミリ板厚なので強度が少し不足しています。できれば15ミリ厚で作りたい所ですが、コストを考えると薄くても仕方ありません。板取りの効率を考えるのも楽しいものです。