平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

技巧に走らない

2015-04-01 20:23:38 | バレーボール
 佐藤あり紗さんが桜の写真をアップしてしましたが、腕前を自惚れるのは当然です。おそらく、スマホ(iPhone)で撮影したのなら僕よりも巧いはず。実際に、構図的にも良い出来だと思います。

 デジカメ撮影は二つのやり方があり、高画素で適当に撮影して、編集ソフトでトリミングや調整する方法と、編集しないことを前提とした一発勝負の撮り方があります。僕は前者で、あとで編集すればいいと思って撮影するので、肝腎なところが写っておらずに後悔すること度々です。佐藤あり紗さんのはおそらくは後者で、スポーツ選手らしい一発勝負が合っているはずです。

 良い写真というか、感動や喜びを伝える写真は、プロが使う数百万円のカメラがなくても撮影することが出来ます。撮影する側と、撮影される側の気持ちが合った時がシャッターチャンス。相手は人間でなくても自然でも同じです。桜だって感情がありますから。

 プロの写真家の大半は、まずイメージありきなのです。自分が撮りたいとイメージしている被写体を追いかけ回す。遺族や被害者からお涙頂戴の談話を取ろうと必死になる、新聞やテレビの記者やレポーターと同じなのです。ここには真実はありません。記者やレポーターや写真家の脳内妄想だけ。

 高価な機材を揃える。技術に固執する。最初から結果ありきの撮影に終始する。プロのカメラマンは夢中になって、撮影することで相手を支配していることに気が付かない。素人の写真がプロより上なんてことはざらにあるのです。プロが読んでいて悔しかったら、僕の絵のような繊細なものを撮影してみれば良い。絶対に無理ですから。

 日本人は技巧を求める民族でもあるので、どんな世界にもオタクが存在してきました。従って、本質から外れた技巧を嫌う審美眼も同時に育まれてきたのです。技巧に走っては駄目だ。技術が見えたら芸術としてはおしまい。技術がない人には耳が痛い言葉です (´Д`)

桜花
遠くに望(も)ゆるも
うつくしく
在りし姿ぞ
冴え渡るかな

 このように、自分で技巧を尽くした歌を作ってみましたが、果たして理解されているかは疑問もあります。そこで解説 (@_@;)

遠くを見ると桜が萌えているのが美しい
目の前にあれば更に美しいだろうなぁ

 昔の宮人は、このような歌を書いては召使に届けさせていたのです。鉄工所のナッちゃんならサブイボが立つかもしれません。

 今日は町田にスピーカーの板を注文に行って来ましたが、新入生や新入社員のスプリングコートが花盛りでした。スプリングコートは今しか着るチャンスはないし、記念写真を撮っておくと良い思い出になりますね。僕は暑くてTシャツ1枚でしたけど。

ということで追加 4.02

咲き初めて
時の満ちてか
うつろわず
見事なるかな
八重桜花

    エフライム工房 平御幸
コメント (8)
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