平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

コマと自転車

2013-01-24 13:20:16 | Weblog
 掲示板でも陰謀論で有名なベンジャミン・フルフォード。本を読んだことはなかったのですが、ナチスを調べる上で必要かと思い読んでみました。震災後の飛鳥昭雄氏との対談が一冊と、その前の陰謀論のまとめのようなものです。

 09年の衆院選前に民主党から立候補する気満々だったように、同じく民主党支持の飛鳥昭雄氏と同じく少しずれた感性の人です。飛鳥氏は、この前の選挙で自民党が民主党とともに壊滅すると予想し、見事に外れました。維新に期待していたようです。まあ、最後の団塊世代ですから。

 フルフォードの弱みは、日本がイスラエルの宗主国であるという認識の欠如から来る、王族のヒエラルキーを理解できていないことにあります。ナチスに関しては目新しいものはありませんでしたが、ナチス残党が生き残ってアメリカの支配権を確立したのは当たっているかもしれません。

 飛鳥氏は、相変わらず秦氏と物部の対立形式で神道を見ています。この単純さが災いして、秦氏の本質も物部の本質も理解できていないのです。秦の意味さえ知らないのですから仕方ないですが、ハタはエジプト語で始めを意味し、獅子で象徴されたユダ族と、それに付帯した祭司という認識は絶対に必要です。

 物部は、「牛を拝むこと勿(なかれ)」を部族名にした祭司です。牛を拝んではならないと命令したモーセの方か、モーセに怒られた兄のアロンの方か、あるいはその両方なのかは意見が分かれるかもしれませんが、僕はモーセ系と考えています。秦と物部の対立という単純な構図でないのは明らかです。

 飛鳥氏は、南北イスラエルの対立が日本に持ち越されたという認識も欠如しています。天皇家は南北イスラエルの王族なのですが、本来は聖徳太子以来途絶えている、イエス直系のユダ族が天皇の中の天皇なので、南朝(北イスラエル王)も北朝(南ユダ王)も代理でしかないのです。イエスの再臨の時に、天皇もイエスの子孫のユダ族に戻るはずです。

 さて、フルフォードが自転車の倒れない理屈を超科学に求めているみたいなので、僕は寝ながら(うたた寝の中で)原理を考えてみました。自転車もコマ(独楽)も高校の時に習った記憶はありません。ただの推理です。

 まず、コマ(独楽)の倒れない原理から入ります。コマは回るときに遠心力が与えられます。遠心力は外に向かう直線的なエネルギーなので、コマの縁を眼に見えない無数の糸で引っ張っているのと同じ理屈です。軸から直角方向に、縁の周囲360度方向に引っ張られるので倒れないのです。

 次に自転車ですが、自転車も遠心力が原理だと思います。自転車は、車輪が回転することでタイヤに遠心力が生まれます。ところが、地面に接する所だけは、作用と反作用の関係で遠心力が地面で跳ね返されます。これに、自転車の質量と乗る人の体重が加わり、地面からタイヤに向かう反作用は倍増します。

 自転車のタイヤは、地面からの反作用によって、遠心力の反作用と質量の反作用が合わさった力が地面から垂直にかかることになります。これが車輪を支える力となるので倒れないのです。重い自転車や体重のある人の方が安定するはずです。ここまでは物理ではなくて理科ですかね。物理は苦手なので、物理的な考えは分かりません。

    エフライム工房 平御幸
コメント
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