平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

システムの大切さ

2010-05-22 11:28:40 | Weblog
 携帯の住所変更をしていなかったので、auのサイトから変更を試みました。住所変更のヘルプから手続きしようとすると、何と手続きのリンクがありません。ヘルプはヘルプだけの設定で、ホームから入り直さなくてはなりません。アホシステムですね。

 次に、ログインが必要なので手続きの入力を試みます。お客様番号の英数字8桁と書いてあるのですが、手元の明細にはお客様番号の記述はありません。面倒なので電話で住所変更した際に確認してみたら、ガイドの人も混乱していました。教えてもらった番号で確かめてみたら、いわゆる「ご請求コード」がお客様番号なのです。

 このように、一つのものをいろいろな名前で書く事で混乱が生じるのは、明らかにシステム上の不備です。先の英数字にしても、先頭の文字が数字でなくてアルファベットなので、英数字という言葉から数字だけを連想する人には誤解の元です。実際、僕は英数字は数字のみを指すと認識していますし、アルファベットを混在させるなら、「英半角と数字」または「ローマ字と数字」のように表記すべきです。これが老齢化社会では必要なコンセンサスとなります。

 クロネコヤマトのメール便で、注文した物が届かないトラブルがありました。差し出し側も受け取り側も同じ町名(全く別の県)なので、配達のはずが戻ったようです。でもこれは、追跡ナンバーを入力すれば簡単に分かる事なのに、担当者が確認しなかった人為的エラーです。システムに人間が対応していない訳です。

 僕のエフライム工房は、古代史のページからはトップにしか戻れません。途中の目次ページはトップからしか入れないのです(検索ロボットは除く)。その理由は、アクセスカウンターはトップページにしか置いていないので、最初の頃にアクセス数を確保するため、検索で訪れた読者を強制的にアクセスカウンターのあるトップページに誘導する必要があったからです。そうしないと、アクセス解析が出来なかったのです。

 今はアクセス数を全く気にしていないので、同様にアクセス解析もしなくなりました。新しいサイトを作ってもらっているので、そちらの方は使いやすくなると思います。ブログで使っているgooはメールが新しくなりましたが、gooメール内の該当URLからブログの記事に飛べなくなりました。URLをクリックしてもウンともスンとも言いません。プログラムを韓国に発注したのでしょうか?ということで、僕にとっての理想的なサイトとはどういうものかを書いてみたいと思います。

 僕がサイトに求めるのは、軽い事と、博物館のように詳しい事と、迷子にならない事と、過去の遺産の管理です。たとえば、ホンダのサイトに行っても、サスペンションなどの技術的解説は皆無です。これでは技術のホンダの名前が泣きます。技術というのは積み重ねですから、過去の遺産の上に成り立っているものなのです。そういう認識があれば、たとえ他社のものであれ、技術的な解説は必要不可欠となります。そういうリンクがあれば、訪れたファンは流石にホンダだと呻るでしょう。

 迷子にならないというのは、製品検索などで「不明」というメッセージを出さない事です。製品の型番や商品名などが一部でも一致していれば、その製品のマニュアルやドライバーが手に入るのが理想です。もちろん、過去に発売した全ての製品に対して必要な事です。残念な事に日本のメーカーは全滅で、台湾のマザーボードメーカーや、大手ではhp(ヒューレットパッカード)などは良い方です。

 大手企業のトップページはこぞって、「ローディング中」というメッセージを出す馬鹿馬鹿しく重い、その上、深夜に大音量を流す迷惑きわまりないトップページとなっています。こんな見せかけだけのために何千万円投資しているか分かりませんが、実に無駄な事です。僕は、「ローディング中」と出ただけでウンザリし、すぐに「戻る」ボタンをクリックします。音を流すサイトの中にも入る事はありません。聴きたくもない強制的な音は自己満足に過ぎず、他人には拷問に等しいのです。

 インターネットがいくら発達しても、回線などのリソースは有限なのです。その認識が企業にあれば、無駄に重いサイト構成を取るはずはありません。重いサイトは、エコロジー志向という社会的コンセンサスから逸脱している、時代遅れの馬鹿企業だと告白しているに等しいのです。もっとも、サイトを作る制作会社は、そういう構成にすれば利益が出しやすいのでしょうけど、本当にクライアント(企業)のプラスになる提案は、訪問者が求めている内容を調査して教える事なのです。企業と制作会社の自己満足というか、上から目線のサイトは廃れるだけだと思います。

 ネットブックや小さなノートパソコンの場合、通常は見えているボタンが隠れてしまう事しばしばです。僕は古代史の表示幅を600ドット程度に狭めていますが、これは小さなノートを意識しているからです。小さな画面でもリンクボタンが隠れない、あるいはどの画面からでも行きたいところに行ける構成が親切です。痒いところに手が届くサイト。時間があればそのように改良したいと思います。

      エフライム工房 平御幸
コメント (2)
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