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平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

大アンプ 実装手順5 パワーMOSの取り付けとLEDイルミネーション

2018-03-23 23:56:19 | アンプ製作と修理
まずは、SNSメンバーから誕生日の花とメッセージを頂いたので御礼申し上げます m(_ _)m




ユリ科のバイモが入っていた (;^ω^)

大アンプはパワーMOS-FETの取り付けが難しい。というのも、MOSを取り付けるネジ穴がシビアで、しかも基板のヒートシンクが邪魔してドライバも細いのしか使えない。手の小さい人ならケース組み立てを完成させてからでも取り付けられるのですが、手の大きい人や不器用な人は、フロントパネルを外しておかないと無理かも。この手順だと、フロントパネルを固定する両端のネジが底板側で締められません (;´Д`)

MOSのネジ穴中心から20mm下(足の先端から13mm)で足を折り曲げます。ここから、足先を7~8mmでまた折り返し。基板のサイズがピッタリ100mm長ではなく微妙に大きい。だから、基板のMOSの足の入る穴の位置が人によって異なる。


MOSの仮留め
基板を固定するネジは入力側の2ヶ所で良い(画像に見えているナイロンスペーサーのところは締めない)
MOS近くで無理やりネジ止めするとMOSがヒートシンクから剥がれるから



MOSとマイカと基板の関係
マイカが基板の端にピッタリ付くように


注意しなくてはならいのは、MOSと大型マイカを基板に取り付けた状態で、マイカがMOSと隙間を作らない精度が必要ということ。マイカは基板下まで垂直に伸びなくてはならない。

さらに、MOSのネジ止めが緩いと放熱効果が悪くなり、MOSが熱くなってプラネジなんか簡単に溶けてしまいます。だから、ここはプラネジではなくて金属製の10mmのM3ボルトが必要。


左のプラネジが溶けた原因はマイカとMOSの隙間


溶けた左は金属製のM3ボルトに交換

ソース抵抗の0.22Ωの両端電圧が0.03Vでバイアス電流は136mA。ソニーのアンプだと250mAも流すのでヒートシンクは熱くなりますが、130mA程度だと温まる程度。ところが、Lチャンネルが80mA、Rチャンネルが109mAと小さい。使用した2SJ160/2SK1056の感度が低かったのです。バイアス調整用トリマーの500Ωを1kΩにすれば解決するはず。

でも、このままでヘッドホンで聞いてみたところ、アニメならこれでいいかなという感じ。実際に音を出しながらバイアス電流上げていくと、やはり50mAと100mAでは雲泥の違いが分かります。100mAでようやく音楽がまともに聞けるレベル。

今回はシリコングリスを塗りませんでしたが、読者は手抜きしないで塗ること。先にヒートシンクに貼っておけば良い。

パワーMOSを取り付けて問題がないなら、LEDパネルをデザインしてアクリルパネルの取り付け。LEDパネルは幅が小さすぎたので、これは何とかしてボロ隠しをしないと (=o=;)


イルミネーションは7月のバラの花


こちらはスマホ写真

なお、ヘッドホンへの配線は、1.2~1.5kΩの抵抗を介して、リレーの1番と4番ピンに接続します。こうすれば、スイッチでリレーを切った時だけヘッドホンから音が出る。


抵抗はシリコンチューブでショート防止


配線はリレー基板下を通す


フロントパネルのヘッドフォン・ジャック
アースを上にして右がRチャンネルの紫

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大アンプ 実装手順4 LEDパネルの配線

2018-03-22 01:58:17 | アンプ製作と修理
いよいよ最後の難関である大型LEDパネルの点灯です (・。・;

高さ42mmという大きなアクリルパネルに2個の白色LEDが合わさったもの。自作でも作れると思いますが、町田のサトー電気では人気が出なかったそうな。買い占めた(と言っても10個)ので白色はもうありません (^_^;)


足の長いほうがプラス側でアノード
これを直列接続ではなく並列接続で使う


このパネルを使うのに問題点は2つ。固定方法と電源の確保です。固定方法は、このパネルとケースのフロントパネルが同じ3mm厚だから、裏からテープで固定。今回使ったのはスコッチの分厚い両面テープ。



また、電源ですが、これはリレー基板の電力をオン・オフさせるスイッチを酷使することにしました。このスイッチは3端子のうち2端子しか使わないので、使っていない端子をニッパーでカット。電源基板から+35.4Vを引っ張ってきている真ん中の端子に、10mAの定電流ダイオードを繋ぎ、すぐ近くのLEDパネルに電力供給する仕組みを考えました。

10mA定電流ダイオードの足が2本は入らないので1本にまとめます。極性を表す印を間違えないように。スイッチの端子穴は長細いので、ケーブルとの間に足が楽々入ります。


プラス側の足を1本にまとめる


右隣の使わない端子は邪魔なので切り取っておく

定電流ダイオードとLEDの接続方法はいろいろありますが、今回は双方の足が届いたので直結。読者が熱収縮チューブを送り返してこないので裸のまま。



LEDのマイナス側の足はアースに接続なので、まとめてからケーブルを付けて、Lチャンネル基板の使っていないターミナルのアースにつなぎます。アースは場所にかかわらずに同一なのでアースというのです。アースとアースの電位はゼロ。もしも電圧があったら、どこかで結線ミスが疑われる。


茶色がLEDマイナス側(カソード)からアースに接続するケーブル

こうして、仮組段階で点灯テスト。無事に点灯できました。あとは、足の部分の隙間を埋めるボロ隠しと、イルミネーションのデザインです。このパネルは裏への光の透過度で明るさが違ってくるので、両面テープを貼らなかったところは暗くなっています。



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大アンプ 実装手順3 ヘッドフォン端子の配線

2018-03-21 17:06:43 | アンプ製作と修理
取り敢えず、ヘッドフォンとスピーカーから音が出たので報告。ソースはガルパン劇場版の開戦の場面 (;^ω^)





まず、リアパネルの入力端子からの引き回しですが、中央に集めてフロントまで持ってきたので、余計にごちゃごちゃした感じがあります。リレー基板の右横からRチャンネル基板の下を潜らせる方が良いかも (=o=;)


入力端子からの引き回しを真ん中に寄せてるところ


電源スイッチはこのように
ケースを組み立てるとケーブルに余裕ができる


次にスピーカー端子のアースですが、LRを一本にまとめて電源基板のアースに接続。同じように、入力端子のアースも、ボリューム基板からのアースも、一本だけで良いので、電源基板のアースに接続する。

メイン基板の入力ターミナル数が2ですが、アース側は使わないで、メイン基板のアースを電源基板のアースに接続する。


説明のためにT型にしたのであって、LRアースをつなぎ、その片方から電源基板のアースに配線しても同じ
T型定規作戦をやってみたかっただけ (^_^;)


ヘッドフォン端子の出力は、スピーカー出力から1.2kΩの抵抗を介して取り出します。この抵抗値は600Ωくらいのメーカーから2kΩのメーカーまで様々で、今回は1.2kにしてみただけです。抵抗を何処に入れるか迷ったのですが、リレー基板のリレー直前に抵抗を繋いでみました。


配線は空中ではなく基板下を潜らせればよかった ^^;


ただし、ヘッドフォン端子のLRチャンネル振り分けが分からなかったので、もしもLR逆なら入れ替えないと。

ヘッドフォンとスピーカーの切り替えは、セレクター下のスイッチで行います。このスイッチは左の状態がオンで、リレー基板への直流を提供します。真ん中でオフになり、リレーが切れてスピーカーもオフになる。ヘッドフォンのプラグを差したままだと、常時ヘッドフォンから音は出ているので、使わない時は外すこと。

それから、リアパネルのメガネソケットの配線は、ケースを組み立ててからでは無理なので先に済ましておく。

このケースは、LRのヒートシンクと前後パネルを四角に組んで、それを上下パネルでサンドイッチする構造なので、重いトランスを取り付けた底板をあとで嵌めなくてはならない。フロントパネルも、アクリルパネルを取り付けたりイルミネーションLEDを取り付けたりしなくてはならず、一時組み立てたものを再分解する工程がたくさん必要になります。メンドイったらありゃしない (;´Д`)
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大アンプ 実装手順2 前後パネル配線

2018-03-20 04:34:15 | アンプ製作と修理
今回から実装の配線という難所に差し掛かります。一番時間がかかってミスしやすいところ :(;゙゚'ω゚'):

まず、リアパネルの入出力端子(RCAターミナル)の3系統のアース側を1か所に集めます。画像のように川の字を作って、3系統をグリーンのアース線で結ぶだけ。ケーブルは全て40センチにしてあります。





次にセレクターの配線。入力のアースは繋がないでホッとのLRの6本をつなぎます。参考のこちらを見るように。

あとは、リレー基板や電源基板と繋ぐだけ。なお、ヘッドフォンの配線とヘッドフォンとスピーカー切り替えは最後に説明します。


セレクターの配線
アースは繋がない



電源スイッチにはサージキラーを先に取り付け、サージキラーの足を利用してヒューズケースやトランスとの配線に使う





メイン基板の出力からリレー基板に



このように、前後パネルを底板から外せるように配線し、最後に接続すると配線も楽ちん (;^ω^)

17時 追加

制作中に基板を何度も外したりひっくり返したりするので、電源基板とリレー基板はスペーサーのネジ部が上に出ている方が良い。底板裏から鍋ボルトでスペーサーをしっかり固定しておく。この2つの基板はナットで固定するのも最後だけで良い。


リレー基板の場合

しかし、LRのメイン基板だけは別。最後にパワーMOS-FETを基板にハンダ付けする工程があり、パワーMOSを取り付けた状態では基板に固定する際にネジ部が邪魔になるから。

なお、電源基板から出力線が複数出るので、特にアースは5端子のターミナルが便利。


電源基板のアースは5端子のターミナルにした


メイン基板の入力は2端子ターミナル
ただし、ハンダ付けよりも接触抵抗が増えるし外れたりのトラブルも多くなるから、調整さえちゃんとできていればハンダ付けのほうが良い
今回は、説明のために前後パネルと入力ケーブルを丸ごと外すから便利


プラス電源は3ターミナル。マイナス側は2ターミナル。これらは共立エレショップで扱っている。また、入力からのケーブルを束ねるのは8φのガラス繊維チューブを使ったが、これは熱収縮チューブでも良いし、バンドで結束してもよい。ガラス繊維チューブはマルツ扱い→こちら






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大アンプ 実装手順1 トランス取り付けと前後パネル

2018-03-18 22:43:39 | アンプ製作と修理
そろそろ読者にもケースとパネルが届くので、早めに実装の手順を書いておきます。今週末には読者に完成者が出そう (^=^;

まず、重いトランスを底板に取り付けて、あとの作業をしやすくします。M5のプラスチックねじを使い、底の方からタップを利用してネジだけにします。それからスペーサーを1枚、余計にある人は2枚かまして、トランスを設置。あとはナットを締めるだけ。


付属のゴム足を適当に貼っておくこと


タップなのでドライバーで締める。締めすぎるとネジ切れするので注意


スペーサーを1枚か2枚入れて、トランスの金属部分がケースと接触しないようにする


ヒューズケースは、テペットを介して底板に固定。M3の皿ネジでテペットを固定。位置が決まったらテペット底の両面テープで貼り付けてボルト締め
ケーブルの長さによって最適な位置が違うから工夫すること



電源スイッチに届くか確認する(余裕を見る)


電源基板への3本のケーブルも余裕を見る
ちょっと切るのが早すぎたと後悔 orz
トランスを回転させて最適な位置を決めてから切ること


問題なのは、電源基板の動作確認でヒューズを取り付けるためにケーブルを短くした人。ヒューズの場所は電源スイッチの前でも後ろでも良いのですが、自分の場合は青ケーブルを短く切ってヒューズケースにつないだので、必然的に電源のメガネソケットとヒューズケースの距離が問題。トランスを画像のように取り付けたら、ヒューズケースから電源スイッチの順路もギリで確保出来ました (=o=;)

トランスとメガネソケットを結ぶもう一つのケーブルは、長くしていても仕方ないので、最後のハンダ付けの時に、少し余裕を見て切ります。ケーブルの長さを決めるときは、ギリギリにするとリアパネルやフロントパネルに届かないと泣く可能性も出てくるので、少しの余裕は必要です (;^ω^)

トランスの出力側の3本のケーブルも、電源基板の位置を考えて短くします。出来れば基板裏から配線できるように考える。

次に、リアパネルのRCA端子とスピーカー端子の取り付けですが、RCA端子のアース側(外側のネジ部)はスペーサーに余裕が無いのでケースと接触する可能性が高い。今回使ったのは薄いバネル用で選択ミスでした。でも、ケースそのものをアースとして使うアンプは多く、接触しても問題はありません。

RCA端子のアース側は、6個全部を繋いで1か所に集めるので、向きを考えて取り付けておきます。



スピーカー端子の方はケースと接触するおそれはないのですが、ネジ締めなので向きを考えないとマイナスドライバー(幅は1.2mm~1.5mm)が入らないという事態も。あとは、RCAもスピーカーも表から見ると六芒星になっています。この角度がバラバラでも音とは関係ないのですが、できたら統一したほうが美しい (^o^;)


スピーカー端子はケーブルを入れる孔を真横にすれば、リレー基板からの出力ケーブルを真上からネジ止め出来る

次に、フロントパネルの注意点。ボリュームとセレクターの爪が入る穴が浅すぎたので、深くしないとガタが出ます。表のザグリ穴に干渉しますが気にしないで3mmφドリルで深くする。ここで、中心がずれると表のザグリに入る六角ナットが入らなくなります。というか、ザグリと六角ナットで位置決めしている側面があるのです。




表にドリルの圧力で凸が (ToT)
ここまでしなくても位置が正確なら収まる



ザグリに干渉して穴開いたのは仕方茄子🍆


六角ナットが入らなかったので外側に孔を移動しているところ




無事にボリュームとセレクターと取り付けられた
ザグリ内の六角ナットは薄くて幅の狭いラジオペンチで回すしかない


一番難しいのは電源スイッチの取り付け。取り付けた状態でフラットにならないとアクリルパネルが浮いてしまうので、表と裏から六角ナットでサンドイッチして位置決めします。


3系統もあるのに、使う端子は1系統の2つだけ(赤と緑に着色)
読者によっては1系統のを配布
このスイッチはオンでもオフでも戻るオルタネートなのでテスターで調べて配線する



スイッチオフで抵抗無限大(縦列の真ん中がイン側=ヒューズ側)


スイッチオンでゼロΩ(縦列の外がアウト側=トランス側)

ヘッドフォン端子と、その隣の切り替えスイッチは特に難しいところはないと思います。ここまで出来れば配線に進みます (@@;)




アクリルパネルをM4プラボルトで固定したもの
スイッチの位置がずれていない
ちなみに、ウリの部屋の蛍光灯はシャンバラの聖印の三丸 ( ̄д ̄)エー
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ケースとアクリルパネル届いた ヽ(^。^)ノ

2018-03-16 16:44:44 | アンプ製作と修理
素晴らしい出来栄えと精度。ケースのフロントパネル裏からM4のプラネジでアクリルパネルを固定するのですが、双方の工作精度が凄くて見事に重なりました。これで第一関門はクリア (;^ω^)



あとは、読者の腕次第ですお Σ(・∀・;)


構成部品 右端がアクリルパネル
ただし、ヒートシンクはLR別でなく同じRが2枚なので交換必要 (^_^;)



フロントパネルのザグリの部分


底板



裏板の内側
ザグリ部分の反射が不思議な形になっているのは魔鏡と同じ原理
アルミが硬くないので、表面に極僅かな歪みができるから



同じくメガネソケットの取付部


裏板の外側


同じくメガネソケットの取付部


ヒートシンクの拡大


アクリルパネルの取り付け
M4タップなのでプラネジ(ボルト)が全部入らなくても固定される
でも長すぎるとトラブルの元なので、バネル厚3mm+アクリルパネルのタップ穴の深さ4mm=7mmが適当
8mm長にスペーサーを2枚挟めば好いと思う


こちらはスマホ写真で色が orz

なお、アクリルパネルの取り付けは最後の工程なので、バネルが届いて喜んで保護シートを剥がして汚くしないこと (^m^;)

追加 RCA端子とスピーカー端子とメガネソケットの取り付け

左 スピーカー端子、右 RCA端子


ケースのホール端と端子のネジがギリギリなので絶縁にホールの内側に透明マニキュア塗っておく


スペーサーを入れる
位置決めは外のスペーサーで決まる





RCA端子のナット径は外10φ、内12φ


スピーカー端子のナット径は内外とも11φで外は締め付け用のカバーを外して締める
スペーサーで内と外からケースをサンドイッチするのを忘れない





メガネソケットはM3のボルトで長さは最低でも10mm、12mmが良さそう
ソケットレンチは6mmφ
見栄えを考えるなら黒がいいかも
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Oと0

2018-03-09 11:18:05 | アンプ製作と修理
アンプ製作で一人がトラブルの連続で全く前に進めません。その根本的な原因が何と、宇宙人並みのテスターの文字の誤読 orz

テスターの抵抗測定の最初に出てくる、無限大=絶縁を表すO.L表記を意味が真逆の0(ゼロ)と読まれていたのです。しかも、0だから抵抗がないと思うどころか、テスターを当てる原点と勝手に解釈している。真逆だから調整できるわけがありません。

テスターの棒はプラスの赤とマイナスの黒の2本ですから、抵抗ポジションで2本を接触させると0=ゼロになります。離すとテスター棒の間は空気しかなく、電気が流れないから抵抗値は無限大。

電気が流れない=導通がない=絶縁=抵抗値無限大=∞

こんな小学校で習う理科の初歩の初歩が分かっていないとは、地球人ではなくエイリアンに違いない。あとでテストしてみないと :(;゙゚'ω゚'):


問題の読者の問題の基板 (*_*;
こんなのが5枚もあって大混乱



青文字は理解欠如を指摘したところ
同じランド(島)内で計測する意味は皆無(抵抗ゼロに決まっている)
そもそもランドの意味がわかってない・⌒ヾ( ゚⊿゚)ポイッ



別の読者のに見本を書き込んでみた(たった3分のワーク)
これだけ(各ランド間の絶縁)が基板を調べる上で知りたかった情報
何と2週間もかかってまだ混乱している (・・;)
このように海に浮かぶ5つの島がランドで、間違った読者がランドと思い込んでいたのはハンダの山の噴火口 ( ´゚д゚`)エー


ランドとはパターンの先の丸い円形のみと勘違いしている人がいますが、あれはランドが極小化したもの。同時にパターンが巨大になればランドと区別がつかなくなる。電源基板はランドとパターンとスルーホールが一緒なので、ランドといえば大きな島を指す。フラックスで銅箔保護しているから、穴あけしたところでないと計測できない。

もっとも、テスター表記も、オーバーロードを略してOLとするのが悪い。普通に無限大マークの∞にしておけば世界共通で使えるのに、英語圏でしか分からない言葉にするのが間違い。

それで、僕はゼロと間違わないようにDLと読み替えています。特に意味はありません。米ポップスのDon't Lead Me Onを縮めただけ (;^ω^)

Don't Lead Me On - Bobby Caldwell
https://www.youtube.com/watch?v=0EAhSYMUQQ8

繋いでいる手と手を離したら切れた関係。これが絶縁であり電気が流れない不導通。導通がないとか絶縁とか、検索で調べればすぐに分かるのに調べないで勝手な解釈を押し通して世界を混乱させる。このようなエイリアンはあなたの会社や学校に素知らぬ顔で潜り込んでいるかもしれませんよ Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

なお、テスターの読み間違えを日記に書き込んだ人は消さないで、当該箇所を紫文字で強調しておくように。訂正は追加で書き込む。証拠隠滅は認めない ^m^;


右をゼロΩと読んでいた読者数名は、果たして左を何と読んでいたのか気になる
エイリアンはちゃんとコメント汁wwww
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窪田式定電圧電源改の制作

2018-03-02 19:46:51 | アンプ製作と修理
改めて、前日に(/ω・\)チラッと書いた定電圧電源基板の制作をレポートします。

この電源は、オールFETで構成された窪田氏の自慢のもので、穴あき基板でいくつか作ってきました。でも、いきなり小さいJ-FETが壊れて片チャンネルが動作しなくなる。そこで、壊れないように東芝の中出力MOS-FETを使って作ったのが前回紹介した正方形の基板。改めてこちらに転載します。





ところが、中出力MOSを使っても同じように突然壊れたことがあります。この基板から流す電流は微々たるもので過負荷は考えられません。壊れるたびに苦労してパーツ交換が大変。そこで、パーツ交換しやすいようにプリント基板の設計をしたのが3年前。しかし、欲張りすぎて基板が大きくなりすぎた。そこで、今回は基板を3センチ短くして100mm×120mmに収めた改良型を設計 (_ _;)


パターン面から見たパーツの配置(実装は少し違う)


実装後のパターン面(ラムダコンデンサーのピン間隔が1mm余計だった)

基板のパターンとパーツの配置は以下の通りですが、太陽通信のラムダコンデンサーが4個も使われた超贅沢な設計です。今は、このような縦型の高性能フィルムコンデンサーは皆無で、このようにコンパクトにまとめることは不可能です (・・;


整流ダイオードは高性能なショットキーバリア


実装後のパーツ面
黒い巨大なフィルムコンデンサーがΛ(ラムダ)1.3μF
チョコ色のはシルミックⅡ、黒に金はミューズと電解コンデンサも贅沢
今回は出力が2系統ずつ取り出せるようにした (=^・^=)


ラムダコンデンサーは、東芝に元気があった頃、採算度外視したアンプに搭載するために太陽通信に作らせたもので、その高性能からアンプ製作雑誌での配布が行われ、少数ですが秋葉原でも売られたことがあります。その後、東芝がアンプから撤退し、補修期間が過ぎた頃から社員がボーナス代わりにもらったものか、オークションに極少量流れました。僕が持っているものは、中古と未使用品少し。

ラムダコンデンサーの前は、岡谷の縦型コンデンサーVコンがブレイクスルーをもたらしました。それまでの薄べったいタイプと音が違った。ところが、ツイーターの高域パス用にVコンからラムダに換えたら、トライアングルの音が全く違う。トライアングルの音は純音なので、少しの違いでも分かるのです。こんなに透明感のあるトライアングルは初めて。それが、僕がラムダコンデンサーを使う理由です。

今は海外製品を始めとして、チョークのような丸棒タイプのフィルムコンデンサーが多い。音も良くなっているかもしれませんが、4センチも5センチもある部品を基板には取り付けられない。やはり見た目も大切ですし、基板を大きくするとケースも巨大になる。僕の設計はベストではないけど、ベストに近いベターなのです (^ω^)

なお、窪田氏の設計では、J-FETペアに2SJ74/2SK170を使っていますが、耐圧が低いので取り出せる電圧が24V程度と低いのが欠点。今回、耐圧が高い小さいMOS-FETの2SJ167/2SK1061を初めて使ってみました。果たしてちゃんと動作するかどうか :(;゙゚'ω゚'):

暖かだったので自分で髪を切ったら切りすぎて首筋が寒い ((´д`)) ブルブル…サムー

22時 追加
できたてホヤホヤの中出力MOS-FET選別機基板と睡眠薬代わりの焼酎 (^O^)


この前、ミロードが休みで駅前を彷徨ったら沖縄料理の店に誰もいない
女神が沖縄に行ったことだしと入ってみるテスト
ゴーヤチャンプルが凄い量で、地酒の日本酒の後に飲んだことのない泡盛をロックで2杯
ゴーヤチャンプルはテイクアウトして翌日の昼ごはんに
何と泡盛は悪酔いしないし寝覚めが良い ヽ(^。^)ノ



どう使うかというと、上の段がDC24Vを±12Vに変換して10mAの電流を流す定電流回路
下の段は、ソケットに測定するMOSを挟み、強制的に10mA流して、その時のゲート電圧を測定する仕組み


結構細かいところまでエッチングできてる (^o^)v
ただし、作成例はないのでちゃんと動くかどうか orz


3日 追加

おおっ、定電圧電源基板が窪田式アンプ改のケースに収まった。前に作った電源基板も収まるし、これでHMA-9500ⅡやHMA-8500などの日立アンプ改が作れるかも (^o^)v



5日 パターン変更

定電圧電源基板はプラス側が電圧調整できませんでした。プラス側の調整用トリマー3kΩのパターンが間違っていたのです。1番ピンと2番ピン、あるいは2番ピンと3番ピンをつなげるのですが、マイナス側と対称にすべきをマイナス側と同じにしていた orz

パターンにカッターで2ヶ所の切れ目を入れ、取り除きたいところにハンダ吸い取り線をハンダ付けし、エイと引っ張るとパターンが剥がれてきます。あとは針金でつなげるだけ (;^ω^)

修正後はちゃんと動作して、24Vで調整してみたら、電圧変動も0.01Vでほんの少し揺れるだけ。安心しました。上の部品配置も修正してありますが、実装の基板裏は以前のままで違いが分かるかも (*^^*)
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足りないパーツについて

2018-02-27 19:50:26 | アンプ製作と修理
タカチのケースが在庫切れで、ようやく6台を確保して発注。制作が進んでいる人はもう少し待つように (^_^;)

遅れている読者にも残りのパーツを送ったので(残り1名)、あとは制作を進めてもらうだけ。ということで、値段が高いほかで揃えるのが面倒な、まだ足りないパーツをリストアップするので、参考にしてそれぞれ買うように。なお、今回は熱収縮チューブは基本的に使わないので使いたい人は独自に手に入れるように (・。・;

若松通商
2SJ76/2SK213または耐電圧の高い2SJ77/2SK214など
2SJ160/2SK1056(モデルチェンジ版の2SJ352/2SK2221はヤフオクで安い)
http://www.wakamatsu.co.jp/cgi-bin/page.cgi?cate=1102&page=0

ディップマイカ 10p
http://www.wakamatsu.co.jp/cgi-bin/page.cgi?cate=2102&page=0

これは特に必要ないと書かれてあるし、高価なので普通の安いセラミックコンデンサーで構わない

ボリューム(共立エレショップ他)
CP-600シリーズ 2連 連続可変型ポテンショメータ A10kΩ / 2CP601 A10K

セレクター
セレクターの制作 その2
http://blog.goo.ne.jp/efraym/e/813cb948b8be8c09c08822dbb10a8ddd

セレクター使わない人はバランスを取り付けてもよし

ヘッドフォン端子(ヘッドフォン使う人のみ)
3.5mmステレオジャック パネル取付型【MJ073H】
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/9979/

スピーカーとヘッドフォンをリレーで切り替えるスイッチ
取り付けM6ならなんでも良い
参考 トグルスイッチ / MS-500C-B ON-OFF-ON

配線ケーブルは完成した人から送ってもらうか適当に探して買う

大型液晶パネルについてはアクリルパネルを取り付ける段階で配布その他に言及します。というのも、予定していたサトー電気のLEDバックライトは在庫処分扱いで必要数の入手できるか?同じような製品は共立エレショップでも1種類だけありますがサイズが違うのでカットが必要。

http://eleshop.jp/shop/g/gE5T121/

他にELシートという切って使うサイズ自由のバックライトもありますが、インバータを使うので値段が高いし、インバータのノイズが心配。これは実験してみないと分かりません (*_*;

https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4SJU

モノタロウではELシートとインバータのセットで1990円と安い
https://www.monotaro.com/g/01140000/

バックライトは透明アクリルにLEDを1個か2個取り付けるだけなので、アクリル屋さんでカットしてもらって自作もできるはず。どれを使うかはまだ決めていません (^ω^)

ということで、ケースが届くまでに暇な人は、ガルパンの戦車のプラモデルでも作っておくように (;^ω^)
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大アンプのケース費用について

2018-02-21 16:36:00 | アンプ製作と修理
掲示板で報告されているように、ようやく見積が出た (^_^;)

6台の発注で、1台あたり24,588円。作りやすさと見栄えを考慮して加工費が倍になったのでこの値段 orz。12台の発注予定なので単価は小さくなるはず (;´Д`)

急ぐので、会計の方に分割でいいから入金すること。足りない分は積立や他の人の負担で支払うので、とにかく会計に支払い計画を速攻で連絡するように。金額が不足したら払っている人の分だけ発注するので、追加の人は単価が高くなるかも (=o=;)

なお、この費用にはM4タップの脚(4個一組)とアクリルパネル代は入ってないので、脚が欲しい人はタカチのカタログ見て申し込む。同時申し込みなら同梱で届くはず。


タカチのサイトにはオリジナルPDFファイルがある

HY SERIES

http://www.takachi-el.co.jp/data/pdf/06-43.pdf

ちなみに、シャープのタブレットの中古を購入。型番が一字違いで企業に納入するタイプ。中身は一緒なので、分解して共食い整備して、あわよくば両方共使えるようにしたいという魂胆 (;^ω^)





ということで購入したのが、タブレットやスマホを分解するツールのセットと、液晶パネルを安全に持ち上げる吸盤付き工具。故障した方のOS入っているNANDを取り外して、中古で購入した方に移植できれば、メールが復活する。送信メールを保存する前に立ち上がらなくなったので、何とかして復活させないと (^_^;)
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大アンプのケースデザイン完了

2018-02-15 06:12:41 | アンプ製作と修理
ようやく、一番大変な作業が終わりました (=o=;)

インダストリアル・デザインとは工業デザインを指します。家電品でも自動車でも、工業製品の終点はパッケージングです。ポスター等のグラフィックデザインは2次元ですが、インダストリアル・デザインは3次元の立体で考えなくてはなりません。

デザインに合わせてパーツを外注すれば、デザインの自由度は増しますが、それではコストがかかる。あり合せのパーツを使ってコストを下げ、作りやすさと操作性と機能美を追求するのは大変な作業となります。あり合せの事をお仕着せというくらいですから (^_^;)

パーツはアメリカのインチ規格と、JISなどのメートル法の規格が混在しています。今回使う電源スイッチはインチ規格で、12/32インチの取り付け穴を必要とします。カタログを見ないで寸法を測ると12mm径ですが、実際には11.9mmと誤差があります。穴ならまだましですが、タップを切ってネジ部分のピッチが合わないと悲惨なことになります。

タカチのケースは、図面を書いて見積もりしてもらうわけですが、その時に加工は無理とか言われることがあります。工作機械の精度もありますが、加工には工程が大切なので、工程を無視してのデザインは出来ないのです。

ケースの中にサブパネルを設けて、ネジやナットが表から見えないデザインにするのはアンプの常識です。でも、メーカーではない個人やグループにはコストが高くつく。そこで、サブパネルを諦めて、パネルに直接取り付け、ボロ隠しにアクリルパネルで覆う。アクリルパネルを使うと品が良くて美しい仕上がりになります。今回は、日立リヴァーレのパープルを使うことにしました (;^ω^)


直径30mmから40mmのツマミが付く
中央の電源スイッチは蛍石や翡翠などの宝石にしたい (^ω^)


最近はあまり言いませんが、アホな人をパープリンと表現したのは漫画家の小島よしのり氏だとか。昔から、紫と黄色の配色は危ない色とされ、特に色情狂の好む色として知られています。だから、パープルがパープリンの語源なら秀逸だったかも。パーとプリンの合成なら何それですけど。

以前に書きましたが、日立リヴァーレの場合は、桓武平氏流三浦氏の家紋として知られる黄紫紅(きむらご)で由緒正しいのです。

黄色と紫は補色関係にありますが、よく考えて見れば、江戸時代の遊女が黄色い行灯の明かりの下で紫色の着物を着て男の欲情をそそったのが、黄色と紫が色情色として定着した原因ではないのか?ちなみに、赤と紫の配色は生理の人が着る色。色の世界は複雑怪奇なのです ^_^;

17日追加
何と古い記事が3位にランクインしたのでリンク貼ります (^ω^)



呪いのペンタゴン~平昌五輪スタジアム
http://blog.goo.ne.jp/efraym/e/f53e02717143f775998626b051aa870a?fm=entry_awp
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フリーCADソフトで文字化け orz

2018-02-08 04:32:46 | アンプ製作と修理
アンプの基板や電源を収納するケースはキャビネットと呼ばれますが、ケースメーカーのタカチでは当然、ケースと呼んでいます。ケースを売るのではなく、ケースに穴を開けたり窓を開けたりレタリングしたりの、加工を伴うオプションで儲ける仕組みです。

加工用に一般ユーザーが図面を引くのは大変ですが、会社ならCADという設計ソフトを用います。建築や自動車メーカーの世界でもCADは昔から使われています。タカチでも、ケースのデータや図面はCADでやりとりしています。CADで送れば、イラストレーターの図面より初回に1000円の割引。でも、有料のCADソフトは高価で、安いものでも月額7000円オーバー。3年で6万円もしますから、自分たちのようにたまに設計する人向きではありません。

それで、フリーソフトのCADもあるので、2次元汎用CAD Jw_cad Version 8.03aをインストールしてタカチのデータhy88-33-23.dxfを開いてみました。ガ━━(;゚Д゚)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━ン!!!!!


最初に開いた場面 (?_?)


用紙設定でA0からA4にしたもの (^_^;)

OSはWin7 64ですが、何と、文字化けして肝心の図形は極小。用紙の変更で図形は少し大きくなりましたが、文字化けは相変わらず。それで、もうひとつのフリーソフト、AR_CADをインストールして同様に開いてみました。こちらは、線が太くて変形して、図形は塗りつぶし。


AR_CAD の場合 (ToT)
上と同じ図ですお


また、どちらもタカチのデータをそのまま加工するのではなく、矩形や文字を自分で操作して入力するぽい。最初からやり直すのと一緒です。それなら、1000円払ってIllustratorで作成した図を渡したほうが楽ちんです。

PDFファイルからCADデータに変換するソフトもあるみたいですが、Illustratorで作成したPDFファイルからCADデータにすんなり変換できるか疑心暗鬼。今回はCADは諦めることにしました。幸い、読者の何人かはIllustratorを使えるので、矢印や寸法のコーデックスをCAD用にする程度なら1日あれば可能。実質、入力したフォントのサイズ変更や、余計なmm単位のカットなどで済むからです。タカチでは、書式の注意事項も記載しています。

フリーソフトでも、タカチの図形をちゃんと表示できれば。キャプチャーしてIllustratorの配置機能を使って、自分が作った図形と置き換えできるのですが、何だか、タカチで使っているソフトのバグのような気もします。CADは使いこなせれば便利でしょうけど、絵を描くみたいな自由さがない。まあ、建築も機械設計も数字の世界ですから (;´Д`)
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大アンプの調整

2018-02-04 17:44:04 | アンプ製作と修理
はじめに、SNSで2月に入ってログインしていないものはやる気が無いとみなしてログイン停止したので、毎日一度のログインを約束し、誓約書(メール)提出してやり直すこと (#^ω^)

誓約書は次回にサボった時に晒します (^_^;)

それから制作中の人は小まめに画像載せて更新するように。いきなり出来上がった→間違えるし→煙、では洒落にならないし (^ω^)

大アンプの調整は2段目次第。2段目の2SJ313/2SK2013の電流値が15mA前後になれば大丈夫。2SK2013のソース抵抗(図では220)の両端電圧から、電圧/220=mAと計算されます。15mAより少ない時は、初段の1kΩを回して2段目のゲート電圧を増やせば電流値も増える。



初段の増幅率が高すぎて、2段目が15mAよりも極端に大きければ、ソース抵抗を増やして電流を下げる。VR2は上限のバランスを取るために用いる。テスターをアースと出力につなぎ、出力にDC漏れがなくなるように調整する。ここまで出来れば、終段のMOSを取り付けなくてもスピーカーから音が出ます (;^ω^)

それから、トランジスタやFETの良否判定の簡易テストの方法。窪田氏の単行本で紹介されていますが、これはアナログテスターで行う方法でデジタルテスターでは出来ません。また、この方法で判別しても、秋月電子通商で売っているDCA55というマルチ測定器と一致しないことがあります。DCA55は、JFETをディプレッション型MOSと判別することがあるからです。



ガードレール突き刺さるという恐い事故画像 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



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大アンプのケースデザイン

2018-02-03 00:04:03 | アンプ製作と修理
アンプを収めるケースのデザイン。汎用品を使うので大変です。というのも、タカチのケースは、ボリュームやセレクターや電源スイッチやヘッドフォン端子を固定する、インナーのサブパネルが付属していない(オプションでも)からです。アルミの綺麗なパネルに直接取り付けるのはナットが見えて美しくない (_ _;)


基板の仮置きした感じでは収まり具合が良さそう (^o^;)

今回は集大成ということで、デザインも凝りたい。大型のLEDパネル照明を使えば、電源オンとともに星座や絵や文字が点灯する。市販品のアンプにはない芸術性の高い作品が可能です (・。・;

ということで、製作途中の図面を掲載。まだ、スピーカー端子の並びや、基板などの細かな配置が出来ていませんが、おおまかなイメージは出来つつあります。

問題は、完成できそうな人数が6名程度と予想されること。完成しそうな人には、このデザインでケース屋さんに発注。無理ゲーな人は、勝手にベニヤ板で組み立ててもらいます :(;゙゚'ω゚'):


下はボリュームやLEDを固定するサブパネルのデザイン
こんな感じで作業を進める (~_~;)



右はヒートシンクの穴の位置


スピーカー端子の並びやフロントパネルにLEDパネルを使うかどうかの叩き台
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ノンカットオフ・バイアス回路が動いた (;^ω^)

2018-01-25 22:52:36 | アンプ製作と修理
悪戦苦闘してパーツ交換すること数日。ようやく、ノンカットオフ回路を搭載したアンプから音が出ました (;´Д`)


バラックの完成
安全のためにプラスマイナスの電源にヒューズを入れている



試聴に使用したスーパーケルビム

苦闘の原因は、基板のパターンミスに回路の読解難に無理な改造。そもそも、電源電圧が±76Vと高いHMA-9500Ⅱの回路を、電源電圧が±35.4Vと低い基板に搭載することが無理だったポイ ^^;

特に、3段目のドライブ段は、東芝の2SJ313/2SK2013を使っているので、ゲート電圧を9500Ⅱのトランジスタの4倍近くもかけなくてはならない。バラックの数値は±1.4Vが限界。理想より0.8Vも低いので、2SJ313/2SK2013は寝ている状態。音楽信号が入ってきてから、おもむろに起きだす寝坊助です。これをB級増幅と言い、歪みの多い増幅となります。

アンプのA級増幅やB級増幅の違いは、バイアス電流の違いで決まります→A級増幅とB級増幅の違い。FETのゲートに電圧をかけて行って、駆動に必要な電流が流れだすのは2SJ313/2SK2013の場合に2.2V程度。随分と足りません。それにしてもルネサスは説明が下手こ (-_-;)


最終的な回路図



できたてホヤホヤの基板をスピーカーに繋ぐのは怖いので、昨晩は日立のフルレンジを裸でつなぎました。これで音が出たので、今日は大きなスーパーケルビムにと思ったのですが、つなぐといきなりのボンという音。出力に1Vを超える直流漏れがありました。原因は、3段目が寝ていたので、上下のズレが大きかったこと。

それにしても、小さいスピーカーでは0.5Aのヒューズは飛ばなかったのに、大きなスピーカーにつないだだけでヒューズが飛ぶとは不思議 ( ゚д゚ )

しばらく待つと直流漏れは解消。それでスピーカーをつなぎ直し、ウォークマンからインプットして再生。予想より良い音です (^o^)

B級動作ですが、ある程度の音量でノンカットオフ・バイアス回路が働き出します。オールFETの特徴で、繊細で透明で細かい音が出る。ただ、ドライバ段が完全なB級動作なので、このボトムネックで音が硬い。

相性の良かったのは、ウエストサイドストーリーのトゥナイト。ナタリー・ウッドの声が艷やか。ベトナムの音楽やチェロも良かった。総じて、録音の良いソースだといいですね。

あとは、定電圧電源基板を作ってドライバ段までの電圧を上げる。ペアやコンプリをいい加減で作ったので、そこも吟味する。金沢行きの前に楽しみが増えました。明日は深谷に泊まってラドン温泉です (^_^;)
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