to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2023年6月24日 神戸、奈良旅行 二日目 その5 (東大寺)

2023年07月08日 20時39分50秒 | 旅行

春日大社から東大寺に向かいます。

 

東大寺参道。ものすごい人です。

 

そして鹿の数もすごいです。

 

 

ところで奈良公園の鹿は、鹿せんべいを持っている人には近寄り、持っていない人近くに行っても見向きもしません。

彼らはどのように見分けているのでしょうか?

きっと購入者情報を瞬時に共有するシステムを持っているに違いないのです。

 

 

 

南大門。

 

金剛力士像。

 

 

まずは東大寺ミュージアムへ。

屋内なので中は涼しく、今日のように暑さで体力を消耗する日にはおススメです。

 

 

続いて、大仏殿、にはいかず、二月堂方面に向かいます。

 

 

 

 

この石段を登った先に二月堂、三月堂があります。

 

 

 

 

まずは法華堂(三月堂)。

右半分は鎌倉時代に増築されましたが、左半分は天平時代の建築、東大寺最古の建物です。

 

堂内には10体の仏像が安置されていますが、全て国宝という贅沢な空間が広がっています。

 

中でも本尊 不空羂索観音は個人的に一番好きな仏像で、三目八臂、3mを越える堂々たる姿、凛々しい顔立ちには来るたびに圧倒されます。

内部には縁側のようなものがあり、腰掛て拝観できるのもうれしいところです。また、ここに来ることができたことに感謝。

 

 

続いて二月堂。

毎回感じるのですが、ここに来ると何か不思議な感覚、空間が歪んでいるとでもいうのでしょうか、を感じます。

ここは異界の入り口で、二月堂はそれを封印している、とか考えるのも旅の楽しみです。

 

 

二月堂から、大仏殿の裏を通り、戒壇院に向かいます。

 

戒壇院戒壇堂は前回訪れましたが、現在は保存修理中のため、代わりに普段非公開の千手堂が期間限定で公開されています。

 

ここは非常に良い気配の場所で、特に鑑真和上像、唐招提寺の鑑真和上像を模して造られた木像、の前に座ると、背中がぞくぞくする感覚があり、こういう場所をパワースポットというのだろうな、と思いました。

 

 

 

今日はかなり歩いてだいぶ疲れていましたが、ここまで来てよかったと思います。

 

 

 

 

                                         <その6に続く>

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2023年6月24日 神戸、奈良旅行 二日目 その4 (春日大社)

2023年07月07日 21時44分17秒 | 旅行

新薬師寺から北に向かい、春日大社に向かいます。

 

上の禰宜道から春日の杜に入ります。

 

杜の中の道は涼しい、ことはなく、無風で湿度が高いのでかえって蒸し暑いです。

 

 

春日大社には摂社、末社が62あり、この道沿いにも多くの神社があります。

そのうちの一つ、金龍神社に立ち寄ります。

いかにもご利益がありそうなたたずまいです。

 

 

若宮を過ぎると灯籠が並び始めます。

 

 

南門に到着。

今日は土曜日、ここまで来るとさすがに人が多いです。見た感じ、半分以上外国人です。

 

ところで、奈良には何度か来ていますが、春日大社に来た記憶がありません。記憶がないので、多分来るのは初めてだと思います。

 

まずは御朱印の列に並びます。10人くらい並んでいます。

 

 

せっかくここまで来たので、特別参拝をすることにします。

 

正面に見えるのは中門、この向こうに本殿があります。

本殿は4棟あり、4柱の主祭神が祭られています。

興味深いのは、

第一殿の祭神は、常陸の国 鹿島神宮の神

第二殿の祭神は、下総の国 香取神宮の神

であることで、のちに権勢を誇る藤原氏の氏神が、はるか東国からやってきたということは、非常に興味深いと思います。

縁もゆかりもない神様を主祭神にすることはないと思うので、藤原氏は何かしら東国にかかわりがあった、ということになると思われます。

鹿島の神が鹿にのってこの地にやってきたため、奈良公園の鹿は神の使いとして大切にされています。

 

 

春日大社は傾斜地にあるため、回廊も結構傾いています。

回廊を歩いていると、平衡感覚がおかしくなる感覚があります。

 

藤浪の屋という建物の中では万灯籠が再現されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

国宝殿にある鹿音というカフェで休憩。

 

 

 

 

続いて鹿宛へ。小鹿を後悔しているということで行ってみましたが、入場は13時30分までとのことで、タッチの差で間に合いませんでした。

 

折角なので、鹿サポーターズクラブの物販テントでおみやげを購入。

 

 

 

 

                                       <その5に続く>

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2023年6月24日 神戸、奈良旅行 二日目 その3(新薬師寺)

2023年07月05日 22時43分27秒 | 旅行

百毫寺から山野辺の道を北上し、新薬師寺に向かいます。

 

相変わらず暑くて湿度が高いですが、百毫寺から下りなのが救いです。

 

 

新薬師寺に到着。拝観する前に、門前にあるFIOREというジェラート店で休憩します。

古民家を改装した感じの素敵な店です。

 

 

店内も良い雰囲気で、外を歩いている人は少ないですが、店内は結構賑わっています。

 

ジェラートは自然な甘さで、素材の味がしっかりして、非常に美味しいです。

人気があるのもうなずける味です。

 

 

 

新薬師寺はかつては広大な敷地を誇る大寺院でしたが、今ではわずかな建物と敷地が残されています。

手前の神社は比賣神社、十市皇女が埋葬されているといわれる比賣塚に建立された神社です。

 

 

現在本堂になっている建物は倉庫のような感じですが、この建物の中に木造薬師如来坐像と、塑像の十二神将像が安置されています。

塑像の十二神将像のうち十一体が現代まで残されていることは、奇跡と言って良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

新薬師寺の門前にある、南都鏡神社。

 

 

1746年の春日大社式年遷宮の時に本殿第三殿が移築されたものだそうです。

 

御朱印は書置き。

 

この辺は観光客も少なく、落ち着いた雰囲気で、ゆっくり過ごすことができる場所でした。

 

 

                                         <その4に続く>

 

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2023年6月24日 神戸、奈良旅行 二日目 その2(百毫寺)

2023年07月04日 21時00分28秒 | 旅行

まず本日宿泊するホテルに荷物を預けます。

 
 


本日の宿はAN-GRANDE HOTEL 奈良、近鉄奈良駅と県庁のほぼ中間の大宮通り沿いという、絶好の立地にあります。

 

 

荷物を預けた後、県庁方面へ。

この風景を見ると奈良に来たな、と思います。

 

 

 

 

 

県庁の横に、前に来た時にはなかったバスターミナルができていました。そこにお土産物店、飲食店が入っており、ちょっとした時間つぶしには便利です。奈良も徐々にこのような観光施設が増えてきたようです。

 

 

鹿珈というお店で飲み物を購入します。テイクアウトの場合、この容器がついてきます。

 

今回は基本徒歩での移動となります。今日は日差しは強くないものの、気温と湿度は高く、かなり水分を消耗しそうです。

 

 

奈良県庁前バス停を10時26分に発車する北野行きバスに乗車し、百毫寺に向かいます。

 

百毫寺バス停に行くバスの本数は少なく、このバスの次は13時台までありません。今日の日程は、このバスに乗ることが最大の課題でした。

我々のほかには数人の乗客を乗せ、数分遅れで県庁前バス停を出発します。

 

途中、春日大社表参道バス停周辺には芝生の広場が広がりますが、これが飛火野、さだまさしさんのまほろばの歌詞だと「とぶひの」ですが、奈良市観光協会等の表記だと「とびひの」になっています。どちらも正解のようです。

 

 

百毫寺バス停に到着。ここから、民家の中の登り坂を20分ほど歩くと、百毫寺に到着します。思ったよりも遠い道のりです。

 

 

ここからさらに長い階段を上る必要があります。不揃いな石段なのでこれも結構きついです。

 

 

 

しかし、苦労して登った先には、奈良盆地を一望できる景色が待っています。

 

興福寺五重塔もきれいに見えます。

 

 

 

 

境内はきれいに手入れされていて、丁度紫陽花が見頃でした。

 

 

 

天然記念物の五色の椿。これも花が咲くと壮観でしょう。

 

 

奈良の中心地からは外れていて、来るのも大変で、来る人も少ないですが、来てよかったと思いました。

 

 

 

                                               <その3に続く>

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2023年6月24日 神戸、奈良旅行 二日目 その1(レムプラス神戸三宮 朝食)

2023年07月02日 19時38分55秒 | 旅行

翌日。良い天気で、暑くなりそうです。

 

 

 

レムプラス神戸三宮の朝食は朝7時から、最上階29階のカフェ・レストラン 神戸望海山が会場です。

 

 

朝7時に会場に向かうとだれもおらず、窓際の席へ。眼下には三宮駅。

 

 

 

朝食はワンプレート方式、パンと卵、カレー、オムライスから選べます。飲み物はドリンクバーで飲み放題となっています。

 

パンと卵料理。パンが非常に美味しいです。朝食このくらいでちょうどよいです。

 

 

レムプラス神戸三宮、立地が抜群によく、朝食もおいしく、良いホテルでした。

 

 

 

 

さて、今日はこれから奈良に移動します。

眼下に見える阪神三宮駅から近鉄奈良駅まで直通列車があり、それを利用します。

 

 

阪神三宮駅8:22発 快速急行近鉄奈良行。所要時間は約1時間20分です。

車両は阪神1000系、トップナンバー編成の6両編成でした。

 

三宮出発時点ではガラガラでしたが、徐々に乗客が増え、尼崎で立ち客も出るくらいになりました。

さらに近鉄に入るとかなりの混雑となりました。土曜日なので、大阪から奈良方面に観光に行く人も結構いるようです。

快速急行は停車駅が少なく、奈良へ行く人が集中するのでしょうが、阪神の車両は近鉄車両より若干小さいので、輸送力の面では若干厳しいのかもしれません。

 

 

学園前駅でかなりの乗客が降り、大和西大寺、新大宮と停車して9時40分に近鉄奈良駅に到着。

これから二日間、奈良を観光します。奈良に来たのは2018年以来5年ぶり、今回は電車なので奈良公園周辺を中心に周ります。

 

 

                                <その2に続く>

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