今年の夏の旅行は山形です。
山形、特に庄内地方は食べ物が美味しく、そのなかでも夏は美味しいものが多いので、夏の旅行は毎年山形方面へ行っていましたが、諸般の事情で2年間行くことができず、3年ぶりの訪問になります。
夜に高速を走って、朝、天童に到着。まずは、温泉に向かいます。
山形の立ち寄り温泉は、朝早くから営業しているところが多く、早朝に到着して一休みする場合には有効で、しかも値段も安いです。
今回訪れたのは、「天童最上川温泉 ゆぴあ」です。
ここは広い露天風呂が特徴で、田んぼの真ん中にあるため周囲に障害物がなく開放的な雰囲気です。洗い場も広く清潔でよい施設です。
お湯は食塩泉で、若干緑色をしています。暖まり湯なので長湯をしないようにとの貼紙がありました。
温泉で一休みした後、山寺へ向かいます。
山寺は、正式には「宝珠山立石寺」といい、などと今更説明する必要はないと思いますが、ここに来るのは実に久しぶり、二度目になります。
まずは登山口へ。いきなり急な階段が待ち受けています。
この階段を登ったところには芭蕉と曾良の像があります。
ちょうど、仙山線の列車がやってきました。
この先に山門があり、いよいよここからが山寺の本領発揮です。
急な階段をしばらく行くと、せみ塚があります。
ここは、「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の句をしたためた短冊を納めたところだそうです。
実際には、うるさいほどの蝉時雨で、全く静かではないのですが、ただ、至近距離でミンミンゼミが鳴き終わったときに、一瞬静寂が訪れるような感覚があり、これが閑かさなのか、と勝手に思いました。
ここからさらに階段を登ると、仁王門があります。ここまで来ると、もう少しです。
納経堂と開山堂。
開山堂の脇の細い道を登ると、五大堂に到着です。暑い日でしたが、ここまでくると涼しい風が吹いています。
しかし、ここまで登るのは想像以上にきつかったです。前にきた時は感じませんでしたが。次に来るのはいつかわかりませんが、そのときに登ることができるか、自信はありません。
階段を下りて、山門前の店で「玉こん」を食べます。
さて、山寺観光を終え、天童市内に戻り、「道の駅天童温泉」で一休みします。ここのジェラートが美味しそうだったので食べてみました。
スイカと白桃のダブルです。白桃は季節限定、数量限定とのことです。素材の味の生きた、シンプルで美味しいジェラートでした。
(その2に続く)
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