長崎港ターミナルです。
ここから、13:00出航の五島産業汽船の高速船で、上五島の鯛の浦港に向かいます。一日三便のうちの二便になります。
チケットは事前にWeb予約をしておいたので、窓口で名前を告げるとすぐに発券されました。復路分も同時に発券されますが、鯛の浦で乗船時に改めて引き換える必要があり、なくさないようにしなければいけません。
待っている間、ちょうど奈良尾行の九州商船のフェリーが出航していきました。
昨年9月に奈良尾~長崎港間で乗船した万葉号です。
後進で桟橋を離れ、
旋回しながら、
180度向きを変え、出航していきます。
さて、五島産業汽船の長崎~鯛の浦航路には、「びっぐあーす号」という大型の高速船も就航していますが、この日の二便は「ありかわ8号」という、やや小型の高速船でした。そのせいかはわかりませんが、満席でした。
定刻、13:00に出航。
先ほどの長崎帆船まつりで停泊中の「日本丸」を見ながらゆっくりと、深く切れ込んだ長崎港内を進みます。
すると、軍艦島クルーズの船が、追い越していきます。今人気の軍艦島だけあって、デッキまで満員のようです。
しかし、女神大橋の下あたりで、こちらの船も加速し、
抜き返します。
伊王島の馬込教会が見えてきました。
伊王島を越えると、南に端島(軍艦島)が見えます。
この角度で見るとまさに軍艦のようです。
長崎湾外に出ると、高速船は激しく波しぶきを上げながら進みます。天気は良くなり、海も穏やかに見えますが、以外にうねりがあり、結構揺れました。酔いやすい人は厳しいかもしれません。
しばらくすると、先ほどの「万葉号」が見えてきました。
そろそろ、五島列島の島影も大きく見えるようになりました。
すると、前方からもう一隻のフェリーがやってきました。
奈良尾発長崎港行の九州商船のフェリーです。「万葉号」と同型の「椿号」でしょう。
中通島に近づくと天気が悪くなり、ますます船の揺れがひどくなりました。
鯛の浦の入り江に入ると、やっと揺れがおさまります。
鯛の浦港が見えてきました。
ほぼ定刻に鯛の浦港に到着。
船でしか行けない神社のある三角島が特徴的です。
羽田を7時40分に離陸してから、7時間かけてやっと上五島に上陸です。
<その3に続く>
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