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2019年1月3日 長野旅行 一日目 その2(たてしな薫風)

2019年01月06日 20時40分58秒 | 旅行

本日の宿は「たてしな薫風(かおるかぜ)」、蓼科湖からビーナスラインを少し上がったところの保養所や別荘の多いエリアにあります。

 

というのもこの宿の建物は、もともと某大手銀行の保養所だったからで、ビーナスラインからわき道を少し入った静かなところにあります。

ここまで道路に積雪はありませんでしたが、わき道に入って始めて雪道になりました。

 

外観はこんな感じ、昭和の雰囲気です。

 

到着したのは16時前なのですが、この時すでに駐車場は一か所を除き全て埋まっていました。つまり、他の宿泊客は全員もっと早くチェックインしてることになります。長年、いろいろな宿に行っていますが、こんなことは初めてです。

 

 

 

 

 

 

 

中に入ると、広いロビーがあり、中央に大きな暖炉があり、ちゃんと薪がくべられています。

 

内部も古めかしい感じですが、木材をふんだんに使用した、高級感があり、凝った重厚な作りです。多分、昔の建物にほとんど手を加えていないものと思われますが、現代の建物にはない魅力があります。

 

これだけの建物、ただの保養所だったとは思えません。多分、迎賓館的な使われ方をしていたのではないでしょうか。

 

このロビーでチェックインをし、ウエルカムドリンクが出されます。

スパークリングワインまたはりんごジュース、お茶菓子は上諏訪の酒蔵「真澄」の酒粕の寒天寄せです。

 

ロビーの外にはデッキがあり、おととい降ったという雪が残っています。

例年に比べて雪は非常に少ないということです。

 

 

 

 「たてしな薫風」は全12室、うち4室は露天風呂付ですが、今回は露天風呂のついていない、みずひきという和室10畳の部屋を予約しました。

二階の角部屋です。

 

普通の和室ですが、10畳あるとさすがに広いです。暖房能力も充分で、部屋が寒いこともありません。

 

 

洗面所は広縁にありますが、かなり広々としています。

 

 

冷蔵庫は入口にあり、ミネラルウォーターが二本入っています。その上にはお茶とちょっとしたお菓子が置かれています。

 

 

さて、ここの建物は、傾斜地に建っているからなのか、後で建て増ししたからなのかはわかりませんが、段差が多いです。

ロビーは数段の階段を降りる必要があります。また、二階も半分は0.5階分くらい高くなっていて、さらに階段を上る必要があります。しかし、古い建物のため、エレベーターはありません。

 

 

 

大浴場へはこの2.5階まで行ったん上がり、そこから一階まで降りていく必要があります。多分、昔は一階のホールから直接行けたのではないかと思います。

大浴場は、洗い場は4か所、浴槽は3~4人程度の小さな物が二ヵ所で、片方にこれもこじんまりとした露天風呂がついています。チェックイン時には露天風呂付が男湯で、21時に男女が入れ替わります。

宿のキャパからすると狭い感じがしますが、この宿では夕食、朝食ともに二部制なので、うまく時間をずらせばそれほど混雑せずに利用することができます。

お湯は源泉かけ流し、長野県で唯一の高温酸性泉ということですが、いくつかの源泉を混合しています。酸性でも草津のように強い酸性ではなく、酸味、硫黄臭ともに控えめの優しい感じのお湯で、風呂上がりもさっぱりした感じの非常に良いお湯です。

お湯の温度は、内湯と露天風呂、夜と朝で細かく調整しているようです。個人的にはわずかに温く感じました。

 

さて、男女別浴場のほかに貸切露天風呂があり、空いていれば無料で使用することができます。洗い場はありません。また、脱衣場から少し距離があるので、この時期は結構寒いです。

 

 

二回から見たホール、磨きこまれた床が美しいです。ホールの奥左手が食事処になります。

正面の大きなガラス窓の向こうが先ほどの貸切露天風呂になります。

 

 

大分日が落ちてきました。

 

 

次は「たてしな薫風」の夕食です。

 

 

                           <その3に続く>

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