札幌駅から、小樽に向かいます。
が、その前に、ちょうど時間が良いので、札幌駅である列車の到着を待つことにします。
札幌駅は列車の発着が多く、退屈しません。
北のモンスター気動車、キハ201系と731系、733系。
その列車は、約15分遅れでやってきました。
ゆっくりと高架への線路を上がってきます。
上野からやってきた「カシオペア」。
唯一残っている、上野発の夜行列車です。「上野からの寝台特急 カシオペアが到着します」のアナウンスが流れ、札幌駅の雰囲気が一気に華やかになります。
「カシオペア」は、2016年3月の新幹線函館開業で廃止されます。人気の列車であり、積極的に廃止しなければならない理由も特にないと思われますので、JR側が廃止したかったのだと思いますが。
DD51重連が旅客列車を牽引する姿が見られるのもあとわずかです。
しばし停車の後、札幌運転所に向けて回送されていきました。
さて、この日は貨物列車が鹿と衝突した影響で、小樽行の列車が軒並み遅れています。
やってきた小樽行普通列車に乗車しましたが、立ち客もかなりいる混雑でした。しかし、停車するたびに少しづつ降車していき、札幌運転所のある手稲を過ぎると車内はガラガラになりました。
縁起の良い駅名として有名な銭函を過ぎると、それまでの市街地とは一変し、荒々しい海岸沿いに出ます。
小樽駅に到着。朝のうちは天気が良かったのですが、いつの間にか雪が降りだしています。
ホームにも駅にもランプが飾られており、いい雰囲気です。
<その3に続く>