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お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

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NINE

2010-05-24 | 映画2010
観てきました。
<角川シネマ新宿>

監督:ロブ・マーシャル
脚本:アンソニー・ミンゲラ、 マイケル・トルキン
原案:アーサー・コピット

1964年。映画監督のグイドは、新作「ITALIA」のクランクインを10日後に控えていたが、スランプに陥り脚本を一文字も書けずにいた・・・。

唯一の取り柄である「映画」に振られ、女たちも一人ひとり去っていく・・・。
なぜ?絶望のふちにいるはずなのにいつまでも「カッコイイ」オッサンなの?共感できない!
それにあそこまで苦悩した割にはラストの立ち直りがあっけない。
てか、違う人になって帰ってきました、って感じ?

期待通り、なんとも絵造りがゴージャズな映画でした。
ストーリーを追うよりも、ミュージカルシーンを楽しむ作品ですね。

「ブルーレイが出たら購入してミュージカルシーンだけ観たい」って感じ。

【萌えポイント】
※最後の最後にセンターを取るソフィア・ローレン!! すごい貫禄。はっきりいって彼女のシーンしか覚えてません。

75点。

公式サイト

元ネタは「ストーリーが浮かばない監督の話」を「ストーリーに乗せずに描こうとした」とか?
なるほどねえ。
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アリス・イン・ワンダーランド<3D字幕版>

2010-05-20 | 映画2010
観てきました。
<新宿ピカデリー>

監督:ティム・バートン
原作:ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』/『鏡の国のアリス』
脚本:リンダ・ウールヴァートン

子どもの頃から毎晩同じ不思議の国の夢を観ていたアリスは、19歳になったある日、ダンスパーティーで好きでもない相手から突然のプロポーズを受ける。困惑した彼女の目に、チョッキを着た白うさぎが映る。思わずうさぎを追いかけてその場を逃げ出すのだが・・・。

残念なことに、これまで観た3D方式の中で、メガネが一番重い&フレームが固くてイタい方式で観てしまいました。その上画面が暗い!画像がぶれやすい!!
楽しみにしてたのに、ちっとも集中できませんでした。
残念。

なので、箇条書き感想で・・・。

・子供のアリスが可愛かった。そのままやってくれれば・・・。
・折角の3Dなのに、最初の「穴に落ちるシーン」と「クスリでおっきく(ちっちゃく)なるシーン」であんまりその遠近感が効果的に描かれてなかった。そこで「掴んで」くれれば、もう少し「乗れた」かも・・・。
・赤の女王ってそんなに「悪い」ことしてないよね。むしろ「白の女王」の方が腹に一物ありそう。
・原語で韻を踏んでる台詞。もう少し上手く訳して欲しい。
・チェシャ猫はイメージ通り。一匹飼いたい。

【萌えポイント】
※赤の女王の前では、眼帯をちゃんと赤に変えてるハートのジャック。

75点。

謎解き「アリス物語」 (PHP新書)
沖田 知子,稲木 昭子
PHP研究所

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劇場版“文学少女”

2010-05-16 | 映画2010
観てきました。リーブルの日、1,000円
<シネ・リーブル池袋>

監督:多田俊介
原作:野村美月「“文学少女”シリーズ」(ファミ通文庫/エンターブレイン刊)
キャラクター原案:竹岡美穂
構成・脚本:山田由香
キャラクターデザイン:松本圭太

本当の、“幸い”は何なのか……。
みんな、幸いの地を目指す巡礼のように、それを求めて、歩いてゆく。


観に行く直前に、原作小説「神に臨む作家」下巻まで読了。
とにかく序盤は「あのキャラクター達が動いてしゃべってる」ことにワクワクしてしまって!
だけど話が進んでいくうちに、「オミットされてる設定」が気になって気になって。
竹田サンとか芥川クンはまだしも、流クン!?いたっけ?
まあ、美羽とミウの話がメインだから、しょうがないんですけど。

残念ながら、映像化されたことへの満足感はあるものの、原作既読者にとっては「オミットされちゃいけない前後の話」が多すぎて、消化不良。

それ以前に、「文学に触れることの素晴らしさは読み手それぞれが“想像”すること」がこの作品のテーマであるのに、その作品自体が“ビジュアル化”されちゃうってのは矛盾してるんじゃないかと思ったり思わなかったり。

【萌えポイント】
※美羽とななせの痴話げんか!
某アニメでは同じキャストだったのにここまではやってくれなかったから満足!!

75点。

公式サイト

“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-初回限定版 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン
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武士道シックスティーン

2010-05-02 | 映画2010
映画の日に観てきました。
<テアトル新宿>

監督:古厩智之
原作:誉田哲也『武士道シックスティーン』(文藝春秋刊)
脚本:大野敏哉、古厩智之

剣道を「武道」として努力・研鑽してきた磯山香織は、中三の大会で無名の選手に敗れる。半年後、その相手がいる剣道の名門校、東松学園女子高等部に入学したが、再会した西荻早苗は、剣道を「部活」として楽しむタイプの少女だった・・・。

成海璃子チャンと北野きいチャンの頑張りが全ての作品。
彼女たちを始め、女子高生の皆さんは「剣道部の女子生徒」を清々しく演じていて、観ている間中惹き付けられてました。

この作品も、いわゆる「部活モノ映画」のフォーマットに乗って創られているのですが、剣道が個人技であること、ダブル主人公にしていること(これらは原作通りなのでしょうが)が、「映画」的にはヨロシクない。
部活モノっていわゆる起承転結
・素人同然のメンバーがその部活の面白さに目覚めて努力する(起)
・努力の結果、緒戦勝利などの一定の結果を生む(承)
・廃部や、事故による部活継続のピンチ(転)
・ピンチを乗越えて再び皆で力を合わせる(結)
って展開なワケですが、
この作品では起承が西荻早苗(北乃きい)メインのドラマであるのに対し、転で磯山香織(成海璃子)メインにシフトしてしまうために、観ている側の感情移入に齟齬が起きてしまってテンポが悪くなっているように感じました。
そこが残念。
これが小説や連続ドラマなら気にならないのですが。

【萌えポイント】
※凛々しい村浜主将!
高木古都チャン注目です!!

70点。

公式サイト
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ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲

2010-05-01 | 映画2010
観てきました。
<新宿バルト9>

監督:三池崇史
脚本:宮藤官九郎

西暦2025年。ゼブラーマンがエイリアンから地球を救って15年が過ぎていた。東京はゼブラシティと名を変え、犯罪抑止の名目で朝夕の5分間だけ無法地帯と化すゼブラタイムが施行されていた。

<注>この作品は、以下の方以外にはお薦めできません。
・三池&クドカンという、「おバカノリの二乗」が大好物の方。
・ゼブラクイーンのPVと割り切って観ることが出来る方。
・井上正大クンのファンで、他に何が映っていても関係ない方。

期待通りのくだらなさ!バカバカしさ!
やっぱり三池カントクって凄いなあ。
今作はクドカンの脚本の脱力ぶりも激しかったけど。

前作はまだ観ていませんが、全くハナシの理解には問題なし。
ていうか、筋なんてあってないようなもんだし。
この映画の最大の魅力は、なんといっても「ゼブラクイーン」。
セクスィーダイナマイツ!!
この映画に、ほんの僅かでも真面目な「何か」を求めてはいけません!

白黒つけられないとき、あなたならどうする?
笑撃のラストは必見!!

【萌えポイント】
※すみれ(25歳)役の永野芽郁ちゃん。


90点。

公式サイト

ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
宮藤 官九郎,山田 玲司
小学館

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運命のボタン<試写会>

2010-05-01 | 映画2010
試写会で観ました。
<一ツ橋ホール>

監督・脚本:リチャード・ケリー
原作:リチャード・マシスン

1976年。探査機バイキング1号が火星に到達し、様々な情報がもたらされた。
NASAに勤めるアーサーとノーマ夫婦のもとに、赤いボタンが一つついた箱が届く。その日の夕方、謎の男がノーマを訪れ、「24時間以内にボタンを押せば1億円が手に入るが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬ」という究極の選択を提示する。


私にとっては「肌に合わない」作品でした。
観終わって「モニョっと」した感しか残りませんでした。

理解不能。

意味不明。

いや、シーン毎に「今何が起きてるか」はわかるんですけど、「なんでそうなるのか」って点が、観念的な説明しかなくて、感情移入しにくいんですね。

そしてこの手の作品て、ナニ書いてもネタバレになっちゃうから、書きにくい感想がさらに書けない事態に。

ひとつだけこの映画から受け取れたメッセージがあるとしたら

「うまい話には気を付けなはれや!」

60点。

【萌えポイント】
ナシ。
コメント (4)
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シャーロック・ホームズ

2010-04-29 | 映画2010
観てきました。
<109シネマズ木場>

監督:ガイ・リッチー
キャラクター創造:アーサー・コナン・ドイル
原案:ライオネル・ウィグラム、マイケル・ロバート・ジョンソン
脚本:マイケル・ロバート・ジョンソン、アンソニー・ペッカム

19世紀末のロンドン。名探偵シャーロック・ホームズとその相棒ジョン・ワトソンは、怪しい儀式が行われている屋敷の地下へ潜入していた。最近、若い女性が何人も何らかの儀式の犠牲になり殺されている事件を捜査し、そこへたどりついたのだ。彼らは、スコットランドヤードが到着する前に行動を起こし、新たな生贄の女性が犠牲になる寸前でそれを阻止するのだが・・・。

巷で話題の新解釈(?)ホームズ奇譚、面白うございました。というか、この設定と配役に魅了されました!!
ホームズの腕っ節が強いと言うのは確か基本の設定にも有ったような気がしますが、ワトソンまで武闘派ってのは、なかなか目のつけ処がよい解釈ですな。
ロバート・ダウニー・Jr.は言わずもがな、ジュード・ロウもかなり「良い役」にめぐり合ったのではないでしょうか?
この映画に対する評価としては、凡人のワタクシが述べるよりも、この映画のパンフレットに掲載されている大槻ケンヂ氏の文章が、かなり正鵠を射ているのではないかと思います。少なくとも私は、一読して大いに納得してしまったのでした。

まあ、この手の映画のお約束で、最後に「続編の匂い」をたっぷり振りまいてくれたのですから、気長に「次」を待つとしましょう。

【萌えポイント】
※病院でホームズと対峙するメアリー。 
このシーンにグッと心をつかまれました。子供なホームズに対して、大人なメアリー。
この作品のヒロインは、やはりアイリーンてことになるのでしょうが、なかなか捨てがたい存在感でした。続編にもぜひ出演して欲しいものです。

80点。

公式サイト

シャーロック・ホームズ大人の楽しみ方―100回読んでもまだ面白い
諸兄 邦香
アーク出版

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第9地区

2010-04-25 | 映画2010
観てきました。
<新宿ピカデリー>

監督:ニール・ブロンカンプ
脚本:ニール・ブロンカンプ、テリー・タッチェル

1982年、南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に突然現れた巨大宇宙船。ただ浮かんでいるだけの円盤にいたのは、弱りきった難民エイリアンの群れだった。それから20年以上が過ぎ、エイリアン達を隔離した共同居住区“第9地区”はスラムと化し、地域住民の軋轢が深まっていた。そこで超国家機関MNUによって、エイリアンたちを新たな難民キャンプへ強制移住させる計画が実施されることに・・・。

なんだか評判が良いので観てきました。
評判通り面白かった。

アバターの時もそうだったのですが、話が進むウチに、異形のエイリアンがなんだかラブリーに見えてくるから不思議です。とくに今回のエイリアンは甲殻類的で、一見表情など無いように見えるのに、ふとした瞬間の「困ってる様子」など、どんどん感情移入。

感情移入と言えば、主人公のヴィカス。
初登場時はいきなりの重要任務に舞い上がるチャラい社員で、どちらかというといけ好かないタイプの人間だったのに、終盤の盛上がりでグッと主人公らしくなって。最後の方では妻への彼の想いにしっかり気持ちを寄せてしまいました。

【萌えポイント】
※ヴィカスになつくクリストファーの息子。 この子が居ると居ないじゃ、映画の印象がガラッと変わっていたでしょうね。

エイリアンの武器、どっかで観たなあと思っていたら、自分の中では漫画のGANTZにイメージが近かったようです。

80点。

公式サイト
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ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ

2010-04-11 | 映画2010
観てきました。
<池袋シネマサンシャイン>
字幕付でした。

監督:松山博昭
原作:甲斐谷忍
脚本:黒岩勉、岡田道尚

ライアーゲームを準決勝でリタイアした神崎直のもとに、ある日事務局の谷村が現れた。決勝戦に欠員が出たため参加権が直に回ってきたのだ、という。辞退を告げる直に谷村は、“直が参加しないと秋山が負ける”と・・・。

「続きは映画館で!」作戦に乗せられて観てきましたよ。
いやー面白かった!!観応えアリ!
ストーリー的には、「テレビスペシャルで良いジャン」の域を出ていないのは確かですが、劇場版ならではの大仰なセットを使った“騙し合い”“ハッタリ合戦”の迫力をシッカリ堪能しました。
とは言え、展開早いので、テレビシリーズですら各ゲームのルールを把握しきれなかった頭では、「何が起きてるのか」を認識するのがやっと。とても各キャラクターが繰り広げる「姑息な手段」の整合性を検証することなど出来ませんでしたが。

いいんです。
大画面で、エリーの端正な笑顔が、キノコ頭の「直チャンてバカだよねー!」が観たくて劇場に行ったんですから。
戸田恵梨香チャンもますますキレイになって、画面映えすること。

ラストシーンにホッとして、大満足で劇場を後にしました。

85点。

公式サイト

ライアーゲーム シーズン2 DVD-BOX

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小説 LIAR GAME The final stage (JUMP j BOOKS)
浜崎 達也,甲斐谷 忍
集英社

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映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!

2010-03-22 | 映画2010
観てきました。
<池袋シネマ・サンシャイン>

監督:大塚隆史
脚本:村山功
オリジナルキャラクターデザイン:稲上晃、川村敏江、香川久、馬越嘉彦
キャラクターデザイン:青山充
作画監督:青山充
美術監督:平間由香

ある朝、花咲つぼみと来海えりかは、突然いなくなったシプレとコフレを探してたどり着いた遊園地“フェアリーパーク”で、桃園ラブ、東せつな、山吹祈里、蒼乃美希の四人組と出会う。

プリキュア勢揃い映画の第二弾。
昨年の作品が、新人のフレッシュ組に先輩ライダープリキュアが勢揃いで手を貸す、という「ゼクロス特番」方式だったのに対して、今年は直近の二組によりスポットを当てた「先代スーパー戦隊VS現スーパー戦隊」式の作りでしたね。
ストーリー上も、声優サン達の演技も、観ている側の思い入れからも、フレッシュ組の成長の跡が感じられる良作でした。

それにしても、「歴代が一堂に」ってフォーマットはもはや規定の事項としても、謎マスコット達が人間界でその姿のままバリバリに商売するのは流石に違和感あるなあ。
「着ぐるみ」にしてはサイズオカシイですよねえ。
マスコミカが大騒ぎするレベルのネタですよ。

【萌えポイント】
※みんながライト振ってるのに、一人でカメラ構えてるマスコミカ!

80点。

公式サイト

映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!【初回限定版】 [DVD]

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<ここから備忘録>
それにしてもこの作品の時系列はどうなっているのでしょう?
せつながいてノーザが再生怪人になっていることから、前作でルーキーだったフレッシュ組が一年経ってると推測されます。そこからすると、他の組が同時進行だったとしても、

放送時-→MH組(白黒高2、光高1)
放送時-→SS組(高1)
放送時-→555組(青緑高2、ピンク赤紫高1、黄色中3)
 放送時→F組(中3)
    →HC組(中2)

てカンジ?
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時をかける少女<初日舞台挨拶>

2010-03-13 | 映画2010
観てきました。
<シネスイッチ銀座>

監督:谷口正晃
原作:筒井康隆
脚本:菅野友恵

母が勤める大学に合格し、卒業を待つ高校3年生の芳山あかり。ある日、母和子が交通事故に遭い、昏睡状態に。あかりが見舞うなか、一時的に意識を取り戻した和子は「あの日に戻って深町一夫に合わなければ・・・」とつぶやき・・・。

爽やかな青春映画でした。
原田知世版世代のオヤジには、眩しすぎたかも。
(オープニングにあの歌が流れただけでワクワクしてしまいました)

生まれる前の過去へ飛んだ少女と、その時代でであった、映画監督を夢みる青年との淡いラブストーリー。
タイムトラベルを縦軸に、自主製作映画を横軸に展開するストーリー。
どちらにしても切ない別れが待っていることは自明なので、あそこまでする必要があったのかなあ。最後の最後まで「実は・・・」って展開を期待してしまった。
最後にすれ違うのはその二人でよかったのにね。

でも、この映画に込めた脚本、監督のメッセージは伝わってきました。
初々しい佳作。

【萌えポイント】
※あかりの70年代ファッション。 何着ても可愛いってファン目線なのです。

<舞台挨拶>
当日三軒目。上映後の挨拶と言うことで、いろんなお話が聞けました。
仲里依紗チャンはちょっとお疲れ気味?テンション低かったなあ。
青木崇高クンはイメージ通り。普通は肌色の下着とか付けるあのシーンは、あえて全裸で挑んだそうです。曰く「破廉恥な登場でスミマセン」。
監督がメチャクチャ緊張していたのがおかしかった。
劇中ではハッキリ示されていないのに、自分で「ある人物の結末」を口走っちゃうのはダメだろう。
石橋杏奈チャンは画面の印象と違って、今風の可愛い感じのファッション。
石丸幹二サンは流石の貫禄でした。
襟川クロの司会は相変わらずウザいね。

80点。

公式サイト

時をかける少女 通常版 [DVD]

角川エンタテインメント

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涼宮ハルヒの消失

2010-03-08 | 映画2010
観てきました。
<池袋シネマサンシャイン>

総監督:石原立也
監督:武本康弘
原作:谷川流
原作イラスト:いとうのいぢ
脚本:志茂文彦
脚本協力:谷川流
キャラクター原案:いとうのいぢ
超総作画監督: 池田晶子
キャラクターデザイン:池田晶子
総作画監督: 西屋太志

クリスマス間近の冬の日、登校したキョンを待っていたのは、後ろの席にいたはずの「涼宮ハルヒ」が「存在していない」という事態だった。一体何が起きたのか?

丁寧に、原作通り創られた作品。
原作ファンとしては満足。
アニメファンとしてはその作画・演出の手のぬか無さに満腹。
映画ファンとしては「長すぎる」。
とにかく、2時間半、キョンの独白のボリュームが凄い。
本を読むのと実際に聴くのとでは大違い。

公開から一ヶ月くらい経っていたのに、超満員。
若い子のリピーターが多いのかな?

ファンの多い小説の映像化。
どう作っても一定量の批判はでるもの。
どうせ批判がでるなら、原作通りが無難。
その意味では、この作品は正解でしょう。
ただし、初映画化がこの作品で良かったのかは疑問。

【萌えポイント】
※長門の眼鏡。眼鏡の長門。 この点に関しては、キョンの余計なひと言が許せない。

90点。

公式サイト

公式ガイドブック 涼宮ハルヒの消失

角川書店(角川グループパブリッシング)

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ゴールデンスランバー

2010-02-27 | 映画2010
観てきました。
<渋東シネタワー>

監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎
脚本:中村義洋、林民夫、鈴木謙一

金田首相が仙台でパレードを行う日。青柳雅春は、大学時代の友人森田から呼び出しを受け、パレードが行われる街道の側の指定場所に向かうのだが、そこで彼はとてつもない陰謀に巻き込まれ・・・。

うーん。
中盤までは息もつかせぬ展開で面白かったんですが、観終ってみれば多少モニョっとした感じが残ります。
大筋は文句ないんですが、何というか、139分もあるのに語り足りない、と言うか。
メインの四人は役者の好演もあってそこそこの印象にはなっているのですが、いかんせん他のキャラクター描写が弱い、と言うか。まあ、早々に退場する吉岡秀隆クン位じゃないと、香川照之クンや濱田岳クンの存在感に負けちゃうてのもあるんでしょうが。
吉岡クンの家族のコトとか、投げっぱなしな設定がいっぱいありますね。

【萌えポイント】
※「びっくりした?!」キルオのキャラはヨカッタですね。

そして、小道具、大道具の「脇が甘い」作品でもありました。
逃避行中、外でテレビ視るのに「チューナー別売りで要充電なゲーム機」を選ぶとか、ないですよね。
総論オッケー、各論残念な作品。

75点。

公式サイト

ゴールデンスランバー
伊坂 幸太郎
新潮社

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パレード<初日舞台挨拶>

2010-02-21 | 映画2010
観てきました。
<新宿バルト9>

監督:行定勲
原作:吉田修一『パレード』(幻冬舎刊)
脚本:行定勲
監督補:大野伸介

都内のマンションでルームシェアしている4人の男女。彼らはその居心地の良い居場所を壊さないように、それぞれの生活に深く関わらないようにしてバランスを保っていた。しかし、ある日その関係の中に、新しい住人サトルを迎え入たことで少しずつそのバランスが変わっていき・・・。



キャスティングを知ったときから観たかった本作。
思っていたのとちょっと内容は違っていましたが、見応えのある秀作でした。

バルト9 9番シアターの最前列で観賞。
ワタシが観たのは、本日二件目の舞台挨拶だったので、登壇者はフルキャストではなく。
行定カントク、藤原竜也クン、香里奈サン、林遣都クンの四名。

上映後の挨拶だったので、行定カントク開口一番

「ドンヨリしてますか?」

正に観賞後の感覚は「ドンヨリ」以外に上手い表現のない作品でした。

カントクは、ベルリンの映画祭から昨日帰ってきたばかりで、あちらでの反応について幾つか語ってくれました。
取材で「どうやってこんな役者達を見つけてきたのか」と聞かれたとか。
「見つけるもなにも皆日本じゃ有名な人々だ」
あまりにもナチュラルな演技で、まるで普通の生活を隠し撮りしたみたいだ、と絶賛だったそうです。
さすがに誉めすぎだと思いますが、確かに独特な雰囲気を感じる作品でした。

でも「ドンヨリ」するので他人に薦めたり、誰かと一緒に行く気にはなれないかな。

【萌えポイント】
※劇中ドラマ「カルアミルクで乾杯」
竹財輝之助、黄川田将也、森下千里、水崎綾女って!どこの「ヒーローもの」ですか?

85点。

公式サイト

パレード (幻冬舎文庫)
吉田 修一
幻冬舎

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アバター

2010-02-17 | 映画2010
ようやく観てきました。
<ワーナーマイカルシネマズ板橋>

監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン

西暦2154年。地球から5光年離れたアルファ・ケンタウリ系の惑星ポリフェマス。その衛星パンドラに、亡き兄の代りにある任務に就くためにやって来た元海兵隊員のジェイク。戦争で下半身不随となり、車いす生活を余儀なくされていたジェイクは、その星でもう一つの体を得、運命の出会いをすることになる・・・。

ナヴィのビジュアルを観ると、手塚治虫先生のきりひと讃歌を思い出す世代のワタクシ。
公開当初はあんまり食指が動かなかったのですが、周りの人達の評判がよいのと、やはり劇場で最新の3D映像を体験したくなったので、観に行ってきました。

結果は。

3Dの効果を計算しつくした構図と動き、その圧倒的で美麗なビジュアルの情報量を堪能した二時間半でした。そして冒頭は違和感バリバリだったナヴィの「青い体に偏平顔」が、ストーリーが進むにつれ気にならなくなるドコロか、ドンドン感情移入しちゃうほどの映像の説得力。満腹いや眼腹でした。

シネコンの吹替え版、センターよりちょっと後方(劇場の、いわゆる「観やすいお薦めシート」エリア)での観賞。肝心の3Dは、カメラがアップ目の時は良いのですが、ちょっとロングショットになると途端に奥行き感がなくなってしまうのが寂しかった。
それとやはり2時間半メガネを掛けっぱなしなのが辛かったな。もっとも、劇場のメガネは結構軽かったし、私の目が、普段は裸眼ですが軽く乱視があるせいで見づらかったのかもしれません。他の人のご意見を聞きたいところです。

あと、3Dの上に字幕ではキビシイかと思い、吹替え版での観賞にしたのですが、目の情報量が多いこの作品の場合、言葉が耳にスッと入ってきちゃうのは、ストーリーを追う上で逆効果だったかな?

【萌えポイント】
※動物でも植物でもミンナ同じ触手を繋げて交信できるパンドラの生物。
どんな遠隔地でもベッド一つで無線でアバターに意識を移すコトが出来る地球のテクノロジーとどちらが凄いのか?考えると夜も眠れなくなっちゃう。

75点。

公式サイト
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