仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




渇水期になるといつも話題になる、四国の水瓶「早明浦(さめうら)ダム」です。


今年も梅雨になっても雨が少なく、湖底に沈んでいる旧・大川村庁舎が見えている様子がニュースなどで報じられていました。
その後は一転、満々と水をたたえています。この分ではしばらくは水不足の心配はなさそうですが、暑さだけはどうしようもないですね。






ところで、早明浦ダムは高さが106m、堤頂部の長さが400mあるそうです。そのダム頂部は車が通るようになっており、誰でも通行可能です。
私が訪ねたときは他に誰もいず、ダムの真ん中で車を止めて降りてみました。大きな放水はしていませんでしたので静かなものでしたが、逆にそれが妙な恐怖感を覚えました。


(ダイコンソウ:ダム湖から支流を少し戻ったところに咲いていました)




ダム湖の方を見ると奥まで緑の湖が広がっています。反対側を見ると遙か下に、放水路となる吉野川と田井の町が広がっています。




これだけの水を、このダムの上に立っている自分一人が支えているような感覚さえ覚えてしまいます。とりあえず対岸に渡り、引き返して元の県道に戻りましたが、ダムの大きさ、水の大きさに圧倒された瞬間でした。

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コメント ( 4 ) | Trackback ( )



« 名越屋の沈下橋 はまった! »
 
コメント
 
 
 
サメウラダム ()
2007-08-18 18:08:29
今年初めて旧村役場のある場所まで行ってみました。早明浦ダムの巨大さを改めて思いました。車で湖畔を一周するのでもかなり時間はかかりますよね。最初訪れたときは満々と水をたたえた最初の頃でした。暫くして渇水が報じられ出向いたら、赤茶けた斜面がむき出しになりあの満水時から想像も出来ない姿でした。

多すぎても少なすぎても困る水ですね。
 
 
 
ダム湖 (aigen)
2007-08-19 10:30:01
>風さん
ダム湖から左に、少し行ったところに田井町の体育館と「さめうら荘」があります。
もう15年くらい前になりますが、ジャズバンドの合宿で毎年、利用させていただいていました。
休憩時間にはダムの湖面を眺めながらウグイスの鳴き声に聞き惚れていたものです。
この日、そのさめうら荘で昼食を摂ろうと行ったのですが、残念ながら休みでした。
 
 
 
はじめまして (広沢)
2007-08-20 01:02:43

はじめまして。

最近「仁淀川日記」を見つけて、
ちょくちょくきれいな写真を見て楽しませてもらってています。

私は、土佐市の高岡町に実家があり、仁淀川は子供のころからよく泳ぎに行って懐かしい風景が多いです。
清滝寺も小学校からすぐです。

今は海外駐在でカナダのトロントにいますが、
高知が恋しくなると、写真を見にきています。

早明浦ダムも大学のときにバイクでツーリングの
途中に行ったのが懐かしいです。

今後とも写真を楽しみにしています。



 
 
 
仁淀川 (aigen)
2007-08-20 14:27:05
>広沢さん
始めまして、仁淀川日記という名前で書いていますが、近場の風景や花などが多くなっています。
高岡のご出身で、清滝寺も小学校からすぐと言うことは、私と同じ小学校かも知れませんね。
カナダ・トロント駐在とのことですが、お仕事とはいえうらやましい環境ですね。そちらの風景なども拝見したいですね。
 
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