仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




福島原発事故は、空気を汚さないクリーンエネルギーとして建設、設置を推進していた日本にとって、根本的に再検討すべき問題を提起しました。またフクシマは、日本だけに留まらず、世界の原発開発にも大きな衝撃を与えました。


ヨーロッパでは脱原発の動きも加速しており、太陽光、風力などの自然エネルギーを利用すべく研究、開発、建設が進んでいます。しかし、小さな土地しか持たない日本にとっては広大なスペースを必要とする大規模施設建設は容易ではありません。


そんなことを考えながら歩いていると、石垣に鮮やかなサボテンの花を見つけました。太陽に向かって大きく花びらを広げ、中には集光器ならぬ雄しべ、雌しべが整然と配置されています。


これこそ太陽光発電だ!と感心しましたが、サボテンは虫を集めるための機構、発電は無理でしょう。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro]

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