仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




6月(水無月)になりました。梅雨の季節ですが、長期予報を見る限りではいましばらくは晴れ間の多い天気が続くようです。
昨日(6月1日)は”写真の日”でしたので、なんとかアップしたいと思っていたのですが、父の手術、叔母の葬儀などがあって一日遅れになりました。


今日の新聞に、ウィーンで行われたカメラオークションで”ダゲレオタイプ”の美品が73万2千ユーロ(現在の日本円で約8,200万円)で落札されたとの記事が載っていました。


画像を写して残す”カメラ”の原型は1800年代初期に開発されたようですが、撮影時間の長さや長期にわたって保存する技術が伴わず、1839年に製造されたこのダゲレオタイプのカメラが、実用的な最初のカメラとされています。
このカメラは銀が光に反応して黒くなる性質を利用していますが、基本的な理論は現在のフィルムにまで使われており、画期的な発明、発見だったと思います。


私もフィルムカメラから写真に興味を持ったものですが、最近はデジタルの世界に浸かっています。ただ、懐古趣味とまでは言わないまでも、フィルムカメラのおもしろさもわかっていますので、昨年末から2台のフィルムカメラ(中古品)を再購入してしまいました。
いずれも20年以上前のカメラで、一台は露出計を除いて全て手動、フィルム巻き上げ、ピント、絞り、シャッターは自分で操作します。


過日、大阪へ行くのに航空機を利用しましたが、その時にフィルムカメラを持参しました。フィルムカメラはデジタル機器ではありませんので電源を切る(そもそも電源とが無い)必要がありません。何時でもシャッターが切れるので、ちょっと優越感を味わいました。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON 180mm MACRO]

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