仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




11月23日に、土佐市の松尾八幡宮の大祭があり、私も参加しました。


当家は持ち回りで市内を回っているのですが、今年は10年ぶりに私が住んでいる地区になりました。これまでにもいろんな準備を進めてきたのですがいよいよ、その結果としての大祭が行われます。




花かごです。おなばれ(祭りの行列)に持って歩き、辻云で待っておられる氏子の人たちが1年の災いを防ぐために抜き取っていきます。




祭りに参加する人たちは法被を着て、本殿の前で当主と舞姫の姿をカメラに収めます。




松尾八幡宮は長い階段の参道があるのですが、何もしないで登っても息が切れます。かなりの急坂なのですが、御神輿を担いでその階段を下りるのが一苦労です。下で見ている人たちも、足を滑らせないかと気が気ではありません。




行列は先導の侍を先頭に、定められた順番で参道から市内に出て行きますが、人気があるのはやはり天狗と獅子です。
ただ、最近は天狗や獅子を怖がる子供が少なくなり、よほどの小さな子供でないとなかなか泣いてくれません。




およそ1時間ほどの行列で、仁淀川河原にある御旅所に到着、そこでも神事が行われます。
舞姫達は当家、神社本殿、そして御旅所と3回、舞いを奉納します。
お祭りの終わりは投げ餅。神田で取れた餅米で搗いた餅が振る舞われます。


夕陽に向かって神社に戻りますが、流石に半日の行進や行事は疲れます。
夕方には参加者が揃っての直会(なおらい)がありました。大きな行事を成し遂げて大いに杯が進みました。

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