仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




大変、ご無沙汰をいたしました。体調を壊した訳ではなく、はたまた海外旅行に行っていた訳でもありませんが、しばらく休養させていただきました。


9月に入ってなお、高知市では36.9度という最高気温を観測し、9月としては過去最高気温を更新したそうです。秋の虫の声も聞こえてくるのに、まだまだ寝苦しい夜も続いています。はやく、涼しい風が吹いて欲しいものです。


昨夜は、土佐市文化協会主催の「土佐市文化寄席」を聴きに行ってきました。三遊亭小遊三師匠と、お弟子さんの三遊亭遊喜さんを招いての落語寄席でしたが、大勢のお客さんと一緒に笑ってきました。




500余席の客席は後方に少し、空きがありましたが、小遊三師匠は、「空いているのでなく、ゆとりを残している」と笑わせました。残念なことも、考え方によっては佳いことになると知らされました。




開演に先立って協会長が挨拶されましたが、その中で市民会館の老朽化について述べていました。当ホールには楽屋がありません。舞台袖横の出入り口から、隣の社会福祉会館に抜けて、そこの控え室を楽屋として借りています。
座席も古く、お尻にスプリングの形を感じます。いくつかの椅子は壊れて使えず、取り外されています。


500人収容のホールは、何をするにもちょうどの大きさで、設備さえ揃えば利用価値は充分にあります。しかし、県下の市町村と同様、もしくはそれ以上に土佐市の財政状況は非常に厳しいものがあり、なかなか改築などの予算は難しいと思います。


(清滝寺境内のギンナンが色づいてきました)

しかし、利用者が多くなり、そのなかで設備の充実、改築を望む声が大きくなれば市としても動かざるをえなくなるでしょう。現状では興行的には使いにくい施設ですが、改築をしていただくためにも積極的な利用をお願いしたいものです。

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