仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




スカイラインと聞くと私は”プリンス・スカイライン”を思い浮かべます。
東京オリンピックが開かれた1964年頃、新聞に広告コンテストの案内が載っており、その広告主課題として”プリンス・グロリア”と”プリンス・スカイライン”が提示されていました。
デザインの基礎も技術も、ましてやアイデアもないまま、カタログなどの資料を送りますと言うことで大胆にも申し込んでみました。


すると早速、豪華なカタログなどが送られて来ました。
もともとコンテストに応募する気持ちはありませんでしたし、まだ高校生のころですので免許も無く、ましてや家で車を買う余裕なども無い時代でしたが、二つのカタログは私の夢を膨らませるには充分でした。


ところで写真は「横浪スカイライン」です。土佐市と須崎市にまたがる横浪半島の尾根を走る観光(?)道路ですが、最近はすっかり寂れてしまいました。
有料道路だった時代には、絶好のドライブコースだったのですが、道路際の樹木が繁茂し、見通しはすっかり失われてしまいました。
それでも、所々にこのような太平洋を一望できる場所もあり、ゆっくりと走りを楽しむにはいいところです。
因みに、当時はプリンス自動車工業が製造していましたが、今は日産自動車に吸収合併されて”ニッサン・スカイライン”となっているのはご存じのとおりです。

[Photo : Nikon D800 / Nikkor 80-200mm, NIKKOR 24-85mm]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ

ボーズ クワイアットコンフォート15 リミテッドエディション


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




須崎市にある鳴無(おとなし)神社です。


一の鳥居は、横波三里と呼ばれる浦ノ内湾のほぼ突き当たりの海に面して建っています。
毎年、夏の大祭にはお神輿を載せた舟がここから湾内に漕ぎ出すそうです。


浦ノ内湾は、横波三里と言われるように、土佐市宇佐町の狭い開口部から奥に細長い湾ですので、海水の移動が少なく、一時は汚濁問題が懸案となったことがありました。
湾の奥から外洋(太平洋)に向けて導水トンネルを設けたらとの計画もあったようですが、最近はずいぶんきれいな海になりました。


今でも日常の足(通学や買い物)として、巡航船がそれぞれの対岸を行き来しています。
一度汚すとなかなか元に戻すのは大変なこと。これからも美しい海を保って欲しいものです。

[Photo : Nikon D800 / NIKKOR 24-85mm, Panasonic DMC-GX1 / LUMIX 14-42mm]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ

プレミアム バンダイ


コメント ( 2 ) | Trackback ( )




息子家族と一緒に、香美市にある「アンパンマンミュージアム/やなせたかし記念館」に行ってきました。


小さな子供向けの施設というイメージがあり、大人は単なる付き添い程度に考えていたのですが、立派な美術館と言っても良いくらいで、想像をすっかり裏切られてしまいました。


内部の作品や設備は撮影可ということもあって、子供連れの家族にとっては嬉しい配慮です。
しかし、撮影した画像などをホームページやブログなどには公開しないで下さいとの注意書きが有り、残念ながら内部の写真はアップできません。


この写真は、記念館手前の駐車スペースの壁に書かれたアンパンマンですのでお許しいただけるでしょう。
それにしてもアンパンマンの人気はすごいもので、一歳を過ぎたばかりの孫も歓声をあげながら指差したりして大喜び、時間を忘れて楽しんでいました。

[Photo : D800 / NIKKOR 24-85mm VR]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ

コメリドットコム



コメント ( 2 ) | Trackback ( )




年末年始の混雑を避けて、清滝寺に新年の参拝をしてきました。


例年、高知新聞に県内寺社の新年行事の案内が載りますが、清滝寺は載っていません。


年越しの行事は行っているのですが、寺までの山道が狭く、多くの車がやってくるとたちまち離合困難となり、大渋滞になってしまいます。
お知らせをしなくても地元の方や近隣から多くの参拝者が来ますので、新聞掲載は控えたのでしょう。


私たちはいつものように歩いて登りましたが、流石に今日は車も少なく、駐車場も空いていました。
それでも初詣でや厄抜け、そして歩き遍路の方も多く、新春にふさわしい境内でした。

[Photo : Nikon D800 / TAMRON SP 180mm Macro]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ






コメント ( 4 ) | Trackback ( )




土佐市には、全国有数のパラグライダー離陸地があります。


清滝寺の西方に連なる峰に広場を整地し、土佐平野から仁淀川、太平洋を見下ろしながら飛び出すことができます。
夏休みに入ってからは連日のように遊泳を楽しむ人たちが増えていますが、今日も夏空を背景に優雅に飛んでいます。


昨夜は大綱祭りがあり賑わったようですが、私は残念ながら出かけることができませんでした。
祭りを楽しむのも当然ですが、カメラマンを沢山いたようで、力作が撮れたことでしょう。


さて、土佐市蓮池の「モルゲンロート」ギャラリーで、高知県写真家協会の写真展「土佐」が行われています。
今回は入賞作品など、全紙26点ほどが展示されています。会期は26日(日)までですので是非、足をお運びください。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro, +CPL]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ

レギュラーサイズから大きなサイズまでSAKAZEN ONLINE SHOP


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




JA全農こうちによると、27日に早期米「南国そだち」の新米初出荷を行ったそうです。


近くの田んぼの稲もずいぶんと色づいて来ており、刈り取りもそれほど遠くないようです。


日よけと言うより、見た目の涼しさを求めて植えたゴウヤですが、小さな鉢にも拘わらず良く伸びて実も付けています。


しかし、さすがにこの暑さでは日よけと言うより、自身の水分が足りなくなるようで、一日に何度か水やりをしないとすぐに葉がしおれてきます。

[Photo : Nikon D700 / Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6 VR]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ

Sony Music Shop



コメント ( 2 ) | Trackback ( )




父が亡くなって二年目のお盆、家族や親族に集まってもらって「とぼしあげ」を行いました。


土佐では新盆に盆提灯や灯籠を飾りますが、かつては灯籠だけでも軒先に五つ六つは並び、夕方に火を入れるころはその華やかさに感動したものです。


地域によってはその年にこれらを燃やしたり、川に流したりするようですが、こちらでは一年置き、二年目の盆を済ませてから処分します。
しかし最近は、燃やすことも川に流すこともできませんので、仏具店に引き取ってもらうようにしています。


迎え火や送り火、施餓鬼供養の松明は松を使います。
昔は松の根っこを掘ってきて乾燥させ、それを小さく砕いて松明にしていましたが、最近は仏具店や乾物屋さんで売っているものを使います。


しかし、良く油の回った松(肥え松)は少なく、古い松と混ぜて5cm程の大きさに組み直します。
松明の明かりを見ていると、仏様になった父や祖父母を思い出します。
お盆は気持ちを穏やかにさせてくれます。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14-42mm]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ

東芝ダイレクト


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




梅雨の晴れ間、爽やかな青空が広がりました。


久し振りに車を洗いました。ワイパーを立てたままにしていたら、そこにトンボが止まります。
大きな眼をきょろきょろと回し、虫を見つけるとさっと飛び立ち、すぐに戻ります。


キチョウも蜜を求めて庭の花にやって来ます。
飛翔する姿を狙ってみたのですが、もっと早いシャッター速度を切らないと無理なようです。

[Photo : Nikon D700 / TAMRON SP 180mm Macro]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ

キングソフトオフィス2012



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




牧野植物園のある五台山には、四国八十八ヵ所・第三十一番竹林寺があります。
季節を問わず、参拝をされる方が多いのですが、春はやはりお遍路さんが多い時期でもあります。


竹林寺本堂は、杉材を屋根に葺いた「こけら屋根」となっています。
少し前から、訪れるたびに気になっていた屋根の傷みですが、二年前から大々的な改修工事が行われ、この春に新装され、立派な姿を現しました。


屋根は板を用いられていますが、まるで金属のような輝きを放っており、その素晴らしさには圧倒されます。


これからまた、年月を経て落ち着いた色に変わって行くのでしょうが、今の美しさは是非、ご覧いただけたらと思います。


因みに、こけらは”杮”という漢字で、”柿(かき)”とは異なります。画面ではその区別はわかりにくいのですが、”かき”は木偏に市場の「市」を書きます。
一方、”こけら”は「市」の字では無く、中棒が上から下まで1本で、冠(なべぶた)ではありません。

[Photo : Nikon D700 / Nikkor 70-300mm, SIGMA 24-70mm]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ

ビックカメラ.com



コメント ( 2 ) | Trackback ( )




今年は、高知県佐川町出身の世界的植物学者、牧野富太郎博士の生誕150年(4月24日)にあたります。
高知市五台山にある牧野植物園では、生誕150年を記念する催しが行われていますし、県内はもとより、博士ゆかりの地でも記念行事が行われているようです。
そんななか、この連休中に五台山/牧野植物園を訪ねてみました。


五台山へ登る道路は一方通行ですが、中腹にある駐車場で止められてしまいました。頂上の植物園前駐車場は満杯のため、かまわなければここから歩いてくださいとのこと。
渋滞で待つよりはと、そこに車を駐めて歩きましたが、これが結構きつい坂道・石段の連続で、展望台に着く頃は息絶え絶えでした。


展望台から高知市街や高知港などの眺望を楽しんだあと、竹林寺を経由して植物園へ。
ガラス張りの大温室を見た後で園内に出てみると牧野富太郎博士の像が立っています。そしてその向こうに真っ白な花を付けた大樹が見えます。
またまた坂道を登ってみるとこの真っ白い花を付けた大樹は「ナンジャモンジャノキ(ヒトツバタゴ)」とのこと。
名前を聞いたことはありますし、この植物園には何度も来たことがありますが、この花が咲いているのを見たのは初めて、なかなか立派な大樹でした。


さて、ゆっくりと園内を散策した後はもとの駐車場まで戻らなければなりません。
そこで途中から家人たちと分かれ、私一人で元来た道を引き返して車を植物園まで回しましたが、下りは楽でした。

[Photo : Nikon D700 / SIGMA 24-70mm]

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ にほんブログ村 写真ブログ マクロ撮影へ
** にほんブログ村 **

人気ブログランキングへ

三井住友カード


コメント ( 2 ) | Trackback ( )



« 前ページ 次ページ »