浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

御幣って何?

2024-06-10 00:00:00 | 木の話題

御幣って何でしょうか?

何て読むのでしょうか?

これ、「ごへい」とか「みてぐら」と読み、神祭用具の一つです。

鳥越神社では「おんべ」と呼ばれています。

「幣」は貴重品という意味だそうです。

写真のように先端に切れ込みが入っていて、そこに段々に切った白色の紙を挟みます。(昔は紙ではなく木綿だったそうです。)

神前に供えたり、お祓いをしたりするときに用います。

お祭りでは御幣を上下に振りながら歩き、御魂の入った神輿の道しるべに使います。

今年、町会用の御幣を大小一つずつ新調しました。(紙は毎年新調されます。)

大人神輿用と子供神輿用です。

桧の四方無節ですね。

桧なのであまり重たくはないのですが、鳥越神社の本社神輿用はサイズが大きいので、振るのが大変…。

今回はご近所の神具屋さんで購入しましたが、結構単純な作りなので自作できそう。

次回必要になったら自分で作ってみようと思います。

 

ちなみに、大阪に御幣島という地名があり、「みてじま」というそうです。

コメント
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