浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

平時と有事

2020-07-27 00:00:00 | 日常の話

いったいいつまで続くのでしょうか、このコロナ。

一個人では全くコントロールできない無力さに打ちひしがれています。

茫然自失です。

会社経営は自分が思い描いたような形にしていく過程の連続ですが、今回の出来事は全く思い描けない出来事でした。

有事というと戦争のことを指すと思いますが、今回のコロナは有事でしょうね。

非常時です。

非常時の経営って、どうすればいいのでしょうか?

じっとしていたほうがいいのでしょうか?

もがいてもがいてとにかく動いたほうがいいのでしょうか?

それとも冷静に今後どうなるかを予想し、構造改革の準備をしたほうがいいのでしょうか?

うちの会社は1905年の創業です。

日露戦争の最中でした。

まさに有事からの出発だったのです。

その後、スペイン風邪でコロナ以上の被害を受け、関東大震災ですべてなくなり、太平洋戦争で再びすべてを失いました。

会社としてはそんな大変な時期を経験しています。

初代や二代目はその時、どういう思いだったのでしょうか?

聞いてみたいです、ホントに。

でも、会社経営って平時であっても有事であっても不安はつきものです。

20年間経営していると、不安に慣れて抗体ができています。

どんな時も、前を向いて歩いていきます。

上を向いて歩くほどの余裕はないですが、下を向かないようにして、遠くを見ながら歩いていきます。

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