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コタツ評論

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ホッカイローのケイコタン2

2017-05-04 13:53:00 | 音楽
藤圭子がCOVERした歌はどれも名曲であり、それぞれがオリジナルの歌い手たちの名唱として知られた歌ばかりです。それを藤圭子が歌うとどうなるか。元歌ではなく原曲に忠実にリセットされ、ジャズでいうスタンダードナンバーに歌い換えてしまうのです。元歌を知っていても知らなくても、少しもかまいません。ただ歌だけが聴こえてくるのです。スタン・ゲッツの”The Sound”に倣えば、彼女は ”The Voice”とでも呼べるでしょうか。

まずは、田端義夫の大利根月夜から参りましょう。

大利根月夜


次は、天皇賞馬キタサンブラックの馬主の代表曲です。

兄弟仁義


続いて、昭和45年10月、渋谷公会堂のライブ音源から3曲を。このとき彼女はなんと19歳です。

カスバの女 




長崎は今日も雨だった
 



池袋の夜 


これは生録なので音質は悪いが、暴れ馬のような曲を楽々と歌いこなしています。

【貴重生録】無法松の一生(度胸千両入り)


ある意味で、これがいちばん凄いかもしれません。とにかく、お聴きあれ。

別れの朝


この胸のときめきを 昭和46年7月 サンケイホール


(敬称略)


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