コタツ評論

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今週の拾得物 愛のさざ波

2021-05-11 15:38:00 | ノンジャンル
今週の流行語といえば、これですね。

愛のさざ波 


左派政党から庶民が離れたのは、左派政党の責任だ
「トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」

https://courrier.jp/news/archives/243521/

トランプ現象に対するひとつのエビデンスが紹介されている。日本の野党批判の背後にあるどす黒いまでの憎悪は、やはり政権与党に対する絶望の裏返しではないかと思う。

ため池に落ちると、なぜ命を落とすのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20210510-00237132/

全国の小中高で教材にすべき良記事と実験ビデオ。プールや川、湖、海などで溺れている人を助けようと飛び込んで助けられるのは、経験や技術のある人に限られる。

池江璃花子さん「とても苦しい」。東京オリンピック辞退を求める一部の声に
https://www.huffingtonpost.jp/entry/tokyo_jp_6095e0a8e4b0aead1b83d4b7

池江さんのコメントを電通の手が入ったものと批判する人は、ちょっと女性のスポーツ選手に対して偏見があるか、この程度のコメントすら上出来すぎると思うほど、知的に不自由な人だと思う。あるいは、その両方か(というのもよく使われる、目配り利いている私アピール。明日は雨か晴れか、あるいは両方か、というのと同じ怯懦の産物)。

LIVE】参議院予算委員会 蓮舫参院議員(立憲民主党)質疑(5月10日)


安倍前首相のときには、こんな場面などけっして放映せず、木で鼻をくくったような答弁だけをつなげて、ニュースでは「快刀乱麻を断つ」風に編集をしていたのに、菅首相には手を抜いているのは不公平というもの。

『恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』チーム研究の第一人者が唱える「心理的安全性」とは?
https://honz.jp/articles/-/45909

よくこの手のタイトルで売られている、いわゆる「ビジネス書」には、明日の企画会議用の読み捨てが多いが、さすがに「アメリカなんて国はない。ビジネスがあるだけだ」(映画ジャッキー・コーガン)の本場本家。「心理的安全性が多様性を担保して、イノベーションをうながす」。これだけ覚えて実践すればいいだけのこと。すでに芽や種はあるはずだから、うながす、だけでいい。ただし、日本では死ぬほど難しいこと。

株式会社東和不動産一級建築士事務所のブログ
新国立競技場に行ってきました

https://www.towaf.co.jp/blog/2020/01/06/%E6%96%B0%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E7%AB%B6%E6%8A%80%E5%A0%B4%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/

素人ながら、ヒドそうだな。「愛国」栄えて、「御国のために」は払底す。

錦織圭、コロナ禍に揺れる東京五輪は「死人が出ても行われることではないと思う」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e49c7ac1c00a4825f89f21abfe18421ba457a1a

今回(イタリア国際)のような100人規模の大会じゃなくて、1万人が選手村に集まって大会に参加する。だから、簡単じゃないと思う。特に今、日本で起きている状態は、うまくはいっていない。日本だけじゃなく、世界中で今、起こっていることを考えなくてはいけない。まだ2、3か月ある。今何かを言うのは難しい。ただ、今は保留していても、いつかは決めないといけない。もしそれが今なら、とても難しいと自分は思う」

これも大阪なおみさんの影響の一つだといえば、錦織選手に失礼か。

「40歳を過ぎたら、舞台に立たないと思っていた」――奇跡の女形、坂東玉三郎が歩む芸道一筋の70年
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bd62f6c6b1837ef23e73f6f2096da2843aef6ea

欧米基準でいえば芸術家。ご本人はたぶん芸能者という自負。

益子直美さんがミズノの大会に違和感を抱く訳
「怒ってはいけない」同じ大会名でもこうも違う

https://toyokeizai.net/articles/-/426894

企画屋とか広報の浅薄さ、レベルの低さ。欧米の足許にも及ばない。

本日の宝島社、見開き全面意見広告。
読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞に掲載。



ワクチンもない。クスリもない。
タケヤリで戦えというのか。
このままじゃ、政治に殺される

私たちは騙されている、
こんぽ一年は、いったい何だったのか。
いつまで自粛をすればいいのか。
我慢大会は、もう終わりにして欲しい。
ごちゃごちゃ言い訳するな。
無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。
今こそ、怒りの声をあげるべきだ。

「宝島社、金があるんだなあ」「ワンマン社長だからできる」という効果を狙ったのだろうな。ついでに、「何」だったのか、「なに」ひとつ、と漢字とかなの使い分けを覚えましょう。

グローバルな大国間協調の組織化を ―― 多極世界を安定させるために
https://www.foreignaffairsj.co.jp/articles/202105_haass/

第二次世界大戦後に形作られた欧米主導のリベラルな秩序では、もはや世界の安定を支える役目は果たせないことを冷静に認めなければならない。21世紀の安定を実現するための最良の手段は「19世紀ヨーロッパにおける大国間協調」を世界に広げた、中国、欧州連合(EU)、インド、日本、ロシア、アメリカをメンバーとし、国連の上に位置する「グローバルな大国間協調体制」を立ち上げ、大国の運営委員会を組織することだ。

日本以外のどこが「位打ち」に乗るかどうか。

経団連 中西会長の退任と十倉新会長の就任内定を発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210510/k10013021751000.html?utm_int=news-business_contents_news-main_003

新会長の出身母体は住友化学で生え抜き。住友化学の重要な柱であるプラスチックと農薬のどちらも、地球環境問題や持続可能な社会づくりからは指弾される立場だ。選ぶほうも受けるほうも、政治センス皆無というしかない。

(これまで)


コメント
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