■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

一日でも早く行くべき 『開化亭』@岐阜

2009-03-09 | お出かけ日記
「一日も早く行け!」と背中を押されて大阪の帰りに岐阜市に立ち寄りました。
私にとっては久しぶりの本格中華料理です。
強力な推薦状のおかげでシェフのお任せの数々を食べることができました。

力強い料理の数々にどれをベストに選ぼうか・・・かなり迷いました。
写真上↑は伊勢湾産の鮑です。
やっぱりこの地方では伊勢湾のもの食べたいなぁとおもっていたので
私の目がキラキラ輝いていたとおもいます。
■伊勢湾産アワビの肝いりオイスターソース 青梗菜のクリーム煮

黒いソースがたっぷりからまった温かい鮑に緑色のクリームをたっぷり絡めていただきます。
柔らかくでも弾力があり、噛めばうま味が溢れてきます。
完璧な一品でした。
残ったクリームは、別皿の花巻パンですくいとるように拭って食べました。


■シャロン産鴨のスモーク、九条ネギとトウチのソース

弾力のある鴨の身と皮。独特な香りに包まれて、柔らかいネギと中国の黒い豆トウチのソースの香りが絡まって食欲をそそります。
鴨が大好きな私は一口食べて唸ってしまいました。
う、うまいっ!
付けあわせがマッシュポテトに天津甘栗のソースです。
鴨にネギ、芋と栗!なんという心憎い取り合わせでしょうか。


■トラ河豚の四川山椒風味
お行儀よく出てきましたが

↓中はこんなにとろっとしています。

右手手前は赤い唐辛子を揚げたもの。
少し齧ってみましたがそれほど激辛でもありませんでした。
トラ河豚はほんと久しぶりだったのでとても嬉しく頂きました。


さて、下の3品はちょっとサービス写真です(笑)

■フカヒレのステーキ

とっても綺麗なフカヒレでした。
焼いてるから香ばしいのです。
真ん中の厚みは2cm弱くらいあったでしょうか。
同席者全員が唸りながら食べてました(笑)


■松葉蟹の春巻き
真ん中からパリッと割った瞬間に、蟹の匂いが立ちこめた美味しそうな一品です。
残念ながら私は食べませんでしたけど、美味しかったに違いありません。



■とり貝とつぶ貝のビーフン、河豚の白子和えです。
韮とスダチ添え。
美味しくてがつがつ食べちゃいました(笑)



他にもこういうのを食べました。
■桑名産蛤と椎茸の上湯スープ
■蛍烏賊とピータンの黒酢ゼリー寄せ、さとう農園のトマト
■三河産手長海老と蛤と春キャベツのヤキソバ
■デザート


お店は2階、3階とテーブル席があり、白いテーブルクロスがかかっていました。
私たちはシェフの作るところをみようと一階カウンターの奥でした。
狭いキッチンであとからあとからオーダーをこなしていく動きを見ているだけで飽きません。
オーダーもいろいろで、タンタン麺とかネギやきそばだけの人も居るし、私たちみたいに創作中華コースで食べてる人もいます。
驚くべきスピードでどんどん仕上がっていくんです。
なんか中華レストランの醍醐味を見たなぁって思いました。
この開化亭は遠くからのお客様にも嬉しい素材を用意してくれています。
伊勢湾とか三河湾摂れとか、桑名のハマグリなんてのもありました。
個人では素材の調達がとてもたいへんです。1時間少々でこれだけのものを味わうことができたので大満足。
食後はお店もお昼休みに入ったので、美味しい凍頂烏龍茶を飲みながらシェフと話すことができました。
食いしん坊繋がりなので、すぐに意気投合です(笑)
楽しいひと時でした。
行ってよかったとおもいます。






『開化亭』

住所 岐阜市鷹見町25-2
営業時間 11:30~14:00 17:00~20:30(LO)

定休日 月曜日



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。