「里味」(さとみ)のうな重を食べる!・・・が今回の第一目標でございました。
YouTubeで偶然に見てしまったうな重。
動画だったので、それはもう美味しそうに鰻にパクつく姿を見てしまったものだから、
気分はずっと青鰻、青鰻、青鰻!
鰻で有名な浜松でも、黒鰻を使っているお店がほとんどです。
ところが、「里味」の鰻は、青鰻という種類の鰻を使っているのだとか。
黒鰻の1.5倍の大きさの鰻なのだそうです。
ナビに導かれて到着したのが、ピンク色の外観をしたCafe風のお店でした。
ここで青鰻を食べるんだという固い決心でドアを開けました。
入ってすぐ左側に水槽があります。
こんな風に立つようにして口をパクパクしている鰻にご対面です。
メニューには白焼きもありますが、昼間っから飲めないし、うな重も食べたいので白焼きはパス!
うな重(上)は、鰻2本・・・・無理、絶対無理なので、うな重を注文しました。
注文を終えた午前11時半。
すでに隣のテーブル、遠方よりのお越しのおじさま達は食べ終わって満足そうに出て行かれました。
カントリー風の椅子など、鰻屋さんとは思えない。
水槽に入っている鰻を見ながらのんびり気分になっていると、店員さんが鰻をすくって厨房に持って行きました。
もしかして、あれが私のうな重になるのかな・・・(汗)
20分ほど待っていよいよ運ばれた「うな重」です。
お重と吸い物椀、小鉢には冷奴、そして胡瓜と玉ねぎの香の物。
パックに入った山椒です。
蓋を開けると、肉厚の鰻1本が堂々と入っていました。
肝吸いも綺麗です。
どうですか?このボリューム!
マジで肉厚。
そしてこの照り具合!
お箸を持ってニヤニヤが止まりません。
ちょっとずらしてご飯も見ていただきましょう。
ご飯は少なめにしてもらいました。
鰻を完食したいですから、ご飯が多いと困りますもの。
さて、肝心の鰻の味は・・・
分厚くてほっこりした身がとても食べ応えがあります。
味もよくわかります。
嫌味のない味で、鰻を食べている満足感100%でした。
タレは、甘さはあるものの、クドさがなくて次々に食べることができます。
クドい味だとご飯をたくさん食べてしまうので、休憩しながらでないと入らない。
うな重の場合、鰻とご飯の相性があると思うのです。
やや細めのお米を固めに炊き上げて、一粒一粒が独立して感じられるようなご飯であれば嬉しいです。
ここのうな重は、ご飯も行き届いており、満足感のある仕上がりでした。
好みの問題ですが、直焼きのために皮はかなりワイルドでした。
鰻が大きいからだと思うのですが、皮も厚くて噛み応えがあります。
泥臭さや嫌なニオイは全然しなくて、美味しく焼けているのだけど、私の場合、なかなか噛み切れない(汗)
そして、関西風の直焼き鰻が苦手な理由が鰻の皮の強さなのです。
泣く泣く飲み込みながら、早めに皮を食べきって、後に身を堪能いたしました。
遠くまで出張った甲斐がありました。
たいそう美味しい青鰻でした。
お食事どころ 里味 HPはこちらです
住所:浜松市西区西山町108−36
営業時間:11:00~14:00 17:00~21:00
定休日:火曜日・水曜日
予約番号:053−482ー0220