えーかげんなヤツじゃケー

いつ飽きるかわからんけどできるところまで

オールドレンズとは言わせないSMCタクマー

2020-06-13 11:35:02 | 写真

前回はSMCタクマーレンズの中でも安くて小さな35mmを気軽に買ったら高画質だったと紹介しましたが

今回は望遠レンズを紹介します

初めての自分の一眼レフカメラはアサヒペンタックスだったのですがその時に一緒に買った交換レンズが

SMCタクマー135mmF2.5でした

当時は天体写真を撮りたい一心で一眼レフカメラが欲しかったのです、どうしてもあこがれるのが星雲星団の

拡大写真であり少しでもアンドロメダ大星雲やオリオンの大星雲を大きく映したいと思い込んでいました

普通はボディと一緒に最初に買うのは標準レンズですが標準レンズ分のお金を望遠レンズにしたいため

ボディと望遠レンズだけを親に買ってもらいました。

今では標準ズームがセットの標準ズームレンズキットにするとレンズ分が格安で買えるのですが

当時はセットだろうが別々だろうが金額は一緒でしたそんな理由で標準レンズにはあまり興味はなかったのです

でも最近は広角レンズでの星景写真を追求していますあの頃の夜空はどこも暗くて天の川はいつでもどこでも

ギラギラに輝いていて当たり前に見えていました、でも今では当時の天の川を追求したいと少しでも山奥や

遠く水平線まで陸地がないような場所を捜し歩いている

そんな状況です

さて、SMCタクマーレンズです

SMCタクマー135mmF2.5

ずっとブリキ缶の中に防カビ剤と一緒に保存していたのでレンズに曇りやカビは一切見当たりません

汚れもなく擦れ以外ほぼ完璧です、でもレンズケースは当時からそれなりに傷んでいました

このレンズ当時のレンズとしては大口径レンズですいろいろな星雲星団や彗星の所写真を撮りました

開放のf2.5では少し星像が肥大気味でピントが甘いのかなと感じていましたが明るさ優先で

f4.0まで絞って撮影することはありませんでした。

当時の白黒フィルムであるトライXをパンドールで20度16分の増感現像で8分や10分露出で撮影していました

最新デジカメで撮影してみると開放からなかなかシャープです欲を言えばf5.6まで絞れば完璧です

最新レンズに引けを取りませんオートフォーカスが必要なければこのレンズで十分です

色乗りが良い、コントラストあって逆行でもOK、バックボケもきれい昔からペンタックスのレンズは

緑がきれいと思っていますがこのレンズでの緑の葉っぱをバックにしたポートレートなんかすごく奇麗でしょう

 

 

もっと望遠が欲しいと後にアルバイトで貯めた小遣いで買ったSMCタクマー200mmF4.0です

筒径とフィルター系が同じでそのまま長くなったようなレンズです

このレンズだけ経年変化で絞り環を回しても絞り羽が連動せず開きっぱなしになります

天体用で使えば開放f4.0でしか使わないので良しとします

星像はシャープなのかコントラスト不足なのかわかりませんでしたが星の点が小さく映るレンズでした

当時といえばレンズ保護のためにUVフィルターやスカイライトフィルターをつていていたものです

東芝製のフィルターですが今は販売はしていません

 

 

二本を並べてみました

 

 

 

ニコンZ6にSHOUTENアダプターを付けて装着したものがこれ

 

 

 

 

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