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いつ飽きるかわからんけどできるところまで

オールドニッコールレンズの中心と周辺の画像

2021-01-11 18:52:39 | 写真

オールドレンズの試写その続きです

今回はニコンのオールドニッコールレンズの中心部分と周辺部分の画像です

以前試写していたのですがしばらく火星を追いかけていたのでアップが遅くなりました
オールドニッコールレンズは28mm35mm105mmがあるのですが28mm
についてはカメラを掴んで構図を決めて夜露防止ヒーターを巻く時にピントリング
に触れたのかピントがずれていて中心部分がボケてしまっていたので再撮影する事
としてこのレンズ以外の画像となります
 
最初は35mmから
このレンズは開放f2.0ではフィルム時代から使えないと感じていたレンズで
基本的にf8.0まで絞り込んで撮影していました
ニコンDfを使い始めてからデジタル一眼カメラでも再び使い始めたのですが
35mmという使いやすい焦点距離ということもあり持ち出す機会が多くなった
レンズです、すると切れというよりも人物であればその距離感からすごく使いや
すくて立体感ある画に再発見することとなりました。
厳密にいえばシャープ感や後ろボケも良いとは言えないレンズです、でも引き込
まれる良いレンズでした
こんなところがオールドレンズのいいところですかね
 
 
 
NIKKOR-O・C Auto 35mm/f2  絞り開放f2.0
 
2020/9/20 23h13m01s  30秒×5フレーム
NikonZ6 NIKKOR-O・C 35mm/f2.0 絞り開放 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット
 
 
中心部分
ピントが大きく甘々です
 
 
 
左下周辺部分
サジタルコマフレアが盛大に出ていて周辺減光も盛大です
昔は単にコマ収差とも言っていました、昔のオールドレンズはほとんどすべての標準広角レンズに見られた収差です
大体二段くらい絞り込むと収差も小さくなって使えるようになっていました
 
 
 
NIKKOR-O・C Auto 35mm/f2  絞りf2.8
 
2020/9/20 23h01m30s  30秒×4フレーム
NikonZ6 NIKKOR-O・C 35mm/f2.0 絞り開放 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット
 
 
 
 
中心部分
一段絞ったくらいでは改善は見られないです、まだまだボケています
 
 
 
左下周辺部分
サジタルコマフレアも大きいままですし周辺減光も同様です
 
 
 
 
NIKKOR-O・C Auto 35mm/f2  絞りf4.0
 
2020/9/20 23h21m08s  120秒×4フレーム
NikonZ6 NIKKOR-O・C 35mm/f2.0 絞り開放 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット
 
 
 
中心部分
やっとピントがほんの少しシャープになってきています
 
 
 
左下周辺部分
サジタルコマフレアが少し小さくなってきて周辺減光も改善が見られます
 
 
 
 
NIKKOR-O・C Auto 35mm/f2  絞りf5.6
 
2020/9/20 23h33m47s  240秒×4フレーム
NikonZ6 NIKKOR-O・C 35mm/f2.0 絞り開放 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット
 
 
 
中心部分
三段絞り込んだ絞り5.6から一気に改善してきて星の写真に使えるようになってきています
 
 
 
左下周辺部分
ごく周辺のみに収差が残りまで改善しています
 
 
 
NIKKOR-O・C Auto 35mm/f2  f8.0
 
2020/9/20 23h50m16s  480秒
NikonZ6 NIKKOR-O・C 35mm/f2.0 絞り開放 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット
 
 
 
 
中心部分
ほぼ満足いく星像ですが絞りすぎで実用的ではないです
 
 
 
左下周辺部分
最周辺もほぼOKですが
 
 
 
 
 
 
次に中望遠レンズであるNIKKOR-P・C Auto 105mm/f2.5です
ツアイスレンズいうところのゾナータイプのレンズでずしりとした重みがあるレンズで
後ろボケもすごく綺麗なレンズです、ただ古いコーティングのせいか逆行には弱いイメ
ージです
 
 
 
NIKKOR-P・C Auto 105mm/f2.5 絞り開放f2.5
2020/9/20 25h09m45s  50秒×4レーム
NikonZ6 NIKKOR-P・C 105mm/f2.5 絞り開放f2.5 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット
 
 
 
 
 
中心部分
色収差があるようで星の丸が大きいですし星に色付きがあります
 
 
 
左下周辺部分
レンズ設計の形式が違っていてコマフレアはほとんど見られません
 
 
 
NIKKOR-P・C Auto 105mm/f2.5 f2.8
 
2020/9/20 25h14m14s  60秒×4フレーム
NikonZ6 NIKKOR-O・C 105mm/f2.5 絞りf2.8 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット
 
 
 
中心部分
解放とあまり変化はないです
 
 
 
左下周辺部分
 
 
 
NIKKOR-P・C Auto 105mm/f2.5 f4.0
 
2020/9/20 25h24m28s  120秒×4フレーム
NikonZ6 NIKKOR-O・C 105mm/f2.5 絞りf4.0 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット
 
 
 
 
中心部分
かなり改善してきて星に色付きがなくなってきています
 
 
 
左下周辺部分
星像は変わらないですが周辺減光に関してはほぼ無い状態です
 
 
 

NIKKOR-P・C Auto 105mm/f2.5 f5.6


2020/9/20 25h37m37s  240秒×4フレーム
NikonZ6 NIKKOR-O・C 105mm/f2.5 絞りf5.6 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット

 
 
 
中心部分
 
 
 
左下周辺部分
 
 
 

NIKKOR-P・C Auto 105mm/f2.5 f8.0


2020/9/20 26h06m14s  480秒×2フレーム
NikonZ6 NIKKOR-O・C 105mm/f2.5 絞りf8.0 ISO1600
スカイメモRで追尾 ステライメージ9でコンポジット

 
 
 
中心部分
ここまで絞れば(約三段)十分シャープで色収差もほぼ無いです
 
 
 
左下周辺部分
 
 
 
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