ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

長い時間で悪化したものは、良くするのも長い時間で

2008-07-30 00:12:33 | 
8月で会社を辞めるという、当社のある部長さんとお酒を飲んできました。
彼とはこれで2回目の酒ですが、別に今日は引き止めるためではありません。
どちらかというと、うちの会社のどこがいけないのか・・・正直なところを聞きたかったのです。


7時から飲んでふと気がつくと11時近くになっていました。
いけないところはいっぱいあります。
もちろん、いいところもいっぱいあります。


けれども、今日はいけないところをいっぱい聞きました。

聞いてるうちに、会社の組織は、いつの間にか、こんなに変質してしまうものか。
いまさらながら驚いてしまいます。

そういう聞く耳を持ちながら聞くと、その主張のひとつひとつが、
それなりにみな、説得力を持って聞こえます。
どれも一面の事実、真実だろうと思いました。


もちろん、そのひとつひとつに反論しようと思えばできないこともありません。
けれど、今日はそれが目的ではありません。
とにかく、真摯に耳を傾けること。ディベートではありません。
そうすると、普段の僕らの在り方の傲慢さにも気がつき、耳が痛いことも多数ありました。

不思議なものです。聞く立場に立てば、相手の言いたいことがよくわかります。
裏を返せば、僕らは普段、聞くような立場を装いながら、本音では何ひとつ聞いていないのではないか。
疑念が湧くことしきりです
これでは本当のことはわかろうはずもありません。


すぐにはいろんなことは変えられないでしょう。

けれども、このように悪しき方向に変質してきたのも長い時間がかかったように、
また、よい方向に導くのも時間がかかるものと達観し、
時間をかけながらじっくりと改善、変革しよう。
このように思いました。


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学校

2008-07-28 21:45:43 | 


こんな感じの校舎が、僕の通った小学校です。中学校も似たようなものです。
今は、改築されてすっかり立派になっています。
小学校には住み込みで用務員のおじさん夫婦がいました。
また「宿直室」というのがあり、先生は交代で学校に泊まっていたようです。
防犯や学校の管理が目的だったんでしょう(今はもう無いですよね多分・・・)。


しかし、業務とはいえ、こんなぼろっちい校舎に一人で泊まるなんて、
本当に心細かったのではないでしょうかねぇ。
いまどきの先生たちに、こんな宿直なんてさせたら、あっという間に教員やめそうですよね。

                        
                     


僕の住んでいるマンションのすぐ近くに中学校があります。
春は校舎の周りの桜がとてもきれいです。選挙の時には必ず投票所となります。
何の変哲も無い普通の中学校です。
僕は、夜帰宅する際、たまにこの中学校の脇の道を通ります。
不思議に思うのですが、だいぶ夜も更けているのに、
その一角にほのかに明かりがついている場合があります。

                   

校舎の他のところはどこも真っ暗闇なのに、どうもおかしい。
給食室と思われる部屋の一室、こんな時間になぜ電灯が灯っているのか・・・
しかも、人の気配も無い・・・。
めったに通らない道で、住宅街にあるとはいえひっそりと淋しげな場所です。
もちろん暗い場合もあります。けれど、結構、確率が高いんです。明るいときの。



夜中に給食を作るなんてことは考えられません。
はじめは、翌日の給食の仕込みでもしてるのかな?などと思いましたが、
なにせ人の気配が感じられません。当然、物音ひとつしません。
いったい何のために電灯を灯しているのでしょうか。

奇妙な感じもするので最近、夜遅い場合は、そこを通るのを避けるようにしています。


                    

なんか妙に“怖い話”っぽくなってしまいました。
夏だからこんなお話もありかな。

小学校の頃、「門田先生」というちょび髭の先生がいて、いかにも陸軍士官学校あがりみたいな、そんな風貌をしており、とっても恐かった。
だれかれ構わず、拳骨を食らわされ恐れられていました。

高校の時は、「松川先生」という“柄の良くない”体育の先生がいて、竹刀でよくけつをたたかれました。

「学校の怪談」よりも、こんな現実の先生方の方が、僕はよっぽど怖かったなぁ・・・。

  ※ でも、写真のような校舎で、肝試しした時は本当におっかなかった

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武蔵小山商店街をお神輿が乱舞!!

2008-07-27 15:44:22 | 


暑い暑い中を、今日も走ってきました。昨日の今日とあって、足が上がらずタラタラした走りで・・・。
けれども、林試の森公園を駆け抜け、武蔵小山一帯をぐるり一周しました

林試の森公園は、丁度昼下がり、欝蒼とした森の木々が強い日差しをさえぎって、
ほどよい午後のひと時を市民に提供してくれています。

凄く広い公園なので、あちらこちらで思い思いに楽しんでいます。
ある区画では30人くらいの人たちが、釜戸に火を入れ野外炊飯をしていました。
また、子供用に水辺が解放され、子供たちは真っ裸で水遊びをしていたり。





お父さん、お母さんも総動員で大変そうでしたが、
結構みんな楽しそうでした。ここは穴場ですよ
他にも、サッカーやテニスができるスペースや、円形の広場でくつろげる空間、
滑り台やブランコなどで遊べる場所があり、亀や鯉のいる池ではトンボがくるくる回っていました。

後援の傍らに、こんな昔懐かしい手漕ぎポンプがあり、思わず水を汲み上げてみました。
僕の実家にも昔は井戸があり、こんなポンプがありました。
夏は井戸にスイカを冷やして食べたっけ




林試の森を2週くらいぐるり回った後、武蔵小山方面へ移動しました
なんと、商店街では商店会主催のお神輿祭りが執り行なわれていました。
ふんどし姿のおじさん、お兄さんが威勢よく声を上げお神輿を担いでおり、
熱気むんむんでした。とても暑いのですが、暑いからこそ・・・でしょうかね。

年配のおじさんが先頭を歩きます。


どんどんお神輿が迫ってきます。声も大きく。


きたきた、きた~っ!!凄い迫力です。


偶然でしたが、とてもいいものが見れました。
これだけでも今日、走ってきた甲斐がありました

それにしても夏真っ盛り
今年はまだプールに行っていません。来週はマラソンではなくプールにしようかな。
近くの中学校のプールが開放されていて2時間3百円で泳げます
来週は、そうしよ。

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僕の通信簿

2008-07-27 08:09:41 | 
僕の通信簿だそうです。

性別は、不詳・・・ 年齢は39才・・・  いいせんです (笑

そして「一般生徒」で目立たない存在。
「体育祭実行委員」とか「生徒会」、「文化祭実行委員」に名乗り出るような
そんなタイプではありません、確かに・・・

けれど、結構、“黒幕”は好きです。表に出ないで糸を引く

「番長」なんていまや“死語”に等しいですが、
例えば番長グループのNo.2とかそんな感じですかね



           「詩人を目指しましょう」



これは、ありがたく心のどこかに刻んでおきましょう。

詩を書くかどうかは置いておいて、「詩人」になりたい。。。
これは、昔からの僕の夢の部分にあります。

室生犀星、高村光太郎、萩原朔太郎、中原中也、・・・
あこがれの詩人はたくさんおります。
そんな人たちのように、心の在り方を詩にできたらと思います。
ただし、文才がないので、その気持ちだけをしっかり忘れないで心に留めておこう。
それでもいいかなと思っています。


なにやらありがたい「通信簿」です。有難うございますgooさん

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新宿エイサーまつり2008に行ってきました

2008-07-26 23:28:03 | 


暑かった~ 楽しかった~ そして、熱かった~

今年で7回目を迎える「新宿エイサーまつり2008」に行ってきました。
午後1時の開会から、夜9時の終了まで、新宿東口一帯は車両の通行は禁止され、
お祭り一色となりました。



アルタ前から、三越、伊勢丹までの通り、歌舞伎町シネシティ広場(一番上の写真)、そして今年は高島屋イベント会場まで拡大
はるばる本場沖縄からやってきた団体、各地域に根ざしたエイサーチームなど19団体が、頑張ってくれました。

昨年は会社の行事とぶつかり来れませんでしたが、ほぼ毎年、僕は参加しています(というか観戦しているだけですが)
エイサーの活気漲る演舞と音楽がなんとも僕は好きなんです。
35度にも達する真夏日の中で、みな汗だくになりながら踊りまくっていました。
凄く格好いい。沖縄のパワーがこれほど実感できる催し物は他にありません。

   

そしてもうひとつの楽しみが、伊勢丹で行われる沖縄物産展と屋上の沖縄ビアガーデン。
                      
上の写真は伊勢丹の6階特設会場での物産展の様子です。
沖縄の食材やお酒(泡盛)、工芸品が一挙に実演販売されています。
シークワーサーやブルーシールアイスクリーム、なんでもあります。
特に今回は「石垣島特集」ということで「辺銀食堂」が「島ごはん」を提供していました。
僕は、「岸本食堂」のなが~い行列に30分並んでソーキソバを食べました



伊勢丹の屋上では、「オリオンビール」のビアガーデン。
沖縄の若手アーティストがライブを開催していました。これもまた熱気むんむん!
オリオンビールを思わず4杯がぶ飲みしましたよ。
熱中症を断固防止するため、強烈に水分補給しました

下は、屋上のよこに設置された特設会場でのライブの様子です。




そしてフィナーレはバーニーズニューヨーク前の通りでカチャーシーの乱舞
大いに盛り上がりました。



今日はいっぱい元気をもらって返ってきました。
ありがとう沖縄!!!!


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実家では灯篭が横倒し(昨夜の地震)

2008-07-24 22:01:09 | 
本日未明に、再び東北で地震が起きました。
震度6強で、震源地は岩手県北部でした。
133名のけが人が出ました。本当にお見舞い申し上げます。

東京でも、1時前に大きな横揺れを感じ、目が覚めました。
テレビを見ると、速報がテロップに出ており、実家のことを思いました。

朝一番に実家に電話しましたがその時は誰も出ず、
会社からもう一度電話した時に、ようやく母親が電話口に出ました。


 「びっくりして飛び起きた。前のより大きかったよ。」


と言っていました。両親に怪我は無かったものの、心配で一晩中寝れなかったようです。
朝になると、庭の灯篭が横倒しになっていたり、被害は多少あったとのこと。




報道によりますと、先月14日の岩手・宮城内陸地震とは、関連が無いということです。
別の、構造、メカニズムで起きた地震です。
陸のプレートに太平洋プレートがもぐりこむ地点が震源地となっています。
震源地から遠く離れた場所にも強い揺れをもたらしました。


阪神から北陸に移り今度は東北に集中する地震・・・
来る来ると言われている東京、東海の周りで繰り返される地震の連鎖。

何かとても不気味な感じがします。

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虚無と光明と

2008-07-23 22:45:36 | 
思い起こせば僕の生涯は、虚無との戦いだったかも知れない。

虚無は、周期的に訪れる。いつの間にかすっと心の内側に忍び込み宿る。

虚無。

何もかも虚しくなる感情。富も名誉も名声も、愛情も友情も、
周りのものすべてに、何の意欲も興味も湧かなくなる。
生きることに意味を見出せなくなり死さえも興味が無くなる。

この恐るべき「無為地獄」・・・

ただただ呆けるのみ。


こんな酷い状態に陥ったこともありましたが、今はここまで重いダウンは無くなっりました。
高い山と深い谷の狭間で、一回り小さな虚無と光明の波は、結構頻繁に僕の内を貫く。
今は、その比較的浅い谷、即ち虚無の入り口に立っているような気がします。

光明。

醒めた期待。小さな希望のような心持ち。諦めの淵にある新しい感慨。
そう、まだ何十年と生きねばならない僕の人生。この世に「神」がいるのなら、
もう少し生きろと言われているような気もして。
心がこんなに暗く沈殿したまま生きても何も楽しくもうれしくも無い。
何はともあれ好きに生きればいいさ。どうせ僕の人生だ。
僕だけの時間と空間だ。楽しくうれしく生きればいいさ。それが「天主」の望み。


こんな内なる捻転のシステムにより、僕は救われてきたような気がします。
また、こんな深い谷に陥らない術として、一時期、関係するすべての人に無関心を装い、
個人主義の固い殻に閉じこもって過ごしたこともありました。
波を作らない。そう波の無い水平な心拍停止の状態に。
その無味乾燥さにも辟易し、再びありのままにリセットしてしまいました。
また「光明」に依存する日々がやってきました。


この「生命維持装置」は依然、健在なようで、まだまだ多少のダウンには耐えられそうです。
そうだよ。どうせ生きるのなら、楽しくうれしく生きなければ。

相手が、周りが笑顔であればいいけれど、少なくとも苦しげな顔をしていなければ、
僕は、安心を感じ、楽しくうれしく生きていけるかもしれません。

虚無からさっさと脱出しよう。


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どうしようもないとわかりつつ

2008-07-22 23:30:56 | 
人の人生だから、知ったことじゃあない。

そう割り切れなくなっていることが、目下の僕の苦悩のすべてかも。

僕自身がどうなろうと、それは僕の問題だからいいけれど、

他人のことまで気にする必要はなかろう。

僕がそう思うのと同じで、他人も構ってくれるなとおせっかいに思っている。

けれど、何とかしてあげられればと、今日もお酒を飲んできた。

どうなるものでもない、他人の人生。

最近、おせっかいし過ぎ。

適当に割り切って止めときゃあいいのに。

どうせ、最後は裏切られてお仕舞いだよ。

深入りすればするほど、裏切られた時の傷も深くなる。

やめときゃあいいのに・・・・



酔っ払いの呟きです。

お前はだれに向かって呟き続けているのか・・・・


走る・観る・聴く・読む(寝る)で一日過ごしこれから飲む

2008-07-21 17:38:40 | 
実は、今日、早起きして軽くジョギングしてきました。
海外へ出張へ行ったりし何週間かトレーニングできなかった分を補うためもあり。
というより「暇をもてあまし」という方が近いかも・・・

デジカメ忘れてしまい、画像で紹介できるものが無いのが残念です。
「世田谷公園」で水遊びしてきました。

                      


帰宅後、午前中を適当に過ごしました。
こんな暑い時に涼める絵画はないだろうか。
そんなことを思い、いろんな画家の絵を渉猟しました。
バックグラウンド音楽にはビゼーの「カルメン」や「アルルの女」を。


ルノアールだろうか・・・



二人の少女が小高い丘から涼しげに海を眺めている風景。
トップは切り立った崖のある海岸で水遊びする人たち。多少は涼めましょうか。

せっかく涼めたのに、次は涼むどころか蒸すようなお話し。
暑っ苦しい恋の小説。逆療法とでも言いましょうか・・・


桜の樹の下で 野わけ (渡辺淳一全集)
渡辺 淳一
角川書店

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午後は、ごろんと横になり、扇風機のゆるい風に当たりながら、
渡辺淳一の本を読みました。
何でも良かったのですが、買ったまま放置してあった本のひとつです。

  「野わけ」

たらたらと斜め読みで全部読みました。
こうして、本の絵までつけて紹介するような本でもないかも知れません。
けれど、もし「不倫」で悩んでいる方がいらっしゃれば、その末路につき参考になるやも知れません。

それにしても、こんなことは良くあることなんでしょうね。
人間存在の「不条理」さ、「理外の理」というものを、余すことなく現すのが、
こうした愛欲、恋愛の類ですね。
渡辺淳一は、飽きることなくこのテーマを追求する。
また、文章が上手い。これを経て、「失楽園」とか「愛の流刑地」へと到ります。


                    


てなことで、本を読みながらうとうとし、また読み直し、またうとうとし・・・
涼しい風も入ってきて、心地よく過ごせました。
冷たい水をコップ2杯くらい一気飲みし、ようやくすっきりくっきり。

さて、これからどうしようか・・・
明日からまた会社が始まります(というか、今日も一部やっています)。
焼き鳥できゅーっとビールでも飲んで来ましょうか。

3連休の最終日。大酒飲んで〆ましょうかね (苦笑


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母からの電話

2008-07-20 21:50:03 | 
たいした地震ではありませんでしたが昨日、宮城県沖で地震がありました。
沿岸部には一時津波警報も出ていましたが、すぐ解除されたようです。

どうしているかなあ・・・と思っていた矢先、実家の母親から電話がかかってきました。

夕食をとったかの確認から始まり、米や野菜の有無の確認。
あと1週間もすればとうもろこしが仕上がるから送るという話。


「今年はお盆帰ってこないのか・・」

「もう父ちゃんも母ちゃんも何年生きられるかわかんないんだから・・・」


この辺は、本当に辛い話です。
仕事柄帰れないんです。どうしても、どうしても・・・・


ああぁぁ・・・、こんなことなら官公庁にでも勤めてりゃあ良かった。

祝祭日はきっちり休み、残業は所定の時間を越えず、有給休暇の消化を促され、
賃金はほぼ年功序列。個人の生活が最優先され、仕事は従でいい。
労働者や労働条件は、比較的強い労働組合が保証してくれます。
ボーナスや退職金もほぼ懸念はありません。

民間はそうはいきません。競争原理、効率主義、業績第一主義の中、
厳しい会社運営が迫られます。
幹部クラスは、会社のためにいろんなものを犠牲しないとそれらは達成できません。

例に漏れず僕もそんな「呪縛」にすっかり囚われてしまっているようです。


どうしたもんだろうか。ここ数年、お盆に実家に戻ったことはありません。
年末年始に数日戻るくらいです。
僕が年齢を重ねるように、父も母も同じく老いて行きます。
まだ両方とも元気ですが、いつ何があってもおかしくない年齢に差し掛かっています。

みんなそれじゃあいけないとわかっているのに、事が起こらないと何も始まらない日本の慣習。
生きてる内に何かしてあげないと、事が起こる前に何かしてあげられるシステムを作り上げないと。


 「ちゃんとご飯食べて、休みはちゃんと休んで、体きをつけてな・・・」



最近、42インチの液晶テレビを年金のローンで買ったと言っていた。
大画面でびっくりするほど映りがよく自慢げだった。


 「みせてやりたかったんだけど・・・」



すみません、親不孝の息子で。阿呆な人生を歩んできたばっかりに・・・


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銀杏とって以来~夏の東工大キャンパスへ

2008-07-20 14:28:46 | 
今日は、洗足から大岡山そして碑文谷あたりを1周してきました
目標は、大岡山の東京工業大学キャンパス。去年の秋以来です。
(昨年はビニール袋いっぱいに銀杏を戴いてきました)





洗足駅前まで走ってかなり暑さにバテバテでしたが、もうひとふん張りと、
一気に大岡山駅前まで。
駅ビルやその周辺が昨年からずっと工事中だったのですが、
今はすっかり完成し、駅前は広々としています。
また、駅ビルには「東急病院」が入り、すっかり模様替えしています
写真では良くわかりませんが、ビルの周りには植物が這わされています。




その目の前には東工大のキャンパスがあります。
春は満開の桜、秋は黄色い銀杏並木、そして夏は濃い緑に覆われます
キャンパスは人通りも少なく、閑散としておりましたが、サークル棟では、
Jazz研、ロック研など軽音楽系の学生が、ガンガン音を響かせていました。


そして「大岡山商店街」の入り口からの全貌です。



駅前から写した風景です。
この商店街も結構元気印で、お店はなかなか充実しています。
商店街もしばらく続きます。日常生活や一人暮らしでも全然困らない店揃い
入り口向かって左側の不二家さんも、長らくお休みしてましたが、復活し頑張っています。
覗いて見ましたがお客さんの戻りは芳しくない様子。
1度失った信頼の回復は時間がかかるんでしょうかね・・・・


それで、ここきたら必修の「清風堂」さんです。



このくそ暑い中、ここの「白玉金時」を戴くのを大きな楽しみに汗だくで走って来たのですから。
ここの小豆と白玉は本当に美味しいです。お餅も当然、美味しい。
お父さんお母さん二人でやっています。主に厨房はお母さんが担当、店頭はお父さん。
他にも、和菓子やお団子など、お土産にも品揃えが豊富なので、お近くの方いらっしゃればお奨めです




あまり美味しそうに撮れていませんがこれを戴きました。
外は猛暑で汗だくでしたが、冷たい氷と美味しい小豆&白玉に、心身ともに癒やされました 


碑文谷にある「すずめのお宿」とサルジオ教会を横目に、とことこジョギングしながら帰途につきました。
そうは言ってもやはり日差しが強いので、いつまでも炎天下に身を晒すのもいかがなものかと思い。

お勤めも果たしいまは多少睡魔に襲われながら気持ちよくこれを綴っております 

ちと、お昼寝をしようかな 


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荒行(かんかん照りでもマラソン・・・)

2008-07-20 10:01:07 | 
宗教家とは胡散臭い人たちの総称と思ってきました。
(いまもその気持ちはあまり変わりません)

宗教家、教祖、大僧正、教皇、聖人、、、


それぞれの集団の中では偉い人たちなんでしょう。
けど、どうしても胡散臭く感じます。
なぜなんでしょうか・・・


答えは簡単。僕に「信心」がないから。。。。


宗教は、多くの民を救うためにあるのでしょうか。それは政治の役割。
政治に宗教が関与するのは「政教分離」で日本国憲法で禁じられています。

それでは宗教とはいったい・・・


「宗教」という集団、実体を作るから本質が見えなくなるのではないでしょうか。
宗教家たらんとする人は、その信心の対象が何であれ、
人々に自身の生き様を見せることにより、人々に自省を促し、謙虚さ誠実さを思い起こさせる。
自分の行いの愚かさや、つまらなさに気づかせる。
そんな存在ではないだろうかと、僕なりに思っています。


集団になると商業主義に侵されるし、組織というのは必然、上下関係(ヒエラルキー)を生み出します。
そこに地位や名誉などという人間特有の欲が生じます。
宗教も例外ではありません。どんどん醜く変質していきます。


だから宗教を説く人、宗教を自認する人は、自分自らがやっていればいい。
己が体現しているだけで十分ではないかなと思います。
それなら僕にもできるかもしれません。


あらゆる物欲を捨てます。出世欲、金銭欲、色恋欲、性欲、贅沢欲、・・・
なかば捨ててるものも多いんですけれども。
そしてそうした欲にまみれた自分を戒めるために修行、荒行の日々。
自分を救う、それが他人を救うことにもつながります。
自分を律する(救う)こともできない人間が、他人を救うことなどできません。


などと、信心のかけらもない僕が語ることもまた、傲慢に過ぎません。


暑い日のマラソン。これも僕にとっては「荒行」のひとつなのかも・・・
(意識はしていませんが)

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夜のコンビニにとぼとぼと

2008-07-19 23:15:07 | 
NHK『監査法人』最終回を感慨深くみた後に、なんとなくお酒が飲みたくなって
冷蔵庫をのぞくと“凍結レモンチュウーハイ”が1本。
ちびちび飲み始めたが、暑いせいかすぐに飲み干し、足らなくなった

1万円札片手に、半ズボンはいてそそくさと近くのコンビにまでお酒を買いに出かけました。
歩いて5分くらいのところにコンビニがあり、タバコもお酒も売っていて大変重宝しています。

部屋ではあえてクーラーは使わず自然風とミニ扇風機で凌いでいます。
外は涼しかろうと外に出ましたが、さほどでもなくややがっかり・・・

歩きながら考えました。さっきの『監査法人』のこと。
主人公・若杉健司に扮する塚本高史君の唇はなんであんなに赤いんだろう・・・
松下奈緒のような美形の会計監査人はあまりいませんが、そんな鼻っ柱の強い女性会計士は結構いるかも・・・・
結局、公認会計士って企業にたかる“ダニ”みたいなもんか・・・・
うちの会計士さんたちは、結構ぐずぐずかも・・・


                  



塚本君やエスペラント監査法人代表社員の小野寺(豊原功輔)が言ったように、

 「誰かの幸せのためにならなければ意味がない」


厳格監査も必要なのはわかりますが、本質は人の幸せにあることを忘れてはなりません。
現場をよーくみて、それを解釈しよりよい方向を見出していくこと。
駄目なものは駄目と杓子定規に切り捨て、そこに集う社員や家族の現実を見ないのも違います。
だからといって嘘偽りで株主・投資家を騙すのは論外です。


ドラマで言いたかったことはこの辺だったのだろうと思います。
けれど、どこまで「厳格」でいいのか。。。
逆に言うと、許される“のりしろ”はどこまでかが、極めて曖昧でした。
ま、その辺を、今の金融当局や社会、また僕たちに問いかけたかったのでしょうけれど。


そういう意味では 問題作 だったのだと思います。


                    



なんてことを考えながらコンビニで買い物をしてきたわけです。
ZERO DRYチューハイを6本、「ビッグソーセージ」、「韓国焼き海苔」、「ぴりっと焼きするめ」などを購入しました。


        さあ、飲むぞ

      というか、もうだいぶ飲んでます。明日はマラソンだ


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夏は「里山」がいいに決まっているけれど・・

2008-07-19 08:30:11 | 
T.Wニコルズさんは、イギリスから来日し、日本に定住しています。
いまは、とある里山を買い取って、その森を守り自然を育みながら生活している。
「日本の森はまだ大丈夫」と言っています。
日本人以上に、日本の自然を愛し、自然の保護に努めています。


ぶなの森にはたくさんの野鳥や動物、昆虫が四季折々に集います。
特に、男の子なら、夏休みなどは、こんな里山は宝物の山ですよね


カブトムシ、クワガタムシ、セミやトンボ、何でも欲しい。
渓流にはちっちゃな滝があったりし、真っ裸になって水浴びをします。
ことによったらイワナやニジマスにも出逢えます。
疲れたら家に帰りカキ氷か井戸に冷やしたスイカをがぶがぶ
そして、日かげの縁側でそよ風にあたりながらしばし昼ねをし、
夕方にかけてもうひと暴れです。




都会の生活に慣れてしまい、いまさら里山で生活しろといわれても戸惑います。
しかし、元来、人間は自然と一体になって生きていたはずなのに、僕らの周りの
ほぼ90%以上は人工的な、なにか加工し手の施されたものでしかありません。
そこに何十年も、何百年もそのまんまで営みを続ける自然というものがほとんど
なくなってしまっています。

               


人間は本質的にセルフィッシュです。ないものねだりです。
便利が欲しければいまある何物をも犠牲にし、便利を追い求める。
便利が手に入れば、今度は自ら手放し失った自然を求める・・・・

中国やベトナムや東南アジアの国々は、多分、日本と同じ道を進むんだろうな。
中国などは郊外をまき散らかし、工業化への道をひた走る。湖沼は汚れ、土壌は汚染され、水は飲めたものではない。
やがて深刻な「公害病」に苛まれるのかもしれません。
何より広大な自然は経済成長の美名の下、破壊されつくされるのでしょうね

CO2。炭素を使わない社会。そんなことを、今更地球をこんなにした国が主張したとしても、
説得力はありませんよね。





いったい人間はどこに向かって歩んでいるのでしょうか・・・


朝から、ちょいと深刻なことを考えてしまいました・・・
しかし暑い・・・ これも温暖化をもたらした人類への「咎め」なんでしょうね。
僕たちは、これを甘んじて受けるしかありません。


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トトロのような田舎で育ちました

2008-07-18 22:53:59 | 
また「トトロ」やってる・・・・

もう何回テレビに登場してるんだろう。
今日もいま、みるともなしに「トトロ」をみています。


トトロの姿もさつきとメイもお父さん、お母さんも、そしてストーリー展開も、
全部わかっているのに、なぜかチャンネルを変えられずにみてしまう不思議・・


何よりも田舎の風景がきれいだし、僕の子供の頃の時代背景にも思え、
登場人物の田舎訛りも懐かしい。
こんな田舎に、都会から来た女の子たち。「ちあきちゃん」を思い出し・・


              


ただ、僕の田舎にはトトロもネコ電車も、げじげじのような真っ黒い虫もいませんでした。
少なくとも僕にはみえませんでした。夢のない少年だったんでしょうかねぇ。



けれどもいまの子供たちは、こんな夢をみるような環境すら与えられていないのではないでしょうか。
だいたいいまどきこんな田舎からはどんどん人口が流出し、子供は減るばかり。
環境は破壊され住宅地や工業団地に変わり、「トトロ」のような物の怪の居場所は減る一方。
子供たちは、ゲームや携帯、インターネットに現を抜かす。

お金持ちになる夢だけはいっぱいみるけれど、こんな夢などみる由もなし。


           


  何が幸せか。さっぱりわからない時代になってきましたね。(苦笑



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