ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

隠居生活 早くしたい

2011-10-10 18:18:11 | 


よく地元の住宅街をぶらつきます。
いろんなお家がありいろんな家族がいろんな事情を抱えて
暮らしているんだろう。そんなことを思いながら歩きます。

生垣の花々を見たり庭の植え込みをのぞいたり、
他の人が見ると僕は盗人の下見でもしているように映るかもしれません。

こんな感じの家がいい。平屋でこじんまりとして。
草花に囲まれた小さなお家です。
今はそんな時期なので鬱蒼として少しうらぶれた感じがしますが、
季節によってはきれいな花々が周りを埋め尽くします。
通るたびにいいなと思っていました。



古い建付けで多少増築しているのではないでしょうか。
洋式の煙突が見えます。中に暖炉とかあるのでしょうね。
元々は和式の平屋建てだったようです。



小さな庭があります。
今日のように天気のいい日は日向ぼっこもいいでしょう。
背の高い植え込みが周りを取り囲んでいますから、
芝生にごろんと横になっても気になりません。



小さな蔵もあります。
蔵ってなんかミステリアスです。
僕なら私設図書館にします。
蔵があるくらいだから古くからこの地にお住まいなんでしょうね。


人のお家なのに勝手に物色してすみません。
年をとって隠居生活するならこんな感じのお家がいいなと思ったもので。

自分だけの小さな世界の中で、だれにも迷惑を掛けず、
ひっそりと生きていくにはうってつけかな。


  秋風によろめく竹の垣根より二間こなたのわが机かな

  叔母達と小豆を選りしかたはらにしら菊咲きし家のおもひで

                            与謝野晶子

ひとっ飛び 国際通りへ

2011-09-07 18:02:52 | 
写真は伊江島の滞在先のプールで。

話は急展開。
ひとっ飛び、那覇市の国際通り。
空きっ腹を市場のいつもの食堂で満たし、土産物の物色。
まず実家の父母用。
父の好きな黒砂糖系を5袋ほど籠へ。
春ウコンの瓶詰めにゴーヤ茶、ノニ茶などヘルシー健康ものをどっさり。
こっちは母へ。
アーサー海苔、もずく、海ブドウ、紅いも類。
1万円越えると送料無料らしいので、
やたら菓子などを詰め込み最後に特撰古酒10年でフィニッシュ。

会社にも1万円目指し泡盛4本にお菓子類を詰め込んだ。
知り合い用にも見繕いこっちは自宅へ。

これですっきり。
めんどうだけど土産物は大切だ。

自分用に香水も2本買う。
カルバン・クラインとバーバリー。爽やかさ重視で。

沖縄旅行記・伊江島編

2011-09-05 20:06:14 | 
沖縄はこれで5回目だろう。
本部港からフェリーに乗り伊江島に行く。
ちゅら海水族館から目の前に見える島。
とんがった山があり登ってみたくなった。

フェリーが出港し瀬底島の大桟橋をくぐった。
東シナ海の大海原に出て30分の短い航海。

天気は最高!デッキに出よう。

伊江島では自転車でいろんな名所を回る。
海岸添いの断崖の勇壮な様、聖なる洞窟ニィアティヤ、
米軍基地後と団結集会所、等など。

畑と豚舎が広がるなかジリジリした日差しが肌に痛い。
午後はビーチで泳ごう。


伊江ビーチで泳ぎYYY!伊江リゾートのプールで泳ぎ、
その後、ジャグジー&サウナで疲れを癒した。
和食の夕飯、泡盛古酒10年もので酩酊した。

明日は伊江島タッチュ~(とんがりのことらしい)へ登ろう。


5月 碑文谷公園のバラが真っ盛り!

2010-05-16 21:22:18 | 
毎度の碑文谷公園です。
初夏の陽気に多数の家族連れや恋人たちが碑文谷池でボートを漕いでいました。
幸せでほほえましい光景がいっぱい見られました。
池では亀が甲羅干し。鯉も元気に泳いでいました。

そして今回はなんといってもバラです。
ここのバラは今が真っ盛りです。







黄色、赤、ピンク、白、クリーム、、
こんなにいろんな種類のバラがあるのですね。
ひとつひとつにみな名前が付いているのですが覚えきれません。
「プリンセスミチコ」ていうのもありました。
皇后さまのご成婚の時にフランスから贈られたとか…









どれもよく見ると本当に贅沢な花ですね。
バラは花の王様かもしれません。

早朝にはマラソンをしましたが目黒の住宅地では庭先や塀越しにバラをよく見かけます。
バラに限らずお花を奇麗に育てているお家が多いのですが、
特にバラはよく手入れをして奇麗に咲かせています。

蕾も多かったようですからまだまだこれからが見ごろなようです。




白バラを見るとナチスドイツに抵抗した学生たちを描いた「白バラは死なず」をふと思い出します。
反戦と平和の象徴です。白バラ。

今ではずっとずっと昔のお話です。


木下杢太郎にふれた

2010-05-05 07:39:00 | 
木下杢太郎。
名前だけは知っていましたが、その人の息遣いに触れたのは初めてでした。

旅行のついでに寄った伊東。海の近くにひっそりたたずむ記念館へ。
彼の生家がそのまま残っておりました。




彼の詩を一編。


むかしの仲間も遠く去れば、 また日ごろ顔あはせねば知らぬ昔と変りなきはかなさよ。
春になれば草の雨、三月桜、四月すかんぽの花のくれなゐ、
また五月には杜若(かきつばた)、花とりどり、人ちりぢりのながめ。
窓の外のいり日雲。


彼は明治、大正、昭和を生きた文学者であり画家であり医者でもありました。

与謝野鉄幹、晶子らの「明星」に参加し、北原白秋や石川啄木ら詩人との交流を深めた。
やがて「スバル」を創刊、高村光太郎らと「パンの会」を結成もした。
彼の師は森鴎外だったらしい。


訪れた時には「杢太郎の顕微鏡画」の特別展が開催されていました。
顕微鏡で見た細菌の様子を繊細な筆致で絵模様にしていました。
彼は医学者でもあり東北大学や東京大学で教授として研究に勤しんだようです。


店内には彼の手による「百花譜」も数々展示されていました。
画才豊かな彼の別の側面です。
ほとんどが横ケイの医学用便箋に描かれています。
戦時中で紙不足のためだったのでしょう。
それにしても細やかで上手でした。
これは彼のライフワークで872枚にものぼります。


彼の描いた肖像画に魅せられました。
(画像をはれなのが残念です)


こんな海辺の町からも才能というのは生まれるものかなと、
妙に感心をしてしまいました。



帰りに撮った数枚の写真

2010-02-02 23:00:42 | 
今日の帰りに何枚か写真を撮りました。
横浜方面に住む同僚と会社帰りに〝軽く〟一杯やる超庶民的な焼トン屋さんです。
気さくなおじちゃんとおばちゃん夫婦2人でやっていてお魚も新鮮です。
もちろんいくら飲んでもお値段は庶民価格です。

下車する最寄駅西口のこのような小さな商店街にあるお店です。



向かって右手は中学校の校庭です。
この並びにある古本屋さんは画集や古書が豊富でマラソン帰りに立ち寄ったりします。
こんな小さな小さな商店街が意外に心休まるのです。

そこを通り過ぎ家の軒先の間を通る小道を向けると、
こんなラーメン屋さんがあります。
夜遅くまでやっていて繁盛しているようですが一度も入ったことはありません。
休日の昼はいつも混雑しています。
冬メニューである「かきラーメン」が気になるのですがどうも縁が無いようです。



そこからしばらく歩きます。
「平和通り」という大きな通りを横道に入ると住宅街です。
しばらく歩き続けると前に紹介した駅と駅の中間にある交通の不便な商店街へ。

「スペシャル薬局」です。



もうとっくにシャッターは下りています。
「看板娘」のお婆ちゃんはもうお休みの時間でしょう。


ここを過ぎて目黒通りを渡るともう僕のマンションはすぐ目と鼻の先。
とはいってもあと10分は歩かないといけません。

また違う商店街へ。
ここは祐天寺や学芸大にだいぶ近くなるのでまだ活気があります。

一軒だけ知る人ぞ知る「安ちゃん」という居酒屋さん。
商店街を横道に入りとてもわかりずらい場所にぽつねんと赤ちょうちんがかけてあります。





ここはプライベートでよく焼き鳥を食べに来ます。
もうだいぶ長いお付き合いです。
ここ、あの「チェッカーズ」の藤井文也と藤井直之がよく来るんです。
僕は1度だけですが弟のほうの藤井直之さんとカウンターで一緒になったことがあります。
彼らはむしろ平日に来るのが多く僕は土日ですからあまりお目にかかることはありません。

ここのかみさんがよく藤井兄弟の話をしてくれます。
昔から馴染みにしてくれているそうです。
何の変哲もない焼鳥屋さんなのですが芸能人も本当はこんな庶民的な店で、
こんなオヤジさんかみさんと気楽にお話するほうが気が休まるのかな…。
人間て皆同じだな。

ここまでくればあと一息!
2~3分でもう自宅です。
お疲れさまでした。


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夜歩く

2010-01-29 21:12:44 | 
ここ数日、自宅からだいぶ遠いとある駅で途中下車し自宅まで歩いて帰っています。
会社ではあまり体を動かすこともなく運動不足を解消することに加え、
夜とぼとぼ歩くことがとてもよい「癒し」になることに気付いたからです。
そう、だいたい30分くらいでしょうか。

東京電鉄の路線は東京から横浜方面へ南北に平行に走っています。
東西に伸びているのはせいぜい大井町線くらいです。
ですので僕の通勤経路は最寄りの駅から一度横浜方向に遠ざかってから東京へ
Uターンするという不合理で面倒くさいものとなっています。
そのとある駅で降りることは距離的には実に合理的なんです。
(お酒を飲んだ帰りにはそこからよくタクシーで帰ることも多いのです)

そのとある駅は、東京でも有数のショッピングモールを抱え活気のある街を抱えています。
駅前にも食事処がたくさんありついでに夕食もこの駅前で取ります。
ちなみに今日はラーメン専門店で醤油ラーメンを食べました。
牛丼や軽食のチェーン店もほぼ出揃っており簡易に食事するにはとても便利なところです。


東から西へ、約30分くらいの距離を夜歩きます。
だいたい8時から9時くらいの住宅街、商店街をなんとなくぷらぷら歩きます。
東急電鉄の平行線に抗うように垂直に続く商店街は中心部に行くに従って寂れていきます。
垂直線の中心部に行くほど交通の便が悪くなるので仕方がありませんね。

まさに中心付近にある古びた商店街。
「スペシャル薬局」という看板を掲げた板葺きの薬屋さんがあります。
〝コルゲンコーワ〟の懐かしいカエルの人形が飾ってあり、そういつもお婆さんが店番している。
この辺の地理は十数年マラソンしている関係上詳しいですから昼間の風景は周知しています。
外の棚に草履や婦人靴を隙間なく並べて店を開いている靴屋さんが遅くまでやってます。
いったいこうしておいて1日何足の靴が売れているのでしょう。そんなことを考えます。
歯抜けのようにとっくの昔に閉じてしまったお店の跡がぽつりぽつりとあります。
たぶん畳屋さんだったのでしょう。たぶんお茶屋さんだったのでしょう。
たぶん、… 。
そんな中でいくつかのお店が未だに頑張って商売をしているんです。
採算など度外視なのかもしれません。
多分若い人はいない。
ここで生まれ育ったお爺ちゃん、お婆ちゃんがこの地を離れられないだけなのかもしれません。

地域の小さなスーパーもあります。
僕はふらりとそこに入り食べたいわけでもないのに今日は苺と牛乳とスナックを買い物かごに入れました。

空をみると今日もお月様がきれいです。少し雲も流れていますがおおむね好天。
買い物袋をぶら下げながらその下をゆっくりと歩きます。
夜こうして歩くととても気持ちが癒されます。

夜の住宅街は静かです。
古い街並みの中を歩くとまるで異世界にいるようです。


女の人は「夜歩く」など危なくてとてもできませんよね。
これは男性の特権なのかもしれません。

仕事や人間関係、その他煩わしいこと全てから解放される瞬間。
そうその爽快さでしょうか。





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アンジェリーナ・ジョリー

2010-01-17 22:17:28 | 
日曜洋画劇場の「Mr. and Mrs. Smith」をお酒を飲みながら見ています。

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが主演。

凄いシチュエーションのアクション大作です。
いかにもアメリカ映画って感じですが、こういうのも嫌いではありません。
ノーテンキで見れるところがいいです。

主にシュワちゃんのが好きで見てたんですが彼、州知事なってしまいそれ以来、
こういった映画から遠ざかっていました。





けれど、見るにつけ、アンジェリーナ・ジョリーの「小悪魔的魅惑」に引き込まれてしまい…
ついついフォトを収集してしまいました。
昔からあまり〝外人さん〟は得意ではなかったので敬遠していましたが、
(マリリンモンロー、ジュリアロバーツ、ジュリーアンドリュース除く)
アンジェリーナは久しぶり。


セクシー過ぎる。




いまさら何を…という感じですが、
ちょっとやばすぎです。

僕も〝男だった〟ことを思い出させてくれるような。
そんな女優さんですね。






ま、見てくれだけですからたんなる〝SEXシンボル〟なだけです。
少なくともマリリンの苦悩を彼女に感じることはないと思います。


ブラッドピットとは美男美女のベストカップル。


しかし、お互い「殺し合い」をしながら途中で〝あれ〟を始めるなんて…
なんという…
いかにもアメリカらしい野生ぶり…
元祖肉食系ですね。





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「聖☆おにいさん」 久々の大人買い

2010-01-06 22:19:21 | 



久々に漫画の大人買い。
その名も「聖☆おにいさん」(全四巻)。

悟りを開いたひと=ブッダ、神のひとり子=イエスが世紀末を超えたことで
バカンスにやってきた立川での日々を描いた物語です。
小さなアパートにルームシェアしながら、近所のおばあちゃんのように細かいお金を気にするブッダ、
衝動買いが多いイエスの日常がついつい笑いを誘います。


 立ち読みはこちら → 「聖☆おにいさん」

よかったら一読を


そういえばこんな大人買い(といっても今回は4冊ですが)したのは「二十世紀少年」以来です。
なんとなくびびっと来たのと漫画が上手なのとで衝動買いです。

ほのぼのとして幸せな気分になれます。
癒しをご希望の方にはうってつけかもしれませんよ。



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水墨画にも似た

2010-01-04 22:25:49 | 
雪の降る景色はまるで水墨画のよう。

まっ白白のように見えて確かに墨のような黒もあります。

木々の緑や海の青、空の青は目にも心にも優しいけれど、
雪が織りなす白と黒もまた、目にも心にも何となく優しく感じます。




短い時間でしたが今年1年分の雪を見てきたような心持です。


あすまた日本列島を大雪が襲い大荒れになるということですが、
冬は雪が降る、夏は雨が降る。日本は昔からそういう気候の中で営みを続けてきました。
ある意味、とても不便な面はありますが、僕はそういうメリハリはあって欲しいと思います。

いろんな気候の変化はやはり「温暖化」のせいなのでしょうか…



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通勤の途中で

2009-12-11 07:20:29 | 


寒くて小雨模様のなか、駅前の雑然とした飲み屋街のをいそいそと通りました。
するとその一角に、こんなツリーが飾ってありました。

シャッターが少し開いており光が漏れているところをみると、
お店の人が外に置いたのでしょう。
小さなイルミネーションがきれいでした。

静かにクリスマスがやってきてます。
今年はどんなクリスマスになるのでしょうか。

皆さんはクリスマスの準備は万端でしょうか?

自由が丘

2009-12-02 20:04:28 | 
電車のプラットホームからみた自由が丘の駅前ロータリー。

青と白のイルミネーションが自由の女神像を着飾っています。

この一見寒々しいけれど実は温かみのある、
群青と純白のきらめきの組合せ、
最初に披露したのは六本木ヒルズだったのではと思い到りました。

ヒルズは今年ももう一面その青と白とで被われていることでしょう。
かつての輝きをすっかり失ってしまったヒルズですが、
この時ばかりと輝きまくっているはずです。


僕はもう「場違い筋」ですからいいのですが、
機会があれば是非ともお勧めします。
もちろんカップルで。

僕は自由が丘あたりで十分かな

クリスマスツリー

2009-11-30 20:20:16 | 


こんな5mもあろうかというクリスマスツリーが、
僕のいる高層ビルの1階に品よく飾られてます。
写メなんで実感が伝わりにくいかも知れません。

毎年同じデコレーションですけれど、
あまりチャラチャラせず、毅然としているところが
なんとも聖夜の厳かさを感じさせます。

僕は結構気に入ってます

よくこの前で写真とっているのを見かけます。
隠れた「名スポット」かも・・・

ところで、じゃんじゃん入るものがあります
なんでしょう??
(パチンコではありません)

この時期ならではの・・

そう、「忘年会」の予定です。
嬉しいような悲しいような微妙な心境です
もうそんな若くはありません。
今日だけで3本入りました。今のところ公私合わせて6本あります。
もう“打ち止め”にしたいところです。
が、入るだろうなぁ・・・

胃腸と肝臓もつかな。
飲む前に飲むを忘れないようにしましょう。



見事なイチョウ並木と気持ちよい朝の公園

2009-11-29 12:16:11 | 



目黒の東山地区に百本にも及ぶと思われるイチョウ並木がありまして、
それがまた鮮やかな黄色をお披露目してくれてました。

いかがその写真です

   

 

そして足元は早くもイチョウの絨毯です。
走っていてフワフワ感がたまりません。

子供みたいにイチョウの塊を蹴ったりして遊びました







けれどもイチョウの絨毯と言えば明治神宮にはかないませんよね。
なかなか行く機会はないのですが、この時期は凄そうです。
前に行った時はもう靴が見えなくなるほどの厚さでした。


近くにある世田谷公園に日が昇りつつあります

実は世田谷公園でストレッチした後にイチョウのある通りに向かったんです。



石畳がなにか幾何学的できれいです。

ちょうど噴水が上がりました




今日はこんな朝からスタートしました


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