「スローなブギにしてくれ」を久方ぶりに観た。インターネットの某映像配信サイトにてである。
1981年公開の角川映画。主演は、浅野温子。自殺して今は亡き古尾屋雅人や山崎努らが共演している。
浅野温子は何しろ可愛かった。野良猫のように野性的で不思議な少女を演じている。
けだるくなげやりな当時の時代の雰囲気を髣髴とさせる映画である。
僕にとっては、映画よりも、南佳孝が主題歌として歌った「スローなブギにしてくれ」のインパクトのほうが強かった。
なんともいえないアンニュイな気分にさせてくれる。
映画は300円で観れる「名画座」に決めていたが、なんの拍子か高い金をだして観てしまった。
そして当時はくだらない、つまらない映画だと思った。
今観ても、大して評価は変わらないのだが、70年代末から80年代に向かう「しらけた」時代の趨勢を、
上手く表現できていることには今更ながら驚いた。
フィクションでありながら「記録映画」としての価値があるかなとも思った(明らかに詭弁・・・)。
映画は一人で行くものと決めていた。
既に禁を破ってオールナイトしてしまっている。
もう一度だけその禁を破ったことがあった。
例の専門学校のサークルの女の子の同級の友人が僕に気があり、デートを強引に設定されてしまった。
しょうがなくて映画を観に行ったのであるが、その時も同じ角川映画で、
「白昼の死角」という高木彬光の推理小説の映画化。
原作は中々の名作なのだが、角川にかかるとこんなにもつまらなくなるのか、
などと思った。
相変わらず「本命」には縁が無い日々が続いた。
1981年公開の角川映画。主演は、浅野温子。自殺して今は亡き古尾屋雅人や山崎努らが共演している。
浅野温子は何しろ可愛かった。野良猫のように野性的で不思議な少女を演じている。
けだるくなげやりな当時の時代の雰囲気を髣髴とさせる映画である。
僕にとっては、映画よりも、南佳孝が主題歌として歌った「スローなブギにしてくれ」のインパクトのほうが強かった。
なんともいえないアンニュイな気分にさせてくれる。
映画は300円で観れる「名画座」に決めていたが、なんの拍子か高い金をだして観てしまった。
そして当時はくだらない、つまらない映画だと思った。
今観ても、大して評価は変わらないのだが、70年代末から80年代に向かう「しらけた」時代の趨勢を、
上手く表現できていることには今更ながら驚いた。
フィクションでありながら「記録映画」としての価値があるかなとも思った(明らかに詭弁・・・)。
映画は一人で行くものと決めていた。
既に禁を破ってオールナイトしてしまっている。
もう一度だけその禁を破ったことがあった。
例の専門学校のサークルの女の子の同級の友人が僕に気があり、デートを強引に設定されてしまった。
しょうがなくて映画を観に行ったのであるが、その時も同じ角川映画で、
「白昼の死角」という高木彬光の推理小説の映画化。
原作は中々の名作なのだが、角川にかかるとこんなにもつまらなくなるのか、
などと思った。
相変わらず「本命」には縁が無い日々が続いた。