ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

突然ドイツから電話がきて

2008-11-30 20:34:12 | 



ドイツにいる友人から直接電話があった。
会社でちょうど海外旅行をしている同僚がいたので彼からかと思ったら、
突然、懐かしい声が携帯の向こうから聞こえた。
この年末、2年ぶりに帰国する。


今年の2月に2人目の娘が生まれたとのこと。
向こうに移り住んでもう5年以上たつだろうか。
いまは太陽発電による蓄電池の販売営業をしている。
ヨーロッパも例にもれず不況の波が襲っているが、
ドイツは国策としてエコ政策を進めていることもあり、
仕事は順調であるとのことで安心した。


そういえば2年前も帰国した際に新橋で一杯やった。
他の大学の宿舎の仲間らとずいぶんわいわいやった。
また新橋あたりでやろうということになった。


教師をしているやつやメーカー勤めのやつらに連絡をとろう。


昔の仲間と騒げるのは大きな楽しみだ。
募る話をいっぱいしよう。



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家族旅行に思うこと

2008-11-30 08:55:37 | 



家族の数だけ家族の思い出があるのですね。

なかでも家族で旅行をしたことは幼き頃の大切な心の記録にほかなりません。

家族の温かさや家族であることの幸せや喜び、そうしたことを後から振り返り
実感できることのひとつでしょう。


そう思うのですが、僕の場合、あまりその記憶が定かではありません。
父は年中出稼ぎでお家にはおりませんでした。母も朝から晩まで水産加工会社で働きづくめ。
とても家族旅行どころではありませんでした。


そんな中、かすかにひとつだけ、思い出されることがあります。
車で1時間足らずのとある自衛隊の飛行場に、〝航空ショー〟を見に行きました。
たぶんそこには父も母も、妹も弟もいたように思います。
普段いない父が、お盆か農作業の繁忙期かのために帰省していたのでしょう。
嬉しいというよりもめったにないことに、逆に戸惑ってしまい、また、
帰ってはお酒にまみれる父に、僕らはなかなかなじめないこともあり、
ただたださっさと帰りたいという気持ちしかなかったような気がします。

そのたった一回の日帰り旅行が、僕の〝家族旅行〟の思い出です。


普段は祖父母のもとで暮らしていた生活の中で、父や母を近くに感じることは、
ほとんどありませんでした。
古い田舎の暮らし。
封建的な家父長制度や嫁姑の関係が残存し、自由がなくて窒息しそうな、
そんな空気の中で育ったんだ。
僕の心象風景の原点は、そうした環境で形成されたんだろうと、
振り返りながら思います。


家族というものの「温かみ」から離れてこのかたどれくらいになるだろうか。
すでに祖父母は亡く、父と母はひっそりと田舎で暮らし、
兄弟はてんでばらばら。


そうだ。僕のアルバムには〝家族〟との写真はない。
一枚たりともない。


人はひとりで生まれひとりで土にかえっていきます。
だったら、孤独である方が、いざその間際には、後ろ髪をひかれることもなく、
何の禍根もなく、楽かもしれない。

それって、やっぱり淋しいことなのでしょうか…


こんなにひんやりとし日差しも優しく気持のよい小春日和に、
こんなことを思ってしまう。
最近、また多少〝鬱〟が出てきているようだな。

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「内部統制」の講義

2008-11-30 00:29:17 | 



週初に、そんなもんの〝講義〟を請け負ってしまった…

あぁあ~  めんどくさい。


何を話そうか、、、参考書などをひも解いている。


社会のシステムなぞ、本音ではどうでもいい。
お上のしょうもない連中が作ったもの。仕方なく従っている。
従わねば何かと支障が出るというだけの理由で。。。。


ようやく体調が整ってきましたが、どうも頭がすっきりしない。
アルコールは確実に脳細胞を痛めつけている…

僕の脳みそはだんだん働きが鈍くなり、機能が低下しているのを
こんな時にとみに自覚してしまいます。


何もかもが枯れ果て錆びついていくようです。


万物流転の法則。かな。


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とも

2008-11-29 13:10:59 | 
 昨夜は朝方4時まで過ぎるほどお酒を飲んでいました。
雪でも降ってくれたらよかった。この時期の東京ではあり得ない願い。

 楽しいお酒ではなかった。去るとか去らないとか。
人とのつながりは難しい。
自分さえ持て余す僕に、どうしてあげられるというのだろう。

 逃げたくなる、何もかもから。 







 古い友達からメールが届いていた。
返信をしていない。
 ドイツからもどってくる。
人と会いたかったり、会いたくなかったりと、
勝手な自分。


 酔った翌日は、兵どもの夢の跡。
精神の荒廃がすごい。焼け野原のように何もない。


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〝雪の華〟がみたくなった。

2008-11-27 23:18:25 | 

              


寒くなってきました。朝夕、吐く息が白くなるのももうすぐですね。
僕は、寒い地方の出自なのですが、だからと言って寒さに強いわけではなく、
やはり寒いのは苦手です。

それでも冬は冬の良さがあり、冬という季節を僕は嫌いにはなれません。


何よりも冬の銀世界の風景が好きです。

すべての色を白で包んでくれる冬。
こんこんと降り積もる雪の景色は子供のころから大好きでした。
なぜかはわかりません。

また、雪の降る中で、いろんなことも紡ぎだされました。
そんな思い出も何か冬という季節を強く印象付けているのかも知れません。


『雪の華』がみたいですね。



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〝モノ〟がいらない自分の欲望。

2008-11-26 23:03:53 | 




人間にはいろんな欲望があると思います。
なんだかんだいったって人間も動物にすぎない。
ただ、考える動物なので、欲望も複雑怪奇だと思う。

僕なりに大きく分類し、自分の欲望の変遷を簡単にまとめました。
〝多様な欲望〟。
本当はこんなに単純でもありませんが、けど、こんなものでしょう。



多様な欲望


     食   物   性   金銭   名誉   自由   
===============================
子供         -   -    ×    -

中学            -    ×    -

高校   -   -      -        

大学            -        

その後               -    

いま   -   -          -    

===============================


激しい
強い
ほどほど
×まったくない
-意識もしない


こんな感じです。
多くは「自由」を渇望している。
性欲も人並みにある。


このマトリクスはこれからどのように変遷していくのだろうか…

何か人間って、自分って不思議だ。



こうして見ると僕は、物質に、ほとんど興味がない。

モノは確かにいらない。〝女〟はモノではない。




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もともと特別な Only One だよね…

2008-11-25 22:51:19 | 





  それなのに 僕ら人間は
  どうしてこうも比べたがる
  一人一人違うのに その中で
  一番になりたがる?

  そうさ 僕らは 世界に一つだけの花
  一人一人違う種を持つ
  その花を咲かせることだけに
  一生懸命になればいい



「いい歌だなぁ…」と、いつも聞き流していた歌ですが、
歌詞の意味をよくよく確かめると本当に優しくて強い歌だ。

この歌が意味するような生き方を選択するのは勇気のいることだろう。
格差社会、競争での〝勝ち〟〝負け〟が基準にされる世の中で、
あえて「自分」というものを対置することは、並大抵ではない。


だから僕らはそんな生き方にただただ憧れ、夢想するのみ…


いつも思うのだが、こうした生き方や考え方を見聞きした誰もが、
それに共鳴し憧憬するのに、いざ集団社会の一員としての自分を自覚した途端、
現体制のストラクチャーの前に、みな無力と化す。
なぜなんだろう。大多数の願いや思いがかなわない社会。


とくにビジネスの世界でそんな〝甘っちょろい〟ことを言っていたんでは
出世はおろかレース場裏から一瞬のうちに弾き飛ばされてしまう。
社会の〝アウトサイダー〟に追いやられるかもしれない。
逆にそうなって初めて心から安らぎを得られるかもしれないという現代社会構造の転倒…逆説…矛盾。



     小さい花や 大きな花 一つとして
     同じものはないから
     No.1にならなくても いい
     もともと特別な Only one



そうですよね。みな特別な Only One なはずなんですよね。
誰もがそんな Only One で生きられる世の中ってユートピアなんでしょうかね。


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シールでぺたぺた年賀状作り

2008-11-24 20:34:44 | 



今年も年賀状を50枚ほど買って、そろそろ支度をと思っています。
いつもは1枚ずつ、手書きで仕上げていました。
今年は〝手抜き〟を考えています。

で、いいツールを見つけたんでこれを多用しましょう




年賀用〝シール〟です。
千代紙模様の四角いシールを5種類とお正月のおめでた模様の紙テープ、
正月飾りなどをあしらった小物シール、‥ 大量に買い込みました。
(あと、べったんハンコもありましたね‥ )

さてさて、これがまた難しいのです。

色の具合とバランスが…


一枚仕上げてみました。





1枚、2枚、3枚‥ 仕上げていくと何か楽しくなりました。
こんな作業は久方ぶりです。
同じパターンはなるべく避けて、みなそれぞれ特色を持たせ‥
と言っても受け取る人はみな1枚しかしらないはずですので、同じパターンでもよいのですけど。
そう、何か創作意欲がわき(趣味に走り)ペタペタ小一時間。


その割にたいした「作品」はなかった…
残念ながらどれも月並みですね。





ふぅ~っ。さすがに飽きました。

どれもこれも、ほとんどコメントを記入する部分がないことに気がつきました

いいや。「一球入魂」ショートコメントですませましょう今年は。

大学の友人、会社の同僚、親戚や実家への年賀状。
それぞれの懐かしい顔を思い浮かべながら一年の総括をいたしましょうか。



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朝からお腹がペコペコで…

2008-11-24 09:06:54 | 
 


朝からお腹がペコペコで我慢しきれずラーメンとカレーを作りました。
『作った』というと聞こえがいいのですが、
〝ラーメン屋さんのみそ〟と〝オリエンタルカレー〟です。

すなわちインスタントラーメンとレトルトカレーを加熱して作っただけです 





かなりの〝貧食〟ですね。しかも栄養はほぼ炭水化物のみ…
エネルギーの源にはなるので、ま いいか。

一瞬にしてたいらげました。


さて、今日は午後から雨になるそうです。
会社に顔だそうかとも思いましたが、雑事がたまりすぎてもいるので、
いろんな課題をこなす一日にしようと思います。


まず、『お歳暮』です。
そんなにいっぱい贈るわけではありませんが、
義理のあるところ、お世話になっているところに。

また、恒例の『年賀状』。これも手書きを貫いているため手間がかかります。


さっさとダイエー行かないとあっという間に一日が過ぎてしまいます。

何はさておき碑文谷ダイエーへGO!だ。 




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今日は妙に芸能人づいてしまい…

2008-11-23 17:50:39 | 



秋晴れの中、碑文谷から下馬あたりを走りました 

この時期はランニングするのにとても快適です。
あちこち紅葉もきれいだし、トレーニングというよりも、
晩秋の景色を愛でるようなそんな気持ちで走り抜けました 


環状七号線に沿って走っていると、これを都立大方面へ渡ろうとしている
一組の夫婦がおりました。奥さんの方は乳母車に小さなお子さんを連れて。
旦那さんは黒のハンチング帽に、黒のジャケットとジーンズ姿。
あれれ…この顎のえらの張り具合はもしや…

そう 名倉淳 でした 

ということは奥さんは言わずと知れた … 渡辺満里奈 

満里奈さんの方はベージュのしっとりとしたファッションでした。
生の彼女は初めて見ましたが、テレビでみたまんま、とっても素敵な奥さんになっていました。
実は名倉の方は2回目です。何年か前に六本木のとある病院に風邪で行った際に、
待合室で見かけたことがあります。

とっても幸せオーラ出しまくりの名倉家の風景でした 






で、しばらくこの辺を走っていると今度は住宅街の一角に、何とドクター中松邸を発見いたしました。
要塞のようながっしりした大きな邸宅でした。
門には〝Dr NaKaMats House〟と大書してあります。

ドクター中松氏の目の前の交差する通りに「ドクター中松通り」と命名していましたのには驚き 



案内板をご自身の敷地に建てているとはいえ、公道にそのような名前を命名するとは、
さすがドクター中松と驚嘆いたしました。

アイディアマンのドクター中松氏のことですから、邸宅内は忍び屋敷のような
様々な工夫をしているのでしょうか。
こんながっちりした作りですので内部はほぼうかがい知れない状態でした 

しばらく眺めていましたがどなたも出てらっしゃいませんでした。
ご近所の方々とはどのようなお付き合いをしているのでしょう…
人ごとながらいろいろ心配をしてしまいました。


目黒区は芸能人がいっぱい住んでいると聞きます。
その割にあまり身近に感じることはありませんでしたが、
やっぱりいるところにはいるもんだ。


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圧巻!!岡本太郎『明日の神話』が渋谷マークシティに。

2008-11-23 09:11:27 | 



渋谷マークシティに岡本太郎の幻の大作「明日の神話」が鎮座していました。
駒場に行くために京王井の頭線のあるマークシティに行くとそれがありました。
突然登場した縦5.5メートル、幅30メートルの壮大な壁画に面食らった






不覚にも知らなかったのですが、
岡本太郎(1911~96)の原水爆を題材にした巨大壁画「明日の神話」が17日、
常設展示場所となるJR渋谷駅と京王井の頭線渋谷駅の連絡通路で一般公開された。







「明日の神話」は、岡本太郎が原爆さく裂の瞬間を描いた壁画作品。
1960年代末にメキシコの地で描かれた後に所在不明となっていましたが、
2003年にメキシコシティー郊外の資材置き場で発見されました。
その壁画を日本へ移送し修復、これまでは東京都現代美術館で公開されていました。

岡本太郎記念現代芸術振興財団では、
岡本太郎生誕100年の2011年を目指し再生した作品に相応しい恒久設置場所の選考作業を進めてきましたが、結局ここ渋谷に決まりました。





何しろこの大作、あまりのスケールに僕のデジカメには収まりきれません 
マークシティーの設置場所には黒山の人だかり。
警備員が壁画の前に常時警備にあたっていましたが、悪意のあるものにいたずらされなければいいが…と、心配になりました。


太郎の〝芸術は爆発だ〟を余すところなく表現できている作品です。
赤と黄色と青の生々しい原色の色使いと豪快に描き上げる筆致の迫力は、
見る者を圧倒します。
原爆炸裂の瞬間。
20世紀最大の人間の愚行、悲劇、灼熱の地獄の有様を示して余りあるようです。
太郎の〝怒り〟〝糾弾〟〝絶望〟の思いを鬼気迫る迫力で感じ取れました。

岡本太郎。凄まじい魂の芸術家です。




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東大駒場祭に行ってきました。

2008-11-23 00:22:58 | 



今日は抜けるような秋晴れのなか、東大駒場祭に行ってきました。
2年ぶりです。秋は駒場の銀杏の黄色がとてもよく似合います。
相変わらず校内の通路という通路が、出店でにぎわいまさに〝お祭り〟一色で、
それはそれでよいのですが、学祭も変わったもんだと改めて思いました。








駒場の時計台。
大学の象徴はこれですよね。
本郷の安田講堂ほどではないですが、
時計台は何かと郷愁を誘います。





メインステージではダンスイベントが間断なく行われ、
今風の若者が様々なパフォーマンスを繰り広げていました。
驚いたことにこれを見ている女子高生の多いこと。
都内のあちこちから集まってきています。





腹ごしらえに「弓子」という、弓道部が開いているお汁粉屋さんでお餅を戴き、
さらに塩焼きそばとトン汁を、近くの理Ⅲクラスかなんかでやっている出店で買い、
美味しく頂きました。値段は100円~250円という低価格。大学祭ならではです。







いよいよ1号館、11号館など教室で行われているイベントを見に行きます。
外のにぎわいとは裏腹に、一部を除けば学術的な発表はとても淋しい感じがしました。
写真部、美術部、書道部、地理学会、落研、男声合唱、奇術部、環境NGO、映研…
みな頑張ってはいるのですが、どうもいまいち…







軽音楽系の演奏をしばらく聞いていました。
講義棟内でも野外でもやっていました。
バンド演奏はなかなか良かったです。






絵画も骨太な感じがしました。
なかなかがんばっているようです。
ただこうした文科系は人手不足が否めない様です。
文芸、芸術的な才能はここにはあまり集まらないように感じました。
やはり東大は官僚向きなのかな…。







今日一番印象に残ったのは、出店のすきまで一生懸命、合唱していた
〝東大民俗音楽研究会〟でした。
すごくいい音楽を提供しており、しばし聞き入ってしまいました。
ちょっとまじめ過ぎるのが玉に瑕かな。





明日は楽天の三木谷社長がいらっしゃりトークセッションがあるようです。
また、「いま語られる、東大、学生、全共闘」という企画が東大立花隆ゼミにて
行われるようです。
24日の「坂本龍一/音楽/映像/そして新しい何かについて」という芸術思潮研究会の企画も興味があります。
けれど、残念ですが今年はこれでおしまい。行く気はありません。

実は本日も「加藤鷹と赤枝恒雄の波乗りジョニー」という企画もあったのですが、
パスしました。〝あの〟加藤鷹さんに興味がなくはなかったのですが…。


以上、日がな一日、東大駒場で過ごした報告でした。



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雪の富士山を眺める、快晴だ!

2008-11-22 08:44:31 | 



すがすがしい朝です。

とても空気が冷たく気持が引き締まります。
僕のマンションの屋上からは東京の四方八方がよく見えます。
朝いちばんだと、遠く彼方に富士山も見えます。

今日の富士山はすでにすっぽり雪帽子を被り冬仕度でした。




目の前をちょうど東急東横線の電車が通りました。
渋谷へ行く電車と横浜へ行く電車が交差する様をシャッターに収めることができました。

右側の赤いビルは三軒茶屋のキャロットタウンのビルです。
遠くに見える山々は埼玉とか群馬の山々でしょうか。

西側の風景です。




こちらは東京タワーが見えますね。対して、東側の風景です。
愛宕グリーンヒルズの〝ロケットビル〟や泉ガーデンも何とか望めます。

最近、やたらとマンションができたため、こちらの景色は視界が狭くなりつつあります。
昔は東京湾の花火、隅田川の花火などがよく見えたのに今はビルが邪魔して見えなくなりました。



こちらは新宿の摩天楼と渋谷のビル群が重なった絵です。
NTTドコモビルの威容が望めます。
都庁は現在、改装中なんでしょうか。

こちらは北側方面です。

富士山の見える景色は南側です。


僕の住んでいる場所はこんなところにあります。
屋上から眺めるとまわりはマンションや住宅だらけで窮屈に見えますが、
この街中を走っていると、そこに住む人々の息遣いがよくわかります。

ここにはたくさんの人が住み、それぞれいろんな事情をかかえ、
苦労をし、恋をし、家族を愛で、夢を持って生きているんでしょう。


さて、今日は晴天。有意義に過ごします。





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いまさらながら何かを思いっきり学びたくなる

2008-11-21 22:51:47 | 
自分だけの充実した時間。

脳みそが痛くなるくらいに書物の中のテーマと格闘する。
真理に少しでも近ずこうとカリカリカリカリ文章を綴る。
または、計算をするのかもしれない。


僕が今までやり残したことと言えば、僕だけのために、僕という人間自身のために、
学業に勤しみ、知識を吸収し、知恵をつけ、人間というものを豊かにする努力。





駅の構内から出たすぐ横に、きれいなクリスマスのライトアップがあり、
あまりの群青の淋しさに、しばし見入ってしまい、そんな僕自身のことを思った。

試験に通るとか、何かの賞を狙うとか、人と競争をして勝つような目的の、
そんな空虚な知ではなく、僕の中で血となり肉となって、
僕の生命や活力、肉体の一部と化すようなそんな生きた知を獲得したい。
いや、よしや獲得できなかったとしても、それに向けた必死な自分を再構築したい。

ならば、幸福感を得られるかもしれない。そう思った。

チラチラと不規則に瞬く、群青の光をながめながら、そう思った。
この青は、妙に懐かし過ぎた。





ガードに沿った商店街のネオン。
こんな横丁も嫌いではないなと思う。
随分といろんな奴らと、こうしたネオンに包まれて、
口角泡を飛ばし、議論に熱中したこともあった…

もう一度そんな自分が取り戻せるだろうか。
今の僕に足りないものは、生きるための情熱なんだろう。


個人的かつ内省的なお話はこれまでにしましょう。
明日からは、もっと元気の出る、できれば楽しい話にしましょう。


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空っぽの馬

2008-11-19 22:25:58 | 
結局、自分には何にもなくて空っぽだと今更ながらつくづく思った。

おかしいくらいなぁ~んにもない。

何か新しい価値や創造を追う意思も意欲もなく、
また、何かに学ぼうとする気概すら薄れていくようだ。
そして、かといって記憶を追ってももはやどこにも辿りつけそうにない。

ただただ惰眠をむさぼり、馬齢を重ねている。

確かに毎日毎日よくぞそこまでと思えるくらい勤勉に会社に奉公し、骨身を削る。
けれど、それがどうだというのだ。
何のために、誰のために、それでいったい何が得られるというのだろう。
よくよく考えれば「惰眠」に等しく、そんな勤勉は「馬齢」に他ならないではないか。


何かに帰依して生きることはどんなに楽なことだろう。

すでに思想に帰依することをやめ、ある時は欲望に帰依し、ある時はアルコールに帰依し、今は何かわからぬ〝勤勉〟に帰依している。


何者にも頼らず、孤高の魂をもち、精神の巨人として生きようとすると、
まずは己という内なる敵と徹底的に格闘せねばならない。
そんな生き方に憧れはするが、屁たれな僕にできはしない。


結局、空っぽなお馬さんとして、にんじん目当てに僕は走り続けるんだろう…



こんな堂々巡りはもうやめた方がいいね。悲しくなるから…



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