今日は抜けるような秋晴れのなか、東大駒場祭に行ってきました。
2年ぶりです。秋は駒場の銀杏の黄色がとてもよく似合います。
相変わらず校内の通路という通路が、出店でにぎわいまさに〝お祭り〟一色で、
それはそれでよいのですが、学祭も変わったもんだと改めて思いました。
駒場の時計台。
大学の象徴はこれですよね。
本郷の安田講堂ほどではないですが、
時計台は何かと郷愁を誘います。
メインステージではダンスイベントが間断なく行われ、
今風の若者が様々なパフォーマンスを繰り広げていました。
驚いたことにこれを見ている女子高生の多いこと。
都内のあちこちから集まってきています。
腹ごしらえに「弓子」という、弓道部が開いているお汁粉屋さんでお餅を戴き、
さらに塩焼きそばとトン汁を、近くの理Ⅲクラスかなんかでやっている出店で買い、
美味しく頂きました。値段は100円~250円という低価格。大学祭ならではです。
いよいよ1号館、11号館など教室で行われているイベントを見に行きます。
外のにぎわいとは裏腹に、一部を除けば学術的な発表はとても淋しい感じがしました。
写真部、美術部、書道部、地理学会、落研、男声合唱、奇術部、環境NGO、映研…
みな頑張ってはいるのですが、どうもいまいち…
軽音楽系の演奏をしばらく聞いていました。
講義棟内でも野外でもやっていました。
バンド演奏はなかなか良かったです。
絵画も骨太な感じがしました。
なかなかがんばっているようです。
ただこうした文科系は人手不足が否めない様です。
文芸、芸術的な才能はここにはあまり集まらないように感じました。
やはり東大は官僚向きなのかな…。
今日一番印象に残ったのは、出店のすきまで一生懸命、合唱していた
〝東大民俗音楽研究会〟でした。
すごくいい音楽を提供しており、しばし聞き入ってしまいました。
ちょっとまじめ過ぎるのが玉に瑕かな。
明日は楽天の三木谷社長がいらっしゃりトークセッションがあるようです。
また、「いま語られる、東大、学生、全共闘」という企画が東大立花隆ゼミにて
行われるようです。
24日の「坂本龍一/音楽/映像/そして新しい何かについて」という芸術思潮研究会の企画も興味があります。
けれど、残念ですが今年はこれでおしまい。行く気はありません。
実は本日も「加藤鷹と赤枝恒雄の波乗りジョニー」という企画もあったのですが、
パスしました。〝あの〟加藤鷹さんに興味がなくはなかったのですが…。
以上、日がな一日、東大駒場で過ごした報告でした。