世に好色でないひとはいるのでしょうか。
これは長年僕をとらえて離さない妄念のひとつです。
聖人君主といえどもなくはない。
もちろん好色といっても十人十色で濃淡も違うのは当然として、
しかし、好色でない者はない。
青春の一時期から強まり、青年となるにつれ抑えきれなくなり、
壮年とともに充実し、老いてなおその火は消えることはない。
好色という性癖は決して表に出して開陳すべきものでもないので、
また日本の文化は羞恥の心が重んじられるため、
みな澄まし顔で素知らぬ風を装うわけですけれど、
誰しもいつもチロチロとその火を絶やすことはない。
生き物である限り本性、本能だからしょうがないのです。
僕もまたなかなかの好色であるのは疑いようもない。
これは自分が言っているのだから間違いはありません。
そしていけないことだとは全然思っていない。
最近の草食系と言われる傾向の若者の一群にもそれは無いはずはない。
そう感じさせないのは社会の問題だと思う。
マスコミや商業的なものは上手にイメージや印象を操作するのが上手だ。
逆に「ラブアゲイン症候群」というのもよくも作ったりという感じ。
若者は草食系、青年期を過ぎた方々は肉食系というわけでしょうか。
好色の強い人、惜しげもなく表現し、行動に移す人、それも〝天才〟だと、
芥川龍之介は「好色」という初期の短編で言っていた。
この「好色」という短編、さっき風呂で読んでました。
だからくどくどこんなことを書いてしまった。
落ちが笑えるのでぜひ読んでみては。
これは長年僕をとらえて離さない妄念のひとつです。
聖人君主といえどもなくはない。
もちろん好色といっても十人十色で濃淡も違うのは当然として、
しかし、好色でない者はない。
青春の一時期から強まり、青年となるにつれ抑えきれなくなり、
壮年とともに充実し、老いてなおその火は消えることはない。
好色という性癖は決して表に出して開陳すべきものでもないので、
また日本の文化は羞恥の心が重んじられるため、
みな澄まし顔で素知らぬ風を装うわけですけれど、
誰しもいつもチロチロとその火を絶やすことはない。
生き物である限り本性、本能だからしょうがないのです。
僕もまたなかなかの好色であるのは疑いようもない。
これは自分が言っているのだから間違いはありません。
そしていけないことだとは全然思っていない。
最近の草食系と言われる傾向の若者の一群にもそれは無いはずはない。
そう感じさせないのは社会の問題だと思う。
マスコミや商業的なものは上手にイメージや印象を操作するのが上手だ。
逆に「ラブアゲイン症候群」というのもよくも作ったりという感じ。
若者は草食系、青年期を過ぎた方々は肉食系というわけでしょうか。
好色の強い人、惜しげもなく表現し、行動に移す人、それも〝天才〟だと、
芥川龍之介は「好色」という初期の短編で言っていた。
この「好色」という短編、さっき風呂で読んでました。
だからくどくどこんなことを書いてしまった。
落ちが笑えるのでぜひ読んでみては。