ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

大学の同級生と

2008-07-15 22:45:29 | 
かなり前にもここに紹介したが、大学の同級生Nとはよく酒を飲む。
今日も恵比寿で彼を誘って酒を飲んできた。

彼は彼で苦労が耐えない。
大学を卒業し、さる情報通信最大手に就職した。
今はその子会社に籍を置いている。
ポジションも同じで、悩みも又同じであった。


いったいこれから僕たちは、何年、何十年この会社のしきたりに自分の人生を規定され、
拘束され生きねばならぬのだろうか。
生命を維持するため、また、一定の限定的な欲求、欲望を満たすため、
会社といわれる実態がお金(資本)しかない無機物に、支配されねばならぬのだろうか・・・。


渇ききっているなあ・・・・


乾いてない奴らは、金の増殖という契機のために、熱気に満ち満ちている。
それを、潤いや活気と言うのだろうか??
なにか物の怪にでも憑かれているかのように、妙に汗ばんでいる。
そんな燃料にも似た油は、人間の飲み水には永遠になれない。
飲めないのである。
そんな液体がいくらあろうと、僕にとっては渇きの一形態でしかない。
砂漠で湧き溢れる石油は、乾ききって喉を潤したい旅人には、何の価値もない。



こんなことをとりとめもなく話をした。



こんな話ができるのも、若い一時期をともにした同窓のNだからこそであろうか。


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