ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

学校

2008-07-28 21:45:43 | 


こんな感じの校舎が、僕の通った小学校です。中学校も似たようなものです。
今は、改築されてすっかり立派になっています。
小学校には住み込みで用務員のおじさん夫婦がいました。
また「宿直室」というのがあり、先生は交代で学校に泊まっていたようです。
防犯や学校の管理が目的だったんでしょう(今はもう無いですよね多分・・・)。


しかし、業務とはいえ、こんなぼろっちい校舎に一人で泊まるなんて、
本当に心細かったのではないでしょうかねぇ。
いまどきの先生たちに、こんな宿直なんてさせたら、あっという間に教員やめそうですよね。

                        
                     


僕の住んでいるマンションのすぐ近くに中学校があります。
春は校舎の周りの桜がとてもきれいです。選挙の時には必ず投票所となります。
何の変哲も無い普通の中学校です。
僕は、夜帰宅する際、たまにこの中学校の脇の道を通ります。
不思議に思うのですが、だいぶ夜も更けているのに、
その一角にほのかに明かりがついている場合があります。

                   

校舎の他のところはどこも真っ暗闇なのに、どうもおかしい。
給食室と思われる部屋の一室、こんな時間になぜ電灯が灯っているのか・・・
しかも、人の気配も無い・・・。
めったに通らない道で、住宅街にあるとはいえひっそりと淋しげな場所です。
もちろん暗い場合もあります。けれど、結構、確率が高いんです。明るいときの。



夜中に給食を作るなんてことは考えられません。
はじめは、翌日の給食の仕込みでもしてるのかな?などと思いましたが、
なにせ人の気配が感じられません。当然、物音ひとつしません。
いったい何のために電灯を灯しているのでしょうか。

奇妙な感じもするので最近、夜遅い場合は、そこを通るのを避けるようにしています。


                    

なんか妙に“怖い話”っぽくなってしまいました。
夏だからこんなお話もありかな。

小学校の頃、「門田先生」というちょび髭の先生がいて、いかにも陸軍士官学校あがりみたいな、そんな風貌をしており、とっても恐かった。
だれかれ構わず、拳骨を食らわされ恐れられていました。

高校の時は、「松川先生」という“柄の良くない”体育の先生がいて、竹刀でよくけつをたたかれました。

「学校の怪談」よりも、こんな現実の先生方の方が、僕はよっぽど怖かったなぁ・・・。

  ※ でも、写真のような校舎で、肝試しした時は本当におっかなかった

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