ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

「消化試合」のような僕の時間

2008-05-31 22:05:14 | 
1週間がとても早く感じます。
それがほぼ4サイクル続くと1ヶ月。これもまた驚くほど早い。
今年も、あれよあれよと言う間に、半年になろうとしています。

はて、今週は何をしたっけ?先週は?先月は?去年は何をしたっけか???
時の経過と共に、印象が薄くなります。同じ時が流れているはずなのに、
今流れる時間と昔流れていた時間には、差があるんでしょうか。

青春を謳歌していた頃の時間は濃密でしたね。
毎日、毎週、確かに時間が大事に丁寧に流れていました。

僕に残された時間。
それを僕は、あたかも「消化試合」のように浪費している。
消化試合に意味も、印象もありません。
やりがいもありません。
勝っても負けてもどうでもいいわけですから。


僕は、いつからこんなに投げやりになってしまったのか。
外側から僕に求められていることは精一杯やっているし充実もしています。
それが、いま、本当の自分を実現する姿になっていません。
そのように、心のどこかで感じているからでしょう。
自分のあるべき人生を生きていない。仮の「精一杯」、見せ掛けの「充実」。


あるべき人生って??
誰も確証、確信はないかもしれません。
ないのだけれど、それを一生懸命追い求める人は、
時間に意味が出てくるのでしょう。
なら、お前もそうしなよ。そうすればいいじゃないか。


もういい。どうにでもなれ。自問自答、その繰り返しです。
一歩も前に進めていない。デットロック・・・。


投げやりな自分に、僕は明らかに甘えています。
そんな僕であるから、時間の流れや、
そこに刻まれる事象に意味など無い。記憶にさえならない。


合いも変わらず僕は「虚無」に支配されている。
本質的に虚無に侵食され続けているんだろう。

これではいけない。これではいけない。でも何も変わらない・・・無頼の徒。
ここでこんなことを書きながら、僕は僕を慰めているんだろうな。
いい年こいて情けないね。


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見栄えではなく、自然な姿を

2008-05-31 10:08:36 | 
「船場吉兆」がついに廃業になりました

高級料亭で知れたお店ですが、当然僕らには高嶺の花です。
そんな老舗が、あたりまえのように、料理の使い回しをしていました。
ただでさえ法外な料金を取っていたはずなのに、一度出した料理を、
残ったからといって、別のお客様に出すなど、常識では考えられません。

「内部告発」ということで発覚した事件でした。
「まさか」と思われることが、あちらこちらで行われています。
食肉偽造だって耐震偽造だってそうです。
「儲け」のために、企業はなんでもするんだろうか。

本当に呆れるばかりです

特に、僕たちの口に入る食べ物については、呆れてばかりもいられません。
見てくれがどんなにきれいでも、また、コマーシャルでいくら立派な宣伝しても、
「本当なの?」と疑ってしまいますよね。
もっと消費者である僕らは、お利口にならないと、大変です。
被害者は、結局、僕らになるわけですから。
会社は廃業すればそれでお仕舞いでしょ。


僕の実家は農家です。そもそも人参でも大根でも牛蒡でも、
マーケットに陳列し並んでいるような、あんな形のよくそろったものは稀です。
枝分かれしたり、太さも違ったり、形はマチマチなのが自然です。
野菜というより既に「野菜加工品」みたいな商品として販売されています。
そこまでするには、手間もかかり経費もかかっているんでしょう。
それでも利益を出して売らねばならないので、儲けのためのいろんな「工夫」も出てきます。

企業努力は認めますが、それだけでどうにもならないこともあるでしょう。
そこに、「不正」や「偽装」の罠が潜みます。
無農薬と嘘をついたり、中国産を日本産とレッテル変えたりと。


買うほうも、何が本当なのかを知らねばならないと思います。
店に並んでいるような野菜は、畑から取り出した野菜と既に違っています。
いたずらなきれいさや見掛けのよさで購入するという買うほうの基準や傾向を
直さないと、駄目だと思います。

見栄えだけを判断基準にする世の中だから、
「吉兆」みたいな悲喜劇が生じるんだろうとニュースを見ながら思いました。

これは、モノ・サービスばかりか人にも言えることですね


そろそろ会社に出向かないといけません。
雨なんで少し憂鬱になってます・・・

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性に目覚める頃

2008-05-30 22:08:06 | 
はじめて性を意識したのは、多分、中学1年生の時だったろうか。
それまでは、別に僕の中で女も男もなかった。
もちろん、男の子と女の子という、区分はありましたが、
習慣や遊びの空間の違いでしかありませんでした。

祖母、祖父の教育が厳しかったせいもあり、体の発育の進度のわりに、
性の意識が高まる時期は、少し遅かったような気がします。

中学に入り、部活はバスケットボール部に所属しました。
新入生は、先輩にしごかれるのが常ですが、1年坊主になかなかボールさえ
持たせてくれません。ましてやシュートや試合をするなど夢のまた夢。
ところが、偶然ですが僕のクラスの担任の女教師が、バスケット部の顧問で、
クラスの有志を募り、授業が始まる前の早朝、体育館で一緒にバスケをやらせてくれました。



僕は、いつも一緒に通う同じクラスの友達と、ほぼ毎朝参加し下手くそながらも、
バスケの試合に熱中しました。毎朝、7~8人参加していたでしょうか。
その中に、別の町から通うN子という女の子がおりました。
N子も毎朝熱心に早朝バスケに参加していました。
僕の町の中学校は、違う地区や町の5つの小学校から成り立っていました。
N子は、僕とは別の小学校からきた子で、中学で同じクラスになり、はじめて知った子です。
体操部に属し、利発で笑顔の可愛い女の子でした。
今で言えば、“広末涼子”をややぽっちゃりさせたような感じ。
けれど、僕はN子に対し別に異性として何かを感じていたわけでもなく、
単なる早朝バスケ仲間くらいにしか思っていませんでした。
(彼女はどう思っていたかは別ですが・・・)

男も女も関係なくボールの取り合いもしたし、結構エキサイトもし、
先生に注意をされることしばしばでした。



そんなある日、N子がドリブルしてボールをキープしているところへ、
僕は猛然とボールを奪いに向かいました。
N子は、予想以上に巧みにボールを操ります。
N子の正面に立った僕は、ちょろちょろ手を出し、ボールをカットしようとする。
どうしてもN子のドリブルするボールを奪えません。

「よし!今こそ」と一歩踏み込み、ボールのカットのため手を伸ばしました。
何の拍子か伸ばした手が、意図せずN子のふくよかな胸にあたってしまいました。
ふんわり柔らかい感触が僕の手の平から伝わってきました。
ほんの一瞬のことでした。
N子と僕は、その刹那、お互いにお互いを見つめあいました。
びっくりしたのです。何がと言われても、よく分からないまま、
ただただ驚き、互いの目を見つめあったのです。
一瞬のことなのに、その時間がとても長く感じました。
N子は心持ち顔を赤らめ、確かに僕も顔を赤くしていた筈です。
もちろんそれまで、他の女の子のおっぱいなんて触れたこともありません。
その手の感触は長らく残りました。

当然、N子はドリブルし僕のアタックから逃れていきました。
その後、僕はN子を追いかけていったのか、どうしたのか今は思い出せません。
そんなほんの小さな出来事が「性」と言うものを僕に目覚めさせるきっかけだったように思います。

N子は、明るくいい子でした。
僕は、どうしたらよいのか分からず、N子を避けるようになってしまいました。
後ろめたかったのか。本当に情けなくだらしのない男子でした。


あの時の、N子のやや紅潮した顔と僕のドキドキの様子が、今も静止画となって脳裏に残っています。
それくらい僕にとっては、ショッキングな出来事だったのでしょう。
今考えるとなんでと思うくらいちっちゃな出来事なのですが。

N子は地元の人と結婚し、何人か子供がいると聞きました。

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チーズフォンデュ~ うまぁ~

2008-05-29 23:10:34 | 
先ほど帰り、お風呂に入りました。

今日は、ヒゲを剃るのを止めました。これで3日目。かなりヒゲもじゃに・・・。

本日は、「東京スイスイン」というお店でワイン三昧でした



1.夜の看板料理「ラクレット」(1皿1,050円)。コース料理には必須。
巨大チーズの表面をこんがり焼き、僕らの目前で削ぎ落とします。
最後に残った“オコゲ”は絶品!美味しい熱々チーズはもっちもちです。
茹でたジャガイモと素揚げのカボチャ、ピクルスをあわせていただきます。

2.俳優“松平健”似と評判の四代目店主、ゴードンさん。
いましたよ今日も。日本語が本当に上手です。まさに“健”かと思いました。
スイス人が始めた店が45年を経てインド人のゴードンさんに受け継がれました。
お喋り好きなゴードンさんの朗らかな人柄も店の人気を支えているようです。

3.壁面にはスイスの風景画、棚にはアルプホルンが飾られています。
椅子やテーブルなど、店内の調度品のほとんどは創業当時からのものだそうです。

チーズ好きにはたまらないお店です。
チーズフォンデュ、チョコレートフォンデュにみなが感激!!!!

帰りに東麻布から見上げる夜のライトアップされた東京タワーの威力は凄まじい!!
たまたま、霧雨の中で見た本日の景色は、異様に幻想的でした



東京スイスイン

港区東麻布1-3-7
麻布台サマリアマンション地下1階
[アクセスマップ]
大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩4分
03-3588-8708
ランチ11:30~14:00(月・水・金のみ)ディナー17:30~22:30(LO21:00)
日曜休み

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「最後の言い訳」

2008-05-28 22:00:52 | 
ひとりで「しっぽり」したくなる時ってありますよね。

何が悲しいわけでもなく、ただただ内側に篭もりたくなるような。

そんな時に聞きたくなる歌って誰にもあるのではないかと思います。
僕にとって「徳永英明」が、そんなボーカリストのうちのひとりです。
彼の歌とともに、過ぎ去った日々をかみしめつつ・・・

彼の歌を聴くたびに、東京に出てくる前のひところを想起します。

深夜、住宅街の片隅の空き地に車を止め、タバコを燻らせながら、
何かを待ちわびている自分がおり、
待ちくたびれて、ふとFMラジオのスイッチを入れた時に流れてきた曲。
それが徳永の歌。
しんみりと聞き入ったことを思い出します。

その時の僕の心のうちを余すところなく映してくれた彼の歌です。


「最後の言い訳」

寝たふりがこんなに
つらいことだとは
今おちた滴は涙だね
そして君が出てゆく
夜明けを待って
暗闇が恐い君のことだから
いちばん大事なものが
いちばん遠くへ行くよ
こんなに覚えた君の
すべてが思い出になる

誰からも君なら
好かれると思う
心配はいらない寂しいよ
無理に僕のためだと
さよならの理由
思ってる君だからせつなくて
いちばん近くにいても
いちばん判り合えない
こんなに愛した君の
すべてが言い訳になる

・・・・
・・




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あららら・・・・あごが・・

2008-05-27 21:23:02 | 
こんばんは。昨日はブログの更新をさぼってしまいました。
というか、お酒をいっぱい飲みすぎて、帰宅した頃は12時を回っており、
気力が萎えてしまいました・・・。
週初から、かなり『飛ばし過ぎ』てしまいました。
(先週末に続き、日本酒を冷で飲みすぎ。「菊姫」「八海山」「一の蔵」・・・)
ついつい、調子に乗って飲みすぎちゃうんです。

それで、先週のように湯を沸かしそのまま寝る愚を避けるため、
今回は、シャワーで済ませることにしました。
お風呂場でふらつきながら、石鹸で体を洗い、洗髪し、

  「ヒゲ剃らなきゃあなぁ・・・」

ぼんやり思いました。
しゃぼんをたっぷり顔に塗って、
自慢の三枚歯、シックインジェクターのT字の剃刀で、
調子よく、『シュッシュッシュワッ♪シュッシュワッ♪♪』とばかり軽快に、
頬と言わず口の周りと言わずヒゲをしゃっしゃか剃っていたようです・・・

あごに差し掛かった辺りで、なにやら「ざくっ!?」とした感触


  「やばぁ~ ・・・・ 」

ぼんやりしながらも嫌ぁ~な予感(悪寒・・)。
またやっちまったな。きっと・・

三枚歯をまじまじと見ました。かなりの厚い「それ」がありました。
と、同時に、どばーっと、本当に堰を切ったように僕の血・・・
タオルで止血してもとめどなく流れた。
お酒を飲んできたものだから、なおさら血行もよく、勢いもよく

冗談ではなく、多少青ざめました。
さっさと風呂場を出て、しばらくタオルで止血しました。

何とか出血も収まり、鏡でよく見ると、たて1センチ、よこ2センチくらい、
きれいに「削れて」おりました。
もう愕然、呆然でした。


しかしあわてるな、こんな時のために秘密兵器があるではないか

「はるだけで自然治癒力を高める」
「先端医療テクノロジーがキズを早く治す」
「防水・防菌のしなやかな素材が直る環境をつくる」

そう、噂の

  BAND-AIDキズパワーパッド!

救急医療用具の出動だ!

“ハイドロコロイド素材”のパッドが、体内から集まる「キズを直す成分」を
ゲル状ににしてキズを早く治すのだそうだ。

よくわかりませんが、もうこれしかないと藁にもすがる思いであごにべたり貼りました。
なんと、皮膚との恐るべき一体感、見た目も目立ちません。


    「こりゃあ凄いや!!」


しばし感動(そんな場合じゃなかろうに・・)。


今日も何食わぬ顔で会社に行ったんですが、会う人会う人、
僕の顔を覗き込み、眉をへの字にひそめ同情されることしきり。
いちいち説明するのも面倒なので、苦笑いでごまかしました。
相当痛々しく見えるようです。


スーツ着て、あごに大きなBAND-AID張ってるお兄さんを見たら声をかけてやってください。

  「dragonさん??」


振り向いた人が僕であります・・・


当分、離せそうにありません、BAND-AID・・・
(あぁあ・・・・どじ・・)


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渋谷から代官山で油を売って

2008-05-25 17:00:35 | 
午後になり雨が去り晴れ間が出てきたので、デジカメ片手にいざ出陣!!。

本日のコースは、三宿通り→世田谷公園→池尻大橋→渋谷→代官山→・・・

世田谷公園は、雨が止んだばかりとあって人も少なかったのですが、
噴水が勢いよく一人気を吐いていました。



世田谷公園内を一回りし、三宿通りを三軒茶屋とは逆向きの池尻大橋を渋谷へと疾走。
ここは首都高の高架線の下で、交通量も多く、あまり住みたい場所ではない。
池尻大橋がいいと住んでいた連中も結構いました。

そして本当に久しぶりの渋谷です(トップ写真、今日の渋谷109付近)。
ま、いつきても相も変らぬ渋谷でしかないのですが、
映画に注目。インディージョーンズがロードショー。
ザ・マジックアワーというのも面白そうですね。渋谷シネタワーです。パチリ1枚。



そしてさっさと代官山へスルー・ラン。
とはいえ代官山もこれが代官山というシンボリックなものがないんです。
ほぼ中心部の東急代官山駅に下る交差点付近にある、
この一見「ひまわり」かとも思われる造形作品が少しばかり印象に残る程度でしょうか。



代官山は、バス通りや旧明治通りなど大きな道路から細かな路地がそれこそ、
網の目のように広がり、様々な素敵なお店が軒を連ねている。そんな感じがします。
そして、「CONCIERGE」というアンティークの雑貨屋さん。
ここには、よくお香を買いに行きます。





本日は、バラとタンポポのお香を2セット購入しました。
早速焚いています(安らぎのひとときを満喫中・・・)。
結構、ボリュームもあり2セットで3200円也。

こんなワンちゃんもあるお店の店先にあったのでパチリ。
(もう、代官山あたりではマラソンというより単なる物見遊山と化しています。。。)




そして、多少お腹もすいてきたので、遅い昼飯。
どこか目新しいところ。それとこんなトレーニングウエアでも気軽に入れそうな。
すこしばかり勇気が要りましたが、「日本茶cafe」というのが目に付きました。
ランチ遅くまでやっていて、玄米炊き込みご飯と惣菜などにお吸い物、日本茶付きで900円。
ここに決めました。



結構、気軽なお店で、カウンターで注文をしてお金を払った後で店員さんが
席までもってきてくれました。外の席ならタバコもOKです。
注文したのは下記のように、いかにも精進料理と言う感じです。

玄米炊き込みご飯と鯖の塩焼き、金時豆、サヤインゲンとにんじんの胡麻和え、
オクラ、里芋とイカの煮っ転がし、お漬物、昆布出汁のお吸い物、
そして冷たい日本茶。
それぞれ少量ですので、味わって食べないとあっという間に食べきってしまいそう。



そうなんです。少量のものを大切によくかんで食べる。いい食材を使っており、
味付けもみな控えめなんで、それぞれの素材の美味さが際立ちました。
少ない量でも、時間をかけて味わって食べたせいか、なにか満腹感が出ます。
こんな食べ方もあるんですねえ。ダイエットやメタボ対策中の人にはお奨めです!

そんなこんなで、だいぶ油を売りながらのマラソンでしたが、
相当な距離をこなしました。
多少、足腰が痛いくらいです。
お香の匂いと共にほどよい疲れの中で、今晩はぐっすり眠れそうです

あぁ・・・また明日から会社が、、、考えない考えない
楽しいこともいっぱいあるじゃあないか。そっちを考えよう!!

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やっぱり雨・・・名人戦は羽生さんかな?

2008-05-25 10:29:57 | 
やはり大雨です。今日もまた、お家に「篭もる」ことになりましょうか・・・
雨の日には、どこに行っても気が滅入る。久々に、趣味の将棋に、注力するのも悪くはないか・・・・。

第66期名人戦七番勝負第4局(森内俊之名人-羽生善治二冠)、羽生善治二冠が勝ち、3勝1敗。
あと1回羽生さんが勝てば、羽生名人返り咲きです。


(終了図以下は7一玉、7二歩、同銀、同金、同玉、7三銀、8一玉、8二飛、7一玉、。7二飛成まで)


羽生さんといえば一時期は向かうところ敵なしで、棋界のタイトルをほぼ総なめしていた時期もありました。

「名人」「王将」「王位」「棋聖」「棋王」「龍王」「・・・」、、、、


細かいタイトルも入れれば10数タイトルはあるかと思います。
少なくともメジャータイトルはほぼ制覇していた時期があるような。
ご結婚をなさりお子様が出来てから、多少落ち着いてきた感がありましたが、
再び、闘志を燃やしているように感じます。




さてさて、僕の子供の頃は、故大山康晴、中原誠の2強時代でした。
(中原誠といえば、少し前に「これから突撃しま~す」と、
女流棋士・林葉直子さんと芸能スキャンダルになり「愕然!」としました。・・・
勝負士の世界の裏側と言うか、凄まじさを思い知った感・・)

僕らの子供の頃は今のように、遊び道具が世の中にあふれかえる環境ではありませんでした。
その中で「将棋」や「五目並べ」は安価に手に入る、数少ないツールでありました。
「将棋セット」は、文房具屋さんに行くと2~3百円で売っていました。
質の悪い厚紙の箱に、超安っぽい素材でできた将棋の駒と、
折りたたんだ紙切れ(将棋盤のつもり)が1枚入っているきり。
小学生でも買えました。
(歩が相手の陣地で「と金」になった時の、朱で書かれた“と”のチープさよ。
その味わいがいまも忘れられません・・・)



小学校の10分しかない休み時間、あちこちで駒を拡げ将棋が始まる。
たった10分間で、3局くらい差し終わるのですから、
ひと勝負は約3分で決着するというくらいの「へぼ将棋」でした。
定石も研究もなにもない、ただ、駒を動かして相手のミスや見落としだけで、
勝った負けたが決まる、そんな屁たれ将棋でした。
そのくせ、勝った負けたで熱くなったなぁ・・・ 小学生高学年くらいでしたか・・



親父ともたま~にやったっけ。出稼ぎであまり家にいない親父でしたが、
帰ってきた際に、「いっぱんやっか」などと言われ、付き合ったりしました。
けど、ハンバで鍛えた腕にかなうはずもなく、いつもコテンパンにやられました。
それが悔しくて、中学の頃は、多少勉強に熱が入った。
NHKの「将棋の時間」を見て、プロ棋士の対局を観戦したりと・・・。


そうこうしているうちに、他にもいろんな楽しみがあることを知るにつけ、
徐々に将棋熱も冷め、僕の将棋セットもすっかりほこりをかぶるはめになり、
結局、将棋もものにならず仕舞いでした。
熱しやすく冷めやすいという僕の体質の証左に数え上げられるのが関の山。

最近は、この時間、NHKの将棋対局を見ながらトレーニングする習慣となったんですが、今日は雨。
これからどうしたものか・・・



そういえば、僕のマラソンコースのひとつに清水池公園があります。
天気のいい日には、地域の皆さん(高齢の人が多し)が、将棋板を持ち出し、
公園のあちらこちらで縁台将棋を行っていました。
その回りには岡目八目のギャラリーが鈴なり(たまぁ~に僕もその一人)。
それが、あまりに過ぎると思われたのか、クレームがついたのか知りませんが、
いつの間にか、縁台将棋の中心部が滑り台など子供の遊び場に改造され、
お年寄りらは、すみに追いやられてしまいました。ちと残念です。
さすがに今日は、やってないだろうなぁ・・・


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漢字パズルと格闘!!!!

2008-05-24 20:39:28 | 
昨夜のお酒が抜けなくて、ほぼ一日自宅で苦しんでおりました。

お酒だけは、人に誇れるほど、強い方なんですが、
人間ドックで、すきっ腹状態が長かったのと、終わっても
なかなかバリウムが出てこず、なんとなく満腹感があり、
きちんとご飯を食べなかったことが祟ったようです。

ようやく元に戻ってきました。


さてさて、そうはいっても暇でしたので、FMラジヲを聞きながら、
例の、『漢字パズル』に苦悶しておりました。
何でまた調子の悪い時にそんなことをと自分でも不思議なんですが、
何か妙にやりたくなったんです。

結果。芳しくありませんでした・・・


『漢字道場』ほぼ落第。


しかし、漢字+パズルでこんなにも多彩な出題が出来るんですね。
ただ単に漢字を知っているだけでなく、インスピレーションとか、
推理力とかを駆使しないとどうにもなりません。

右脳がズキズキしています。


異口同音
異国情緒 一部始終
公明正大 急転直下 未来永劫
人事異動 行雲流水 山紫水明・ 滅私奉公・・・

このレベルならなんとかついていけますが、


安宅正路 雲煙飛動 無明長夜 風流韻事 如法暗夜 ・・・・

この辺の熟語を求められると、もうお手上げです


こんな問題もあります。

漢字一字加えて3文字熟語を作る問題。
例えば、

 平比言才 + ●  →  批評● → 批評家

見たいな。

もしお時間があれば、次の2つをどうぞ。


① 己今言心 + ●  →  ??

② 心未音口 + ●  →  ??



こんなことをして一日過ごすとは、、、トホホですね。。。



明日はどうも雨のようです。
晴れてくれないかなぁ・・・
思いっきりマラソンして汗をかきたい気分です。
10キロ走って、もうくたくたになり、シャワーを浴びて、
好きな本読みながらウトウトする。僕にとり、これが至福です。

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人間ドック体験記

2008-05-24 10:11:21 | 
昨日は、「人間ドック」行ってきました

メインイベント → 「バリウム検査」

胃を弛緩させるために肩に筋肉注射を打たれ(これがまた痛い・・・)、
こってりバリウム飲まされた末、台に乗せられた体を上へ下へぐるぐる回され、
天井見ろだうつ伏せになれだ、横向けあっち向けと、好きにされ、
おまけにゲップ吐くなと、散々でした。



「超音波検査」はいかった

お腹にジェルみたいなのを塗られ、ゴム製の超音波発信機具でお姉さんが
お腹をぐりぐりしてくださいました。
胃の部分から横腹、下半身ギリのところまで。

「息を吸ってぇ~ はいてぇ~」

優しいお姉さんの声が、睡魔を誘い、夢心地の十数分間でした。
これはいかった・・・


あとは、心電図、レントゲン、採血、身体検査、医師の問診。
心電図の「タコの吸盤」みたいなのはくすぐったくて参った・・・


前日は夜9時~水以外は飲んではいけません。もちろん食事もそれ以前に済ませること。
便2日分。タバコも一切禁止!

ことごとく破ってしまいました。別にいいんでしょう・・・?

結果はどうだったんだろう。3週間後に郵便で届くのだと言います。
楽しみなような怖いような微妙な気持ちです。


禁が解けたような気分で、昨夜は遅くまでお酒を飲んできました。
午前様になり、帰宅した途端にバタンキューでした・・・。
お風呂も沸かしたのに、朝にはすっかり冷めて、
洋服や下着は脱ぎっぱなし、テレビ付けっぱなし。
ベッドにすっぽんぽんで寝ておりました。
(目覚めてびっくり・・・)

さて、今日は何をしようか・・・
まだ、頭の中が朦朧としています。

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嘘つきの悲しさ

2008-05-22 22:42:04 | 
人がつく“嘘”って見抜けません。


僕は、本当に駄目です。


嘘を本当に見抜くためには、人間、性悪説にたたねばならないんでしょう。
つくづくそう思いました。


理詰めで、追い詰めて追い詰めて、はじめて白状する。
証拠を突きつけて、はじめてすみませんという。
宥め、脅し、賺し、ゲロさせるデカ。



僕にように、基本的に性善説っぽい立場の人間には、どうしても不可能に見える。
なぜなら、その人の「迫真の演技」を、演技とは見れないから。
騙すなら騙せという、そんなお人好しの面もある。


けれど、 「肉を切らせて骨を切る」 だ!!



僕らには、やがてその人の本当の姿がわかる時がくる。
油断するのだろう。ポロリとボロを出す。
嘘なら必ずその時がくる。


けれど、それはそれで何か訳があるのだろう・・・
などと思ってしまうから、手に負えないのですが。


   騙すより騙される方がまし。


僕は、そう思うようにしています。


嘘をつくほうが実は悲しくみえるので・・・

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意外かもしれませんが、「松田聖子」ちゃん

2008-05-21 23:00:52 | 
今、NHKのSONGSで松田聖子登場!!!

テレビ欄を見れば、

曲目 「花びら舞う季節に」(新曲)、
「Seiko Summer Medley~“ピンクのモーツァルト”“小麦色のマーメイド”“チェリーブラッサム”」ほか

だそうだ。

昨年の7月にひょんなことから友人ら4人で、
「Baby's breath♪コンサートツアー2007」の最終日、
武道館コンサートに行きました。
一人が、松田聖子フアンクラブに加盟しており、
そのお方のお勧めでした。

物好きな僕は、勢い快諾してしまい、初めて「“生”聖子」を見ました
本当に小さくて可愛くって、40過ぎでも未だに若くてフレッシュ



いまテレビの中の聖子ちゃんも、素敵だね。

そして、「ピンクのモーツアルト」や「小麦色のマーメイド」とメドレーが続いています。
おっと、デビューから聖子ちゃんの歩みの解説が始まりました。
なんか懐かしいなあ・・・
(なんで、いつの間にか“ライブ”してんだろう・・・


このまま見続けます。


というか、今年もその子が、7月のツアーチケットを予約してくれました。
「えっ!?」今年もかぁ・・・

ま、聖子ちゃん、嫌いでないし、歌も好きだからいいかな。
よし、今年も行くぞ~



「あなたに逢いたくて」 
切ないですね。この歌がヒットしてた頃。
また、そんなような思い出があるんですよね・・・・
いつか語ります。


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意味不明の夢

2008-05-20 22:11:22 | 
どうやら僕は、海辺の近くの小さな雑貨屋で、何物かを探していたようだ。
なんだか分からないけれど、あちらの棚こちらの棚を、せわしなく見回している。
その時であった。ふっと目の前に、見覚えのある顔があった。
とっさに僕は、下を向いた。なぜだか、気づかれまいとして下を向いた。


「何やってんの●●ちゃん」


にこにこと笑顔のC子がいた。彼女だと、分かっていたが下を向いた僕に、
いつもと変わらぬ笑顔で、普通に僕の名前を呼ぶC子。


「どうしてんだ。元気か」


ばつ悪そうにそんなことを言った気がした。
そして、その後、何人かのボーイフレンドができ、
結局誰とも上手く行かず、今の彼氏ともしっくりせず、
悩んでいることを、砂浜を歩きながら聞いた。







「どうしたもんかねぇ・・・」


決して暗い雰囲気ではなく、何かすがすがしい心持ちで、
そんな彼女の悩みを静かに聞いていた。

いつの間にか僕の眼前には、岩場の小さな入り江があり、押し寄せる波の中に
遊泳をするたくさんの人が見える。
夏なんだ・・・。泳いでみようか。いたはずの彼女は消えている。



と、次に、僕はそうした海を右手に見ながら、防波堤沿いの道を、
海からせり上がっている、山の方に向かって歩いていた。
ワインディング・ロードがどこまでも続いている。
その緩やかな坂道を、歩き始めていた。

坂の途中に古い平屋建てのお家があり、その庭先を通りたくなって、
細い路地をすごすごと越えると、
今度は造船所の跡地のような海に面する広い敷地に出る。
なっぱ服に安全ヘルメットを被った港湾労働者たちが、
行ったり来たりしている。
その一人に、僕は声をかけた。


「いったいここはどの辺なんでしょうか?」


行き先も知らないくせに僕は、知らぬどこかへ行く道を、
その労働者に質問していた。
その労働者は、向こう側の広い通りをあちら側に行けばいい。
指を差しながら、親切に教えてくれた。


車の往来が頻繁なその道を、僕は何か不安にかられながら、
教わった方向へと、ただただ歩いているのでした。




という、夢をみました。昨夜のことです。
脈絡もない、おかしな夢です。
C子が出てきました。海が出てきました。海岸沿いの小高い山。
ワインディング・ロード。古い平屋のお家。港湾、そして労働者。
喧騒のなか一人歩く自分の姿。不安感。

僕の大脳皮質の奥底に、根雪のように積もった記憶の掘り起こしの旅に、
僕は密かに出ていたのでしょう。別に、望みもしないのに・・・


何か他に重要な事を見落としているような気がしてなりません。
夢のうちの半分以上は忘れて覚えていないのが普通です。
それにしても、よく思い出したものです。
夢は、僕に何がしかを示唆してくれているんでしょうか。
それとも今の僕の気持ちを、代弁してくれているんでしょうか。
どちらもしっくりきません。不思議です、夢って・・

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傷を舐めあう人たちの考察

2008-05-19 21:39:57 | 
いろんなことを考えます。
その中のひとつですが、よく言われる言葉に、


  『傷を舐めあう』


というのがあります。
あまりいい意味には使われません。
いい響きもありません。


  「またあいつら、お互いに傷を舐めあってらぁ~」 とか。



弱いもの同士、失敗や何かやらかしたもの同士が、
こそこそとやっている姿。
そんな光景をイメージします。そんな人たちが概してそう言われます。

そう指差す人は「傷を舐めあっている」人らに対し何らかの優位に立っているようです。
ビジネス、学校の成績、スポーツや普段の生活水準でさえ。

けれど、それって競争で勝った負けたの話しに過ぎません。
その人たちに人間として優位に立っているわけでも何でもありません。
寧ろ「傷を舐めあう」人たちは、心優しく、徳があって立派な人格者かも知れません。
いや、きょうび、そんな人たちの、別称にさえ感じてしまいます。


度の過ぎた競争。それに勝ち残るためには、人間性を一部犠牲にしたり、
時には「鬼」にでも「蛇」にでもならざるを得ません。
そういう坩堝に飛び込めない人、飛び込んでもやはり違和感を感じる人。
そういう人たちは、やがて「傷を舐めあう」ことになるのでしょうね・・・。



しかし、よくよく考える。

世の中に、傷を舐めあわない人っているのだろうか・・・と。

人間は、誰しもひとりでは生きていけないと思っています。

恋人や夫婦、友達、同僚、・・・ 苦しい時に、相談に乗り、癒やしてくれる。
そんな存在は不可欠ではないでしょうか。
特に、男性であれば、いつでも心を許せる奥さんや恋人は、
自分の傷を舐めてくれる最高の存在でしょう。
また、相手の傷も喜んで舐めてあげられるはず。
また、誰しも気の置けない親友もいるはずです。

所詮、誰でもどこかで傷を舐めあっているのではないでしょうか。
だから、そこを抜きにして、他人を「卑下」するのは、見当違いに思います。
ある空間、ある場所、ある競争でたまたま優位に立ったからとてそれが何になる。
そうこの頃思うようになっています。


   「だからお前はいつまでたっても半人前だ」


こう、誰かに詰られそうです。


    ノブレス・オブリージュ (noblesse oblige)


これは、フランス語で「高貴な義務」を意味する言葉です。
「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、更に多く要求される」(「ルカによる福音書」12章48節)
イギリスでは社会に根付いている、こんな考え方が日本でも普及すればいいと思います。
西洋に騎士道があるように、日本にも武士道というものがあったはずです。
今は日本の精神風土の中で、こうした風潮は完全に廃れているような気がしてなりません・・・。

  
       ONE FOR ALL , ALL FOR ONE


(これも好きな言葉の一つです。)


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碑文谷公園からぐる~っと林試の森公園まで

2008-05-18 15:42:41 | 
晴れ渡り新緑がまぶしい中を、ぐる~りあちこち一周してきました。
もちろん、マラソンをしてきたんです。
今日はデジカメを持参し、気に入った風景などをパチパチ撮りまくりました。

まずは本日の碑文谷公園付近。




  


とてもバラがきれいでした。プリンセスミチコというバラ。
これは、美智子妃殿下がご成婚なさった際にドイツで作られたバラだとか。

碑文谷公園のすぐ目の前にある昔懐かしい雑貨屋さんです。1坪くらいのお店で、
いつも道路におもちゃや遊び道具があふれています。お店の人の姿はいまだかつて見たこともなく・・・
そして、碑文谷公園内なのか外なのかよく区別がつかない卓球場。
僕も何度かお世話になりました。おばあちゃんが留守番していて、呼んでも中々出てきてくれません。
1時間200円くらいだったろうか・・・何しろ安い!テーブルは2台、早い者勝ち。




  


そして近くにポニーのミニ牧場があり、子供たちには大人気です。
時間によっては、ポニーの背中に乗っけてもらえるらしいです。
ポニーたちを見ているとほのぼのした気持ちになりますね。
けれど、彼ら彼女らも、もっと広い牧場を自由に走りたいんだよなきっと・・・





碑文谷公園付近をだらだら走り、これではいけないと、西小山方面へランニングに集中。
一気に、武蔵小山経由で、林試の森公園へ。
もう、足がパンパンです。その行きすがら、円融寺でお参り。


  

  


目黒通りの気になるお店。

昨年開店したと思われるアンティーク&パスタのお店。
ジオグラフィカ。



若い人らに相当人気があるようで、いつも満席ですね。
目黒通りは、洋の東西を問わずアンティーク家具のお店が道の両方に、
しばらく続きます。碑文谷ダイエーの方まで。

そして、「ステーキ・リベラ」。超有名店です。
店先には、大食いを制したスターたちの写真が飾られています。
とんねるずの石橋貴明やアントニオ猪木、マイクタイソンや外人レスラーなど。
何キロかを制限時間内で食べきると1万円進呈されるといいます。
我と思わん人は、是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(僕は、全然無理です・・・)




てなことで、散々道草をしながら約3時間ほどのランニングを今日も貫徹しました。
今は、心地よい睡魔が襲いつつあります。少し、休みましょうか zzzzzz

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