ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

ほのかな灯りがともる〝灯りや〟というお店

2008-10-31 23:09:32 | 



いつも遅くに通る道にほのかにともる灯りがあります。
学芸大学の繁華街ももう終わりに近づくころ、横道に入るとそのお店はあります。
お店のデコレーションにちらちら光る小さなライト飾り、立ち止まって眺めているだけでなんとなく心が和みます。


   その名も、『灯りや』という小さなお店です。


3坪もあるかと思われるほど小さなお店です。
2人並んで座る席が2つ、3つ。
あとは4~5人が座れるかどうかのカウンターしかありません。


   


入口に手作りの看板があり本日のお勧め料理が書いてあります。
料理は「本格和食」です。
お値段はその割にお安く庶民派。

薄いカーテンの外側から覗くといつもカップルで満杯です。
ふらっと入りそうになるのですが、なにかラブラブ光線が乱反射しているようで、
いつもためらってしまいます。


しかしこんな場末のお店をよく見つけてやってくるものだと感心してしまいます。
学芸大学の周辺は、意外にこんなお店が点在しています。

ここもあたたかくて住みやすい街のひとつなんだろうなぁ…

そんなことを思いながらとぼとぼ歩いて帰ってきました。


さて、明日から3連休ですが、ろくに休んでもいられません。
ビールでも飲んでゆっくりしましょうかね。

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今度は履きやすいひも靴が欲しくなった

2008-10-30 22:42:31 | 




気持ちを引き締めたくなった。
こういう時は、ピカピカのいい靴を履いて職場に行こう

スーツもさることながら、いい靴は気持ちを引き締めてくれる。
履きやすくて、少しだけ格調の高い、そんな靴が欲しくなった。


といっても結局僕はリーガルなんだよなぁ…。


リーガルのローファーを愛用して久しい。
何しろ履きやすくて僕の「偏平足」にもよくフィットする。



やや幅広でどっしりと地に足がつく。
そんな安心感がある。
靴底を変えれば結構、何年ももつし。

エンジっぽい色が一番好きだ。
ここんところは黒が多いけれど、やはりエンジがいい。

ローファーの他ならこんなストラップものも随分履いた。




紐靴は、面倒だし、紐の先がすぐほぐれるし、窮屈だし好きではなかった。
今も二足くらい持っていますが、しばらくお蔵入り。
パーティーや冠婚葬祭に、やおら取り出す程度でした。


けれど、最近はよく履くようになりました。
紐を〝ぎゅっ〟と締めると、心も〝きゅっ〟と締まる。


その心地よさに今更ながら新鮮な驚きを感じています。
毎日のように履きたい。けど二足…。。。じゃあねえ。。。


だから早速にでも、いい“紐靴”を買いたくなりました。
もちろん、大好きなリーガル。





今持っているのは茶と黒の紐靴。
こんなシンプルな黒のプレーントゥを買おうかな。

それとももうちょっとドレッシーなのがいいかな。
どうせショップに行ったら衝動買いするのだから、
あまり決めつけない方がいいかも知れませんね。


いずれにしろ〝ひもつき〟であることは揺るぎません


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ウェスティンホテル東京から恵比寿ガーデンプレイス付近

2008-10-28 21:43:16 | 



とある会合がありウェスティンホテル東京へ。
立食形式であったため、お寿司や総菜、お肉など和洋の美味しい食事と
赤ワインをたんと頂いて、満足♪満足♪
憂き世を忘れるひと時でした。

                          

友人とホテルのタクシープールで別れ、僕は一人で恵比寿ガーデンプレイスをふらふらしました。
たまにマラソンでここまで遠出することがありますが、ここのところご無沙汰。
久しぶりです。

秋から初冬に向かう中途半端な時期とあって、なんとなく変わった風情に、不思議な感じがしました。




人通りもまばらでしたが、ここかしこのベンチにはカップルが仲睦まじく、
晩秋の夜を惜しむかのように寄り添っておりました。


恵比寿三越の赤いネオンがやけに眼に沁みます。
ライトアップされた樹木は、冬の訪れを待っているよう。


ビアステーションで一杯やろうかとも思いましたが淋しいのでやめました。


この辺も住みやすい街だと思います。
早起きして外に出て、澄んだ空気とまぶしい朝の陽ざしに、
大きく背伸びした時に、えもいわれぬ幸福を感じられる。
そういう街が、僕は住みやすい街だと思います。

天気のいい早朝に感じるその街の気配。それが一番大事な住処の基準です。


そして結局、とぼとぼ恵比寿の駅前まで坂を下ってきました。
昔は、この坂の途中にボーリング場がありよく仲間と遊んだものです。

すこしずつこの辺の景色も変わっていきます。
けれど、僕にとって恵比寿は好きな場所であることに変わりはありません。


  ※ 写真は携帯で撮ったので残念ながら画像はあまりよくありません


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調べものをしていて、蘇ったある感慨・・

2008-10-27 23:15:33 | 
 



とある調べものをするのに、ある作家の書籍をひっくり返していました。
なかなか目的とするところが見つからず、それどころか、ところどころに目を奪われ、
思わず読み耽る始末。

結局、目的とするその一節は見つかったのですが、
それよりも、今よりずっと若いころに生起した様々な感慨が、妙に懐かしく、
妙に愛おしく心に蘇ってくるのでした。


その作家の「鼻」という小文。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

 クレオパトラの鼻が曲っていたとすれば、世界の歴史はその為に一変していたかも知れないとは名高いパスカルの警句である。
しかし恋人と云うものは滅多に実相を見るものではない。
いや、我我の自己欺瞞は一たび恋愛に陥ったが最後、最も完全に行われるのである。

 アントニイもそう云う例に洩れず、クレオパトラの鼻が曲っていたとすれば、努めてそれを見まいとしたであろう。
又見ずにはいられない場合もその短所を補うべき何か他の長所を探したであろう。
何か他の長所と云えば、天下に我我の恋人位、無数の長所を具えた女性は一人もいないのに相違ない。
アントニイもきっと我我同様、クレオパトラの眼とか唇とかに、あり余る償いを見出したであろう。
その上又例の「彼女の心」! 実際我我の愛する女性は古往今来飽き飽きする程、素ばらしい心の持ち主である。
のみならず彼女の服装とか、或は彼女の財産とか、或は又彼女の社会的地位とか、
――それらも長所にならないことはない。
更に甚しい場合を挙げれば、以前或名士に愛されたと云う事実乃至風評さえ、長所の一つに数えられるのである。
しかもあのクレオパトラは豪奢と神秘とに充ち満ちたエジプトの最後の女王ではないか? 
香の煙の立ち昇る中に、冠の珠玉でも光らせながら、蓮の花か何か弄んでいれば、多少の鼻の曲りなどは何人の眼にも触れなかったであろう。
況やアントニイの眼をやである。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(略)

 つまり二千余年の歴史は眇たる一クレオパトラの鼻の如何に依ったのではない。
寧ろ地上に遍満した我我の愚昧に依ったのである。
哂うべき、――しかし壮厳な我我の愚昧に依ったのである。


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


あらゆる熱情は理性の存在を忘れ易い。情熱や欲望が実相を塗り変える。
そうした自己欺瞞が歴史を左右してきたことを痛烈に揶揄している。



が、僕がその時思ったことは、「恋は盲目」「あばたもえくぼ」…
そんなちっちゃな、超「卑近な」ことだったなぁ…。
世界がどうとか歴史がどうとか、そんなことはどうでもよかった。

何か知ってはいけない秘密を知ったかのように狼狽したものだ。
けれど、恋は盲目でいいではないか、あばたもえくぼの何が悪いと、
変に開き直っていました。


そんなことでむきになれた頃が懐かしくなりました。

今となってはどうでもいいことです。


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秋はおしゃれと帽子を眺めてました

2008-10-26 17:55:46 | 



マラソンでも、ちょっと出掛ける際も、最近は帽子をよくかぶります。
といっても単なる〝野球帽〟です。
赤、紺、白の3つもっていて、その時の気分次第で使い分けています。
(ちなみに今日は白でした)

もともと帽子は嫌いでした。
脱いだ後で髪がペッタリしてしまうからです。
毛の量は比較的多い方ですが、ややちじれっ毛なので尚更です。
だから、帽子などにはずっと興味がなく、もちろんかぶる機会も少なかった。


最近、なんとなく帽子が好きになっています。
いままで靴やネクタイやスーツやジャケットに凝ったことはありましたが、
帽子に凝ったことは一度もありませんでした。



TOPの「パナマハット」やこんな「フェルトハット」、似合うようなら一度試してみたい感じがします。
ただ、どうだろう。この辺を被りこなすには、他のパーツも大変そうですね。

ハンフリーボガードやニコラスケイジ、ジャックレモン、ロバートレッドフォード、そう外人なら誰でも似合う。
日本人でこれを被りきるには相当に恵まれた容姿がないと無理ですね。


せいぜいハンチングくらいが関の山かな。
これもまた、なかなか侮れない。



何とかなりそうかなぁ…


それとも、これから寒くなるからニット帽が実用的かも。
耳まで隠せるし、実家帰る時も重宝しそうだ。
普段も気軽に被れる。冬のマラソンにもいいかも。




自分ではいったいどんな帽子が似合うか見当もつきません。
あまりに決め込んで苦笑されるのも、ちんけで不釣り合いなのも嫌だし。

何かに凝りたくなって、ターゲットを帽子に据えてみたんですが、
簡単ではないですね。
                         

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早起きしたのはいいけれど…

2008-10-26 08:59:58 | 



早起きしてみましたが、天気がすぐれずがっかりしています。
早起きすれば休日の一日が長くなります。
朝寝坊するとその分、休日の時間は短縮されます。

平日はそれとして自分の自由な時間がとれないので、日曜日はまず自分の時間を確保することから始めます。



秋の山、白馬の山々、その山を守る人の姿。
NHK小さな旅「山の歌 空高く秋へのかけ橋~北アルプス白馬鑓ヶ岳~」を見ながら。
150人泊まれる山小屋とすぐそばの露天温泉。紅葉がとてもきれいだ。
山が好きで大手電機メーカーを辞めて山小屋で暮らす主人の人生。


登山という登山は、福島の旭岳に1度登ったっきり。
いまは海外に居住している友人が、山が好きでよく誘われたものだが、
結局それっきりとなっています。彼は山が好きで、槍ヶ岳はもちろん、
日本の山という山をほとんど登りつくしている。
今はたぶん欧州の山々を楽しんでいることでしょう。



昨日のテレビドラマ「我はゴッホになる」は何度も涙腺が綻びそうになりました。
劇団ひとりは、よく棟方志功を演じていました。チヤ役の香椎由宇もよかった。
ライバルで友人役の藤木直人も熱演でした。
長男に「パリジ」と命名したのは初めて知りました。よほどパリに憧れていたんでしょうね。
久々にいいドラマを見させてもらいました。



今日はマラソンデーのはずですが、これでは外に出れません。午後になれば晴れ間がでてくるかな。
午前中はストレッチでもしながらテレビでも見てゆっくりしてましょうかね。
なにしろ天気が悪いと出鼻をくじかれてしまい、気持ちが萎えます。



フジテレビの「ザ・ノンフィクション・路上 」。このシリーズはたまに見ます。
午後一のけだるい時間帯に放送されます。

〝 今、日本は激動の時代。倒産、リストラ、そして家族までも…。
そんな「日本の行方」を身近な視点で描き「本当に大切なもの」を考える
「人間ドラマ」を届けます。
今、日本の「近代」が溶け始めています。 倒産、リストラ、学級崩壊、
そして家族さえも・・・。
海図なき大波乱の時代に、寄る辺を失った人々はどこへ行くのでしょう。 
ザ・ノンフィクションは「日本の行方」を家族などのミクロの視点で見つめ、
これからの時代に「本当に大切なこと」は何か、を考える材料として
「事実」と「人間ドラマ」をお届けします。 〟


これも現代の一側面なんです。
ある時を境に、だれしもこんな現実に突然直面する可能性があります。
こうした断面を切開し、問題提起している。
やや暗めですが、目をそらさないことも大切なことでだと思います。



民報各社は、金融不安、株価暴落、景気悪化、、、それにどう立ち向かうか。
そんなテーマの番組ばかり。政府が何をしようがマスコミは批判ばかり。
僕は、グローバル化した資本主義経済の宿命であり、市場が存在する限り、
誰が何をしようが一定のサイクルで現出せざるをえない繰り返しとして、
このバブルとその崩壊現象を、半ばあきらめ気分で眺めています。


さてさて、今日はどんな一日にしようかな 


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銀座でなぜか100円チャリティー???

2008-10-25 18:12:11 | 




銀座は相変わらずのにぎわいで、まるで僕の生きている世界とは大違いです。

それにしても銀座の通りに面した一等地には、外国のブランドショップのビルが立ち並び、壮観です。

香水の匂いを嗅いでいたらショップの人につかまりあやうく買わされそうになった。
ブルガリの新作だそうで、バニラと柑橘系をミックスした悩殺の逸品でした。




そうこうしていると西銀座デパートのモールで人だかり。
何かと思えば、「美味しい銀座の9DAYS100円チャリティー頒布会」という企画で国産野菜・果物のチャリティーが行われていました。

貧乏性の僕は、チラシをもらい思わず行列の最後尾に並んでしまいました。
チラシによるとここのほか銀座のあちこちの地方の特産物店など5か所で開催中。

僕の並んだ西銀座は「北海道」のチャリティー会場でした。
他に、沖縄、熊本、埼玉、群馬、岩手とあり、それぞれの特産品が100円のチャリティー募金でたんまりもらえる。
午後3時一斉にオープンで先着2500名様とのこと…

僕は、北海道を終えるとすぐさま並木通りにある沖縄チャリティー会場である「わしたショップ」に向かいました。
さらに外堀通りの熊本会場へと向かいましたが、隈本はすでに終了していました。
これでは群馬、岩手、埼玉も終了しているでしょう。しかも会場は東銀座方向でかなり遠いし。

結局、北海道、沖縄の特産物をたんといただき帰ってまいりました。
(いったい何しに銀座に行ったんでしょう…  )



成果品です。北海道の男爵芋、玉ねぎ、白菜、人参、オニオンスープ
沖縄はパパイア、シィークワーサー、はんだま。

熊本の「七城のお米」、温州みかん、赤ナスも口惜しい…
岩手の「いわて純情リンゴ」も。


この企画は「銀座料理飲食店組合連合会」の主催で、農水省、JA、中央区、東京商工会議所の後援で行われていることを今知りました。
銀座の飲食店も創意工夫し、汗を流しているんだなあ…

みんながんばってるんですね。


こんな素材ならもうカレー作るしかないかな 
(しかし、〝お肉〟がない  )


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いま海外行ったらこんなに違うというのも…

2008-10-25 09:23:05 | 




海外旅行でも行っかなぁ~~~ 


円がこんなにも強い。

1ドル=90円、1ユーロ=115円、そして英ポンドは1ポンド=130円。


何が何でも円が強いんです。いま、世界で最強なのが円です。

7月にロンドンに行った頃には、確か1ポンド=240円くらいだった 
朝マックが、円に換算してなんと1,500円もしたのには驚愕しました
それが、いまロンドンでマック買えば約半分で買えるんですよ。

あの頃はドルだって120円くらい、ユーロだって200円以上していたような気がします。
今なら『大出血サービス中!!』なんですよ 


北欧、東欧、東南アジア、南アメリカあたりの新興国は超バーゲン。
とりわけ国家破たんさえいわれるアイスランドやハンガリー、ベラルーシ、パキスタンなどでは円を持っていれば王様気分でしょうね。





そういえば先日結婚した友人の話し。
12月にヨーロッパへ新婚旅行に行くらしい。
「格安パック旅行」を利用するよりも、フリーで行く方が圧倒的に安く済むということです。

普通旅行会社では、航空便やホテル、その他諸々のサービスを半年前にまとめ買いすることで割安サービスを提供しています。
もちろん半年前の外国為替レートを使って…

ところが、ここまで円高が進むと、そんなまとめ買い割引どころではない円高効果によるディスカウントの方がずっと影響します。
彼の試算によると、格安パック料金の約半分で旅行代金が済むそうです 


このように海外からモノやサービスを購入する場合にはこんなに強い円は、
すさまじい威力を発揮します。
ヴィトンやシャネルなどブランド品もこれからじわじわ安くなるでしょう。


しかし、海外にモノやサービスを販売する立場の人にとってこの円高はたまったものではありません。
だいたいがドル建て、ユーロ建てで取引されるわけですから、同じ1ドル、1ユーロで販売しても、受け取った1ドル、1ユーロの円価は半年前の半分にしかならない。
こんなことが起きるんです。

同じものを売っても以前は120円もらえたものが今では90円しかもらえない。
為替レートが違うだけで悲惨な目にあいます。

トヨタや日産など輸出産業は大ダメージを受けます。
為替レートが1円違うだけで利益に何十億円もの影響があるといわれます。


総じて輸出に頼る日本としてはゆゆしき事態になるわけです。


景気が良くて国力が強くて国の通貨が高くなるのは結構なことですが、
なんだかわけのわからぬ要因でこんな円高になるのはえらく迷惑なだけですね。
日本は輸出による貿易黒字で経済が成り立っています。
これが激減するということなので、先行きの景気見通しは極めて暗くなります。
それなのに円高というのは、何かメカニズムがおかしい証左ですよね。


何はともあれ、海外旅行には絶好の時が到来しています。

フランスなんてどうだろう。
北欧あたりも捨てがたい。アイスランドは寒すぎます。



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一部の人間たちの〝強欲〟が今のマーケットクラッシュを生みました

2008-10-24 22:21:21 | 
世界の株安が止まりません。今日の東京株式市場は、5年6ヶ月ぶりの安値水準に暴落しています。
バブル崩壊後の安値とほぼ同水準まで面合わせです。

さらに日経平均先物は、イブニング・セッション(夜間取引)でさらに下げ幅を拡大しています。
1988年9月3日以来の安値です。

アジア、欧州の株式市場は全面暴落、世界がクラッシュしています。


4日のロンドン外国為替市場では、世界的な景気後退不安を背景に、主要通貨に対して円買いが進んでします。
対ドルでは1ドル=90円87銭まで7円近く急騰しました。
当市場で90円台をつけるのは、1995年8月7日以来、13年2カ月ぶりのことです。
すべての世界通貨に対し円が急騰しています。実は、ドルも円以外では全面高となっているんです。


世界的な金融不安、これをきっかけとした世界景気の悪化予想から、
全世界の株式などに対する投資資金が引き上げられ、現金化されています。
その資金はより「安心」と思われている円に換金され、次にドルに換金されています。
これにより円高、ドル高、他通貨安が生じているのです。
いま世界で一番強い通貨が円、その次がドルです。


しかし、今日の市場は「暴風雨」のように荒れ狂いました。
これからニューヨーク市場が開きますが、どうなるんでしょうか…


こうした「市場の失敗」に対し、人知はなすすべがありません。
市場を野放しにし、行き過ぎを加速させる中で儲けを得ようという
投資銀行やヘッジファンドのような輩を容認してきた、世界の為政者に対する〝とがめ〟がいま起きているのです。
何の罪もない一般市民まで、今後は不景気や失業や生活不安などという経済現象を生起させる中で、迷惑をかけることになるのでしょう。

人間は愚か者だとつくずく思いながら、マーケットを見ています。


今日のニューヨーク株式市場はどうなるのだろう。
というよりもどこまで暴落するのだろうか…

10時半に答えは出ます。



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『我はゴッホになる!~』

2008-10-21 22:26:30 | 



ドラマ「我はゴッホになる!-愛を彫った男・棟方志功とその妻-」が25日午後9時からフジテレビで放送されます。

「世界のMUNAKATA」として名をとどろかせた棟方志功(1903-75年)。
彼は貧困や挫折を乗り越えて独自の板画世界を築きあげました。
彼の生きざまに僕はいつも憧れます。



今回のドラマでは、24歳から35歳までの若き志功が登場します。

この時期に彼は、自由奔放で家族や周囲に迷惑をかけながらも、版画に目覚め、
能をモチーフにした青森が舞台の大作「善知鳥(うとう)」を完成させました。
その歩みを、献身的に支え続けた妻・チヤとの夫婦愛の物語として描いたということです。

詳しくはこちらを → 『我はゴッホになる!~』


志功を演じるのは「劇団ひとり」だそうです。
かつてのドラマでは渥美清や西田敏行が演じたと言われます。
僕は直接見たことはありませんが、この2人ならしっくりきます。
「なるほど…」と。
はたして劇団ひとりが、どれだけ志功に肉薄できるのでしょうか…

この辺も楽しみです。


なにしろ今週の土曜日の夜は楽しみです。
テレビドラマを待ち焦がれるなどしばらくなかったことなので…


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秋の色があちこちに

2008-10-19 15:07:07 | 




上のかわいい人形は、目黒区・八雲付近の民家の門の横にありました。
このお家では予約制で「東欧料理」を提供しているといいます。
普通のお家なんですが、なんか面白かったので。

目黒通りを南下し、自由が丘方面へ向かったのですが、途中、なぜか駒沢方面へ
急転回し、八雲・柿木坂の住宅街をうろうろしていました。

この辺にあった名もなき公園で水をがぶ飲みし、ついでに秋色の公園をパチリ。



徐々に赤や黄色に色づいています。
人影もまばらな住宅街を、どこへ行くともなく走るのが好きです。
そのうち方向感覚がなくなり「あれっ!?」となる。
そこで、自分の直観だけを頼りに右往左往する。
サバイバルゲームみたいな感覚です。

それでもきれいなお花が咲いてあるお家に前では一休みしパチリ。





一つのつぼみにピンク、黄色、オレンジと不思議な色具合で、思わず見とれてしまいました。

この辺は素敵なつくりのお家が多い。
庭の手入れもしっかりしており、こんなお花がここかしこに植えられています。
立派な方々が住まいとしてるんでしょうね。
多少、交通の便に難があるのですが、こんな静かで穏やかな所に住めたらいいなんて考えました。



街の中に並木道が長く続きます。
「さるすべり」が植え込んでありました。
桜の木もいっぱいあり、春にはきれいな花を咲かせるのでしょう。

別の公園にてモンシロチョウを写しました。
お花畑にいろんなチョウチョがふわふわ飛んでいました。
なかなか接写に手間取りましたが、1枚だけよく撮れましたのでどうぞ



結構、走りました。

どこへ行くともなくあてどないRUNは、僕の〝得意〟とするところです。
結局、駒沢通りに立ち戻り、祐天寺まで走り切りました。

祐天寺の駅前には有名なカレー店「ナイアガラ」があり、
ちょうど12時になり踏切の警告音がカンカン鳴り響いていました。
中は相変わらず人でごった返しており、食べるのはよしときました。



鉄道とカレー… 何かアンマッチな感じもしますが、“祐天寺名物”らしいです。
中ではカレーができるとSLの機関車模型が煙を吐いてカレーを席まで届けてくれますよ。

祐天寺においでの際はぜひ一度試してみてください



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★★ アン ドウ トロア ♪♪

2008-10-19 09:55:31 | 



不思議な夢をみました。


キャンディーズのコンサートを見ていました。

スーちゃんが好きだったのに途中から蘭ちゃんに心変わりしてしまい、
とてもスーちゃんに申し訳がない。
ごめんなさい…
と、自分を責めているような苦しさに見舞われていました。


シチュエーションとしては3人と僕は何らかの知り合いのような設定で、
僕は、彼女らのショーを見に来ていた。
3人とも全体を相手に歌を歌いながら、心は僕に向いている。
そう勝手に思い込み…(あくまで〝夢〟です

ミキちゃんは、一番性格がいいのに何もしてあげられない…
こちらにも胸が痛む思い。

単にコンサートを見ている一人の観客なのに、何様だという感じの夢でした。
(ある時は、まったく夢って都合がいいw)

ともあれ、夢でも何でも久しぶりにキャンディーズを見れたので幸せでした。


曲は「アン ドウ トロア」。吉田拓朗の曲です。




よかったらどうぞ♪

これから走りに行きます。


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横浜おもいで巡り

2008-10-18 20:11:19 | 



温かい秋の日差しの中、横浜めぐりをしてきました。
元町中華街駅で下車し、外人墓地の中の長い坂道を通り「港の見える丘公園」へ。
横浜ベーブリッジが一望できる高台で一休み。
この季節、一帯に咲くバラがとてもきれいでした。それにしても種類がいっぱい。
それぞれ固有の名前がついていて覚えきれません。
「ダイアナ」というバラもありましたよ。



この丘に来ると必ず寄るのが「神奈川近代文学館」と「大仏次郎文学館」。
今日はこの辺で近所の年配のグループと思しき方々が、思い思いの場所で写生をしていました。

大仏次郎文学館の前でもおばさんが一生懸命、製作に打ち込んでいました。



この文学館の中にある「霧笛」という喫茶店でコーヒーを飲むのが楽しみです。
「パリ燃ゆ」など彼の文学書の初版本も置いてあり、何か落ち着く場所です。



そして神奈川近代文学館。今日の展示は「堀田義衛展」でチラ見した程度でした。
11月15日(土)には俳優の夏八木勲さんが「方丈記私記」の朗読をなさるそうです。
一般の人は1000円で参加できるとのこと。興味あります




バラに包まれ一休みしていると「赤い靴号」がやってきました。
このバスは市内どこから乗っても100円で、この公園が終着点です。
横浜と言えば、〝赤い靴、履いてた、女の子~♪〟ですよね。
それにちなんだバスなんです。さすが横浜市、素敵だね。


お腹がすいたので中華街のとあるお店でお昼を取りました。
今日は「フカひれチャーハン」でした。
いろいろついてこれで1300円
満足、満足



そしていよいよ後半戦に突入

山下公園では「インドフェア」が盛大に行われていました。
インドの食べ物(カレーやナン)や衣類、小物などの出店が50店くらい出ていました。
すごくいいお香の匂いに包まれて…
ステージでは妖艶なインド舞踊が繰り広げられ。



そして横浜埠頭の大桟橋へと歩をすすめ。
ここはよくテレビの撮影に使われる場所ですよね。
しかしいつも思うのですが、この桟橋の歩道を作るデッキの板は、
相当の技術と労力を要したに違いないと。。。
芸術的です。





そしてここから眺める赤煉瓦とみなと未来21地区の風景がこれ。



逆に、赤煉瓦から大桟橋を眺めたのがこちらです。



ついさっきまであっちにいたんです。
いまは赤煉瓦倉庫で一休み。「馬車道アイス」を食べました。

赤煉瓦倉庫にある雑貨屋や小物屋さんには若い人がいっぱい。
ここは人気スポットですね。“おじさん”にはやや場違いかな…

そしてランドマークやクィーンズタワーがある21地区へ。
途中に「コスモワールド」という遊園地があります。
ここのジェットコースターは見るからに凄い。
高所恐怖症の僕にはとても無理…
けれど昔々、ここの巨大観覧車には乗りましたよ。
生きた心地がしませんでした。




クイーンズタワーの敷地内でアメリカンドッグ&コーラを食べて帰途につきました。
比較的淡々と記してきましたが、僕にとってはおもいでのいっぱいあるコースなんです。
久しぶりにいろんなことを考えながら散策しました。

最後におまけショット
背景は外人墓地です。



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世界恐慌など起こらないんだろうけれど…

2008-10-18 09:33:04 | 




トップの写真は1931~32年の世界恐慌の時の米国の貧農家族の写真です。
1929年10月24日の米ウォール街の株価大暴落から始まった世界恐慌。
株価暴落、信用不安、経済の縮小、生活の困窮という連鎖の中で、
世界各国のブロック経済化が進み、逃げ場のなくなった国々は、
「第二次世界大戦」へと「幻影」にすぎない活路を見出す道を歩みました。

こんな愚劣な道をいま僕たちが歩んでいるとは単純には思いません。
けれど、その火種がいま、世界のすべての国々で起き始めているのは事実です。

サブプライム・ショックによる欧米投資銀行バブルの崩壊が、
世界株式の大暴落という形をとって、僕らの前に立ちはだかっています。
いまだに株価の下落は止まらず、不安定な状態が続いています。




当時と現在との大きな違い。
それは現在はG7(先進国首脳会議)など各国の政策協調の場があり、
一致団結してこうした危機に対処する構造があるということです。
先のG7で先進各国は「行動計画」を策定し、すべての国で金融機関への資本注入に踏み切りました。

第二次大戦に至る過程では、世界協調という概念が確立されておらず、
まだ電話やインターネットなどの通信手段もあまり発達していなかったため、
世界主要国の首脳が協調して対策を取ることが難しい状態でした。

アメリカは不況を「ニューディール政策」で、イギリス、フランスは「ブロック経済」で、
植民地を持たない日本やドイツは「ファシズム」により、この危機を打開しようとしました。
まったくバラバラで、自国の利益しか考えないという有様でした。


       ***************************


なので、現在は株価暴落→信用不安→経済の縮小→世界恐慌→世界戦争…
などという図式は単純には考えにくいのですが、
信用不安から経済の縮小までに差し掛かっていることは事実です。


日本のバブル崩壊から回復までは約10年かかりました。
世界のバブル崩壊から回復過程はいったい何年かかるのでしょうか。
いったん壊れた仕組みは簡単には元に戻りません。
生活面では、これから「不況」が本格的に始まります。

これまでテレビの舞台で繰り広げられていた“金融恐慌劇”が、不況・不景気
という実感を伴って、僕らの生活のシーンに現出してくるんでしょうね。
日本はまだマシとは言われるものの、覚悟はしておいた方がいいですね。


大恐慌は来ませんが、不況・不景気は間違いなく続きますよ。

ちっちゃなちっちゃな僕の〝予言〟です…


さーて、今日は久しぶりに横浜の埠頭でも行ってきますか

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社内で風邪がはやっており…

2008-10-17 21:51:43 | 



社内で風邪が流行りだしています。

1人ひき、2人ひきしているうちに、万延。
何人か休むまでになっています。


普段から「風邪などひかぬ」と息巻いていた鉄人のような男が、
風邪ひき休み今日で3日目…

過労やストレス、不規則な食事、、、そんな時にウイルスがやってくると、
鉄人でも落ちてしまうということが証明されました。






こんなブログパーツがありましたので、利用しようかな


普段ならなんていうこともないのですが、やはり体力・気力が落ちている時に、
風邪はてきめんです。す~っと入り込んできます。
逆に万全な時に風邪ひきさんが何人近寄ってこようが屁でもない。


やはり気力と体力。病気を近寄らせないための絶対条件です


皆さんも気を付けてください
僕は今のところ大丈夫です、何とか…


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