2013年7月31日、道後の食文化の歴史に一つの幕が降りました。
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40数年に渡って、地元の人に愛され続けた「太白」が、立ち退きのため惜しくも閉店する事になりました。物心ついた頃から通ってたお店は、開店時からこの佇まいです。でも、そこで供されるお料理は、ご主人「拘りの逸品」ばかり!僕にとってはおふくろの味に匹敵するものです。
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ショーウィンドーも当時のまま、メニューの値段も消費税が3%になった時に、少し値上げしただけだそうです。地元にいる時は良く通っていたのですが、久しぶりの来訪は母の病気で帰った6年前。その後、帰る度に必ず食べに寄っていました。
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特にお薦めなのが、この「酢豚ランチ」型にぎっしり詰めたご飯はかなりのボリュームで、何とお値段は¥650円なのです。甘さと酸味のバランス、何とも言えない旨さに「何か特別な隠し味でも有るのですか?」と聞いた事も有ります。
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いつのまにか出来てたメニューも、お店のファンの方がご好意で作って下さったそうです。
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常連さんそれぞれにご贔屓のメニューが有るのですが、この日(閉店の前日のお昼)は、店内満席全てが知り合いなので、それぞれがシェアし合いました。これはお父さん拘りの豚肉で作った「とんかつ」です。旨味が強く、とんかつの名店にもひけをとらない美味しさでした。
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この日は、少し前に市駅前の「1954」というお店で知り合ったユーヤ君とお友だち他を誘って行きました。当然「酢豚らんち」は食べていただきました。
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こちらも、そのお友だちのお一人。「チャーハンの大盛り」のあと「太白ラーメン」を完食です(^ ^;
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この日は、ご飯が無くなったので頼んだのは「天津麺」カニがたっぷり入って胡麻油の香りがしっかり、劇旨です。
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みんなが食べ終わった後、お父さん・お母さんに椅子に座ってもらって、この日偶然に居合わせた同級生の鶴君(彼も大の太白ファン)が、お友だちと「太白の唄」を作って、その場で大合唱!(こちらは後日ユーチューブにアップしますね)みんなで別れを惜しみました。
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最後に全員で記念撮影をしてお昼の営業は終了!ほんとは翌日(最終日)にもう一度伺いたかったのですが、所用で断念、閉店時間にこちらから電話したら、鶴君は閉店間際に再訪して食べていたそうです(羨ましい(^ ^; )
僕が松山に頻繁に帰るようになったのは、母の病気や色々な問題が有ったからです。その度に明るく「ていじ君、良い時も有れば、悪いときもある、だから頑張って!」といつも励ましてくれたお母さん!そして拘りひたすらストイックに美味しい料理を作り続けたお父さん!もう食べられないかもしれないけど、この味は一生忘れません。
照れ屋のお父さん、そして優しいお母さんの美学は最後まで!「開店の時も宣伝もせずひっそりと始めたので、閉店もひっそりと、誰にも言ってないのよ」と聞いたのが、閉店の一週間前の再訪時。「次帰って来た時、お店が無かったらいかんやろ?だからていじ君には教えとくわ」当然申し訳ないけど、関係者にはメールを入れました。(そのせいで、最後忙しい思いさせてすみませんm(_ _)m)
もちろん大ファンの一人、母親も連れて行きました。そしてたまたま来松していた、後輩のミュージシャンにも食べてもらいました。1954の常連のみなさんとも、鶴君とも楽しい時間を共有できました。これも「太白」のおかげと思っております。
お父さん・お母さん、お疲れさまでした!どうか末永くお元気で、楽しい第二の人生を送って下さい!松山に帰ったら今度は、お家の方へお伺いしますv(^_^)v
長い間、有り難うございましたm(_ _)m
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40数年に渡って、地元の人に愛され続けた「太白」が、立ち退きのため惜しくも閉店する事になりました。物心ついた頃から通ってたお店は、開店時からこの佇まいです。でも、そこで供されるお料理は、ご主人「拘りの逸品」ばかり!僕にとってはおふくろの味に匹敵するものです。
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ショーウィンドーも当時のまま、メニューの値段も消費税が3%になった時に、少し値上げしただけだそうです。地元にいる時は良く通っていたのですが、久しぶりの来訪は母の病気で帰った6年前。その後、帰る度に必ず食べに寄っていました。
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特にお薦めなのが、この「酢豚ランチ」型にぎっしり詰めたご飯はかなりのボリュームで、何とお値段は¥650円なのです。甘さと酸味のバランス、何とも言えない旨さに「何か特別な隠し味でも有るのですか?」と聞いた事も有ります。
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いつのまにか出来てたメニューも、お店のファンの方がご好意で作って下さったそうです。
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常連さんそれぞれにご贔屓のメニューが有るのですが、この日(閉店の前日のお昼)は、店内満席全てが知り合いなので、それぞれがシェアし合いました。これはお父さん拘りの豚肉で作った「とんかつ」です。旨味が強く、とんかつの名店にもひけをとらない美味しさでした。
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この日は、少し前に市駅前の「1954」というお店で知り合ったユーヤ君とお友だち他を誘って行きました。当然「酢豚らんち」は食べていただきました。
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こちらも、そのお友だちのお一人。「チャーハンの大盛り」のあと「太白ラーメン」を完食です(^ ^;
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この日は、ご飯が無くなったので頼んだのは「天津麺」カニがたっぷり入って胡麻油の香りがしっかり、劇旨です。
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みんなが食べ終わった後、お父さん・お母さんに椅子に座ってもらって、この日偶然に居合わせた同級生の鶴君(彼も大の太白ファン)が、お友だちと「太白の唄」を作って、その場で大合唱!(こちらは後日ユーチューブにアップしますね)みんなで別れを惜しみました。
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最後に全員で記念撮影をしてお昼の営業は終了!ほんとは翌日(最終日)にもう一度伺いたかったのですが、所用で断念、閉店時間にこちらから電話したら、鶴君は閉店間際に再訪して食べていたそうです(羨ましい(^ ^; )
僕が松山に頻繁に帰るようになったのは、母の病気や色々な問題が有ったからです。その度に明るく「ていじ君、良い時も有れば、悪いときもある、だから頑張って!」といつも励ましてくれたお母さん!そして拘りひたすらストイックに美味しい料理を作り続けたお父さん!もう食べられないかもしれないけど、この味は一生忘れません。
照れ屋のお父さん、そして優しいお母さんの美学は最後まで!「開店の時も宣伝もせずひっそりと始めたので、閉店もひっそりと、誰にも言ってないのよ」と聞いたのが、閉店の一週間前の再訪時。「次帰って来た時、お店が無かったらいかんやろ?だからていじ君には教えとくわ」当然申し訳ないけど、関係者にはメールを入れました。(そのせいで、最後忙しい思いさせてすみませんm(_ _)m)
もちろん大ファンの一人、母親も連れて行きました。そしてたまたま来松していた、後輩のミュージシャンにも食べてもらいました。1954の常連のみなさんとも、鶴君とも楽しい時間を共有できました。これも「太白」のおかげと思っております。
お父さん・お母さん、お疲れさまでした!どうか末永くお元気で、楽しい第二の人生を送って下さい!松山に帰ったら今度は、お家の方へお伺いしますv(^_^)v
長い間、有り難うございましたm(_ _)m
よそ者から見ると、伊予の人は「照れ屋だけど優しい」という印象があるのですが、こちらのお母さんは正にそういった方ですよね。
あつかましいお願いなのですが、もしお父さん・お母さんのお家を訪問なさることがありましたら、若造の遍路が「ごちそうさまでした、ありがとうございました」と言っていたとお伝え頂けませんか?
僕にとっては、故郷の味そのものでしたから,泣きそうなくらい寂しいです。お母さんには連絡がつきますので,お伝えしておきます。
でもまだまだ、次の店を出すことを計画しているようです。もし決まったらこちらにアップしますね♪
個人的に写真等が趣味で旅先で写真に収めたのが太白の店舗でした。
地域に愛された中華料理店だったことがすぐにわかるたたずまいに思わずシャッターを切りました。
帰宅後も忘れられず、このHPにたどり着きました。
閉店前のお店の雰囲気が感じられて本当に良かったです。
ありがとうございました。
開店の時もこの雰囲気のままひっそりと開店し、閉店の告知もないままひっそりと閉めたお父さんとお母さんの美学!
今でも松山に帰ると、もしかしたらと思って訪ねてしまいます。跡継ぎが居なくて閉店する想い出のお店、ほんとに残念ですね?