徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

これ…食べても…大丈夫…?

2008-02-19 16:02:00 | ひとりごと
 BSE問題で一時期輸入停止となったアメリカ産牛肉…最近また店頭に並ぶようになりましたね…。
国産より味は落ちるものの価格が安いので、買おうか買うまいか迷いますが、なかなか、手を出す気にはなれません。
吉○家の牛丼を食べるのは何故か…抵抗がないんで…そこが不思議なんですけど…。

 オージー・ビーフも二度ほど買ってはみたものの、やっぱり国産牛の方が柔らかいし美味しい…。
だからどうしても、特売日を狙って国産牛を買ってしまいます。
特売でもグラムで考えれば…結構高いのにね…。

 今日また驚くべきアメリカのニュースを見ました。
これは米国の何処だかにある畜牛生産者の映像だったのですが、歩行困難になった牛をブルドーザーのようなもので起き上がらせ、無理矢理立たせておいて、農務省の検査官の目を誤魔化すという卑劣なものです。

 米国では歩行困難になった牛はBSEの疑いがあるので精肉できないことになっているそうですが、この生産者は検査官が来る時だけ牛を立ち上がらせて検査を受けさせていたそうです。

 ここの検査を行っていた検査官は、毎日同じ時刻に同じ時間だけ(約二時間ほどだそうですが…。)検査しに来ていたようで、歩行困難な牛をその時間だけ立たせておけば気付かれなかったとか…。
この悪質な生産者には腹が立ちますが、検査官も検査官、いかにもお役所仕事、任意時間で検査していれば、生産者もそんな誤魔化しはできなかったでしょうに…。

 悪事がばれて1億4千万ポンド(6350万2600kg…合ってるかな…?)回収となったようです。
けれど、すでに学校給食で大半が使われていたようで、なんともひどい話…。
未来を担う自国の子供たちの健康を何だと思っているのでしょう。

 日本には輸入されていないようですが、こんな事例が他にもあるとすれば、確かに検査はされていても、検査そのものが信じられないことになります。
輸出国の検査を信じて輸入を許可する国、そして、国の言うことを信じて買うしかない消費者にとっては…かなり怖い話ですねぇ…。