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みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

きょうから4月 世の中暗いので、またまた、藤井聡太七段ネタです。

2020年04月01日 | エンタメ

 またまた、藤井聡太七段ネタです。

 昨日、3月31日、ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント準々決勝で、菅井竜也八段を146手で下し、悲願のタイトル初挑戦へあと2勝となりましたが、これが千日手指し直しを含む10時間を超える死闘でした。

 興味深かったのが、記録係の方(中央)が、藤井七段の幼少期のライバル、中西 悠真 奨励会二段(4月から三段に昇段) のようだったことです。

 中西さんといえば

 そうです、2010年の「テーブルマークこども大会」の決勝で敗れ、大泣きしていた、あの泣き虫聡太を破った少年です。

 中西さんは、3月20日に行われた、王位戦挑決リーグ藤井七段ー上村五段戦でも、記録係を担当していました。


上村五段戦

 記録係は上位者になると希望も聞いてくれるみたいですから、中西二段は勉強と応援を兼ねて、進んで藤井七段の対局の記録係をかって出ているのかもしれません。なんか感動ものですね。4月から三段リーグに参戦ということですので、早くプロになって、藤井ー中西の対戦を見たいものです。

 で、対菅井八段戦ですが、予想通りの菅井の早指し対藤井の長考となり、大きく時間差の開いた対局となりました。残り時間は菅井1時間32分。藤井3分というところで、18時24分に千日手が成立。

 結局、指し直し局の持ち時間は菅井八段2時間29分、藤井七段1時間0分。A級棋士相手に、この時間差のハンデを物ともせず、勝ってしまうのですから恐ろしいです。

 あと、指し直し局の終盤戦が難解過ぎて、解説の藤井九段(竜王 3期)も、相手の菅井八段もわからないのに、藤井七段とAbemaの将棋AIだけが気がついた緩手で、藤井七段が時間が無いのに時間を使って考え込んだのを見て、菅井八段がそれまで負けを悟っていたのに、急に息を吹き返した態度になったのは面白かったです。

 というか、ヒヤヒヤしました。そのまま知らんふりをして、攻め続ければ結局優勢は変わらなかったようなのですが、そこに気づいてしまうのが天才たる悲哀なんですね。

 千日手局は131手。指し直し局は146手という死闘でした。

 これで、2019年度の対局が終わり、藤井七段は、勝率8割1分5厘、勝ち数53勝(12敗)でそれぞれ1位となりました。

 

 

 



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