田舎の家の庭は、ビオトープと愛称をつけているくらい季節ごとの花が次々に咲いていきます。
東京から戻ってきたら、花海棠(ハナカイドウ)が咲いていました。江戸時代初期に中国から渡来。15世紀に渡来した、実の大きな「実海棠(みかいどう)」に対して花が美しいので「花海棠」と命名されたそうです。
見たことのないものが育っていましたが、調べたら藤の花のつぼみでした。そういえばうっすら藤色をしているし、木がまさしく藤の木でした。藤棚で花が咲いているのしか見たことが無いのでわかりませんでした。
お昼から茂原市の桜の名所「茂原公園」に出かけました。
道を間違えて美術館裏の中部駐車場に駐車。丘の上に桜が見えます。
坂を上ったところが広場で、桜祭りの最中ということで屋台がたくさん出て、平日とはいえ花見客も多かったです。
そこを通り過ぎると、弁天池があり、この池の周りに桜が植えられています。
あいにく曇り空でしたが、桜は見事でした。
人ごみを避けて展望広場という小高い丘までのぼり、お弁当にしました。
おにぎりを持っていきました。これが一番ですね。
帰りに園内にある美術館と郷土資料館を見学しました。
「茂原庁南間人車軌道」の車両が展示されていました。
茂原庁南間人車軌道は明治42年(1909)10月に、房総鉄道(現在の外房線)茂原駅前から長南町台向までの約9kmの区間で開業。庁南町で生産される叺筵や米などの輸送を中心に、旅客の輸送も行なっていたとのこと。
籠を軌道にした感じですかね。8人乗りで車掌を兼ねた車夫2人で押したそうです。これは知らなかった。
公園内には春の桜をはじめ梅、ツツジ、アジサイ、もみじ等の四季を通じて楽しめるさまざまな樹木が植えられているそうで、また来てみたいです。