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みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

真空管ラインアンプ FX-AUDIO- TUBE-01J 続報 デジタルアンプ購入

2016年12月18日 | MUSIC

 真空管ラインアンプ FX-AUDIO- TUBE-01J を購入して、その効果(プラシーボ効果?)に非常に感激している毎日ですが、

FX-AUDIO- TUBE-01J

 せっかくの真空管プリ(ライン)アンプなのに、更にプリメインアンプをとおしたのでは、余計なプリ回路を通すことになり、本当の真空管アンプの効果が出ないのではないかとの疑問が。

 

 そこで、調子が今一つではあるが、まだまだ現役で働けるパワーアンプ 1988年発売  30年選手の YAMAHA A100 を引っ張り出して繋いでみました。

 レベルメーターが本格オーディオ風(実際YAMAHAのプロオーディオ機種に位置付けられていたようです)です。

 さすが、50W+50Wの大出力で、中低音の厚みが Lepy LP-V3S の中華アンプとは格段の差がありました。

 ただ、真空管ラインアンプ+アナログパワーアンプのセオリー通り、クリアーではありますが、更に音が丸くなって、なにか昔のいわゆるステレオコンポをきいているような音がします。

 また、せっかく省スペースなアンプの居場所が、どでかい(ハーフラックサイズですが、TUBE-01J があまりにも小さいので、そう感じます)パワーアンプで占領されてしまい、どうも、美的センスにあいません。

 そこで、TUBE-01J と同じ、省スペースなアンプをよせばいいのに物色することにしました。

候補は、
S.M.S.L 社 SA-36A Pro 


 

FX-AUDIO- FX202J 

 

 S.M.S.L社  SA-50

 

  どれも、D級 デジタルアンプで評判は上々です。

  ところが前2者は、出力が Lepy LP-V3S と同程度の出力20~25Wです。

  YAMAHA A100のハイパワーの音の厚みを聴いてしまった後では、信頼性で妥協して(前二者は、 TUBE-01J と同じ、日本のNFJがチューンを施して品質を保証した商品を売っていますので、初期不良を考えると安心して買えます)、小出力アンプを買っても後悔すると思い、危険を冒して 50W+50w の S.M.S.L のSA-50を購入しました(値段もだいぶ上がります)。

 S.M.S.L 社の共通の箱に入って届きます。

 片チャンネルの音が最初から出ないとか、ヒスノイズが大きいとか、ネガティブな評判もあるので、ヒヤヒヤしながらUSB-DACに直接つないで音出しをしてみると。

 これはびっくり。

 YAMAHA A100 の中低音の音の厚み+クリアな音像定位という、理想通りの音がしました。

 すごくいい音がします。出力も余裕で、ボリューム8時方向で、すでに、すごく大きな音がします。

 Lepy LP-V3S の音をすごく高級にした感じの値段通りの音です。

 こりゃ、真空管ラインアンプをつなげなくても、十分いけるんじゃないかと思って逆に最初からこれだけでよかったんじゃないかと、失敗感が頭をよぎります(SA-50はデジタルアンプらしからぬ丸い音がするとの評判ですから、真空管ラインアンプは無用の長物となってしまうのか)。

 そこで、真打登場。ラインアンプ F-AUDIO TUBE-01J を前段につないでみます。

 あれ、Lepy LP-V3S+TUBE-01J のときのような劇的な変化が感じられません。

 しかし、よく聴いてみると、差が見えてきました(音がみえるんかい!!)。

 S.M.S.L のSA-50 は、非常にクリアな音がして、USB-DAC のヘッドフォン端子に、ハイレゾ対応ヘッドフォンを直接つないで聞いた時のような音がスピーカーから流れます。ボーカルやそれぞれの楽器を空間にバシッと貼ったような音像定位です。レビューで聴き疲れがするというのが多かったのはこれだと思います。

 これに対して、TUBE-01Jをとおすと、そのバシッと定位されたそれぞれの音(特にボーカル)に立体感が出てくることが分かりました。

 TUBE-01J+SA-50の組み合わせは無駄ではありませんでした(これもプラシーボ効果か?)。

 なんといっても、このスピーカーにあった、小ささと統一感が美的センスに一致して満足です(もうちょっと横幅が欲しかったし、オレンジ色ももう少し派手な方が......)。

 真空管ラインアップとデジタルパワーアンプの構成、いわばハイブリッドのプリメインアンプということですね。

 同じようなコンセプトのイタリア製のプリメインアンプがあります。

 

 これ、50,000円ぐらいしますから、13,000円ぐらいで、これが試してみれる中華アンプ恐るべし。

 追伸:

1.S.M.S.L のSA-50のヒスノイズ(ホワイトノイズ)が気になるとのレビューが見かけられますが、確かにありますが、ボリュームを上げても大きくなるものではなく、スピーカーから30cmぐらい離れると全く気にならないぐらいの小さなものです。

2.Amazonのカスタマー Q&Aの一番上に、スピーカーコード接続には、バナナプラグ必須みたい回答が載っていたため、バナナプラグを買ってしまいましたが、普通の太さのコードならまったく必要ありません。余計な出費をしてしまいました。


 



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