先日導入した、Lumix GX7。標準レンズしか使っていなかったので、同梱の キットレンズ、LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm の実力を試してみました。
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この望遠レンズ、すごくコンパクトです。
(今回「ぼかし」がテーマなので、Zenfone 2 で撮って、GINPを使って周りをぼかしました。結構雰囲気出ますね。)
マイクロフォーサーズの175mmは、35mm換算でいえば、350mm。フルサイズ用のこんな↓巨大レンズ持って歩けないですよね。
(Canon EF 35-350mm f/3.5-5.6 USM L)
さっそく、コンパクトさを生かして、ショルダーバッグに詰め込み、神代植物公園に出かけました。
まず、写してびっくりしたのが、画像のクリアさです。
(クリックで画像が拡大されない場合は、Chromeなら右クリックで「あたらいいタブで画像を開く」で大画面で見てみてください。 Internet Explorer ではだめみたいです~つかえないブラウザだ。)
こんなに、字がくっきりと写るのは、今までにない体験でした。
背景が「ぼけるぼける!!」
マイクロフォーサーズは、センサーが小さいので、APC-Cやフルサイズに比べ、ボケにくいと言われています。
マイクロフォーサーズ規格のセンサーはAPC-Cの約70~80%(フルサイズと比べると半分)の大きさなので,同じ画角を得るための焦点距離も70~80%(フルサイズの半分)になる(だからレンズも短くできる)。
錯乱円(ボケ)の大きさは焦点距離の2乗に比例するので,この場合、ボケの大きさは49/100~64/100、つまり約1/2~3/5(フルサイズの1/4)になるのですが、望遠を使えばこの通り、十分に背景をボケさすことができますし、また、ボケの大きさはF値に反比例するので、理論上F値を1/2(フルサイズの1/4)に、絞りを開けてあげれば同様のボケを狙うことができるのです。
更に、センサーサイズが小さければ,同じ大きさに引き延ばすときに、その分余計に拡大する必要(APC-Cなら1.3倍、フルサイズなら2倍)があるので,その時ボケの大きさも同時に拡大される。結局、F値をそれぞれ、APC-Cなら3割がた、フルサイズなら1/2開けてあげればいいことになる。
つまり、F11で撮るところを11×0.7=7.7≒F8(フルサイズならF5.6)にしてあげれば良いことになります。
これが、マイクロフォーサーズとAPS-Cとのボケ量はF値1段分もないと言われている理由のようです。
ハナミズキは、花が咲く時期が長く、夏中楽しめていいですね。
秋分の日(9月23日)も近いので、彼岸花が真っ盛りです。
Youtube などで、カメラの解説の際に必ず出てくる「画角」ということば。
「画角」とは、カメラで撮影される写真に写される光景の範囲を角度で表したもので、視野角ともいうそうです。
いままで、コンデジを使っていると、「画角」なんて意識することなかったのですが、望遠レンズを使って、その言葉の必要性が身に沁みました。
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm は、名前通り、広角は35ミリ換算で、90mmなので、画角は27度しかありません。約1mから撮影できますが、このとき、撮影範囲は0.4m×0.27mの範囲しか写りません。
引きの絵を撮りたくとも、せいぜいこのくらいの範囲しか写すことができません。
やはり、望遠レンズをつけっぱなしにしておいては、さまざまな条件に対応できないため、イメージに合わせて標準レンズ等と交換する必要が生じてくるわけです。
標準のキットレンズは、GX VARIO PZ14-42mm ですから、広角端で28mm、画角が75度もあります。1mも離れれば1.29m×0.86m四方を写すことができます。
コンデジは、センサーサイズが小さくて、確かに味のある絵は撮れませんが、広角24mm(画角84度 1mで1.5×1m四方)から720mm(35mm換算)まで、1つのレンズでこなすのですから、大したものです。
汎用性を取るか、高画質をとるかの選択の問題ということですね。
でも、この立体感を経験してしまうと、コンデジにはなかなか戻れませんね。
パンパスグラス(シロガネヨシ)がいい色になっていました。
時期的に、花が少なくて残念だったのですが、それでも、結構楽しめました。
この表現力。ミラーレス1眼ならではです。
では、動画もどうぞ。スタビライザー持っていけばよかったと、後悔しました。
Windows 8.1 付属の Movie Maker って、写真取り込むと、だいぶ解像度が下がるみたいであまりきれいでないですね。