髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

納車と小旅行。

2009-09-07 | XL883N
2009年9月5日。
ついに念願の(2ヶ月だが)ハーレーダビッドソンXL883N、ブリリアントシルバーデニムの納車。

午前中の仕事をさっさと済ませて、ワクワクテカテカしながら、ヘルメットを持って徒歩でディーラーに。
しかし、暑すぎて不快指数120パーセントで店内に入った。
すぐにバイクにまたがって帰れると思っていたので、てっきりバイクは外に停めてあるのかと思っていたら、バイクは店内に置いてあった。
しかも、よく見てみると「髑髏様!納車おめでとうございます!」と書かれた看板があるう!

嫌な予感がする…。

まずは、営業のスタッフから書類などの説明を受ける。
なるほどなるほど。分かりました。ではさようなら…。
とは行かずに、次は担当のメカニックから、懇切丁寧な説明を受ける。
両方合わせて、けっこう時間がかかった(重要な説明なんだけど)。
想定の範囲外だった。
「説明を聞き終わるのは暗くなってからかな…」
と不安になったが、やや日が傾いたくらいで終わったので安心。
一つ、印象に残ったメカニックさんの一言。
「慣らし運転といっても、乗る人が慣れるのが先決ですよ。だから、あんまり難しいことは考えずに楽しく乗ってください」
まったくその通りだと思う。

予想通り、看板の前で記念撮影したw
それをプリントアウトしたものを、記念のアルバムに入れて渡してくれた。
しかし、これはとても良い記念になるな、と後で感じた。
どうもありがとうございました。

さて。いよいよ俺のハーレーを俺が運転する瞬間が近づいた。

スケジュールでは、
1・このまま発進して正面のガードレールに衝突して転倒。
2・左折に失敗し、エンストして転倒。
3・ウイリーしながら反対車線に飛び出して人生終了。
この3つの中から選ぶ予定だったが、俺のハーレーは俺の運転によって見事なラインを描いて左折した。
両足をばたばたと地面につけながら…。

教習所で仲良くなったCB750とは、まったく別次元の乗り物だよママン。

ともかく、曲がれない。
倒せないというのだろうか?

ともかく、納車初日だ。
それこそ、乗る人間の「慣らし」が必要だろう。
ビクビクと怯えながらも近所を20キロほど走って家路についた。
途中、近所の渋滞に巻き込まれ、早速渋滞の苦痛を味わう。
いやあ、これは苦しいです。エンジンが凄まじく熱い。
しかも、エンジン周辺から白煙がもうもうと立ち上がる(初めてエンジンに熱が入ったための初期症状だと思われる。色々なパーツが焼けているのだろう)。
ともかく、乗り味を語れるほど冷静な状態ではなかった。
恐らく、ギアは3速までしか入れていなかったと思う。

明けて翌日。
凄まじく快晴。



ゆるめに起床して、まったりと出発する。
ブルルン!と震えて目を覚ますエンジンが可愛い。
昨日は静かだな、と感じていたエンジン音は、東京の田舎ではやはり大きい。
二日目にして、ずいぶんと車体に慣れてきたようで、余裕を感じる。
色々なところで書かれているが、本当にこのバイクは
「ゆっくりと走りたくなる」
バイクだと感じる。
ドコドコと、心地よい振動をしっかりと確認しながら走る。

ぐるぐると近所を走りながら、ふらりと中央道の入り口へ。
乗っちまえ。財布に金はあったはずだ。
人生初の高速二輪走行。
今月末の名古屋遠征の練習だ。

「中央フリーウェイ♪」

と口ずさみながら進入した中央道は、渋滞していた。
途中から渋滞も解消し、80キロまで速度を出してみる。

恐ろしい…。時速80キロでこの風圧なのか。

とりあえず、サービスエリアごとに休憩しながら進んでみる。



時速80キロまではなんとか慣れたが、90~100キロになると、やはり恐怖を感じる。

楽しいのは時速80キロか。
色々なことを考えながら(楽しいことオンリー)、楽しく走れた。
まったくの普段着で乗っかってしまったので、反省もした(バタバタするシャツとかじゃダメだ)。
本日残っている仕事と疲労度と給油などのことを考えて、勝沼で降りて、初給油。
すぐにUターンして、帰路についた。
合計200キロくらい走った。

地元のコンビニに立ち寄って、各所をチェックしたが、異常なし。
まだ乗り始めたばかりのバイクだが、この機械は、乗れば乗るほどに味わいが深くなると思う。
職場が徒歩圏内なので、通勤に使えないのが残念だと心底思った。
「週末が待ち遠しくなる」
というのは本当だ。


↑「後ろ姿だけかい!」
というツッコミを頂きそうだが、XL883Nの美しさは、この細身な後姿にあると思う。
ディーラーの営業さんに、有無を言わせずに勧められたデグナーのサイドバッグは、納車初日から役に立った。
予定では、ちょうど一ヶ月で800キロを走り、初回点検に出そうと考えていたが、あっという間に800キロを越えそうな気がする。
それくらい楽しい。







コメント (2)
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